2018/08/17
災害時の歯科活動
皆さん、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・管理栄養士の加藤実沙子です。
とても暑い日が続きますね。皆さん汗をたくさんかきながら来院してくださいます。たなか歯科では冷房がしっかり効いておりますので、汗が冷えて寒かったらいつでも言ってください(^^)冷房を上げたりひざかけをご用意いたしますね!
さて今日は災害時の歯科の活動について
平成28年熊本地震、2011年には東日本大震災
先月は西日本豪雨により各地で膨大な被害がでました。
そのような災害時に歯科ではどんな活動をしているのかまとめました。
☆身元確認への協力
災害の犠牲者の方の身元確認作業を行います。生前の歯科治療の記録やレントゲンなどから身元の特定をします。
☆応急歯科診療
災害で診療が行えなくなると、痛みがあったり緊急に対処が出来なくなるので、避難所や高齢者施設に訪問し訪問診療を行います。
☆お口からの健康サポート支援
避難所生活でお口の中の衛生を守ることは難しく、特に高齢者になると、お口から感染症を起こすリスクにもつながります。そのため唾液を増やす運動や、お口のケアなどをすすめる支援を行います。
災害時は、歯磨きの回数が減ることや純分に磨けない事、ストレスや栄養の偏りで、歯茎の炎症が起こりやすいです。そこで避難生活で水も何もかも節約しなくてはいけない時の歯磨きの方法をお伝えします
① コップに少量の水を入れてその水で歯ブラシを濡らして歯を磨く
② 歯ブラシが汚れてきたらティッシュで汚れを拭きとり、また磨きます。
③ 最後にペットボトルの水で口をゆすぎます。
また、災害時に備えて、非常用持ち出しバックに入れておきたいアイテムです。
☆いつも愛用の歯ブラシ
☆歯間ブラシ、フロス
☆液体歯磨き
☆口腔ケアウェットティッシュ(うがいをする水がなくても歯磨きできます)
入れ歯を使用している場合は、、
入れ歯ケース、入れ歯歯ブラシ、洗浄剤なども欠かさずに用意することが大事です。
入れ歯を家に置いたまま避難してきて食事が出来なくなったり、治療途中の歯の付近が腫れてしまったり、災害の衝撃で歯をぶつけてしまったり、、災害時にはお口のお悩みがたくさん出てくるかと思います。そのようなときに災害時の歯科活動はとても重要になります。
たなか歯科のある東海地方はいたるところで大地震が起こると予言されています。災害に備えて準備をしておきましょう(^^
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手・管理栄養士 加藤実沙子
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