虫歯

当院の虫歯治療についての考え方

虫歯治療についての考え方 歯の治療というのは、削ったり神経を抜いたりといった治療で、歯医者が介入すればするほど、歯が弱ってしまい、寿命が短くなってしまいます。

実は、同じ大きさの虫歯治療でも、経過観察にするのか、どこまで削るのか、どこまで神経を残すのかなど、歯科医師によって考え方や治療方法が大きく変わります。

歯科医師の技術や知識、臨床の経験、そして1本の歯の重要性に対する認識の違いなどによって違いが生まれてしまうのです。

当院でもっとも大切にしているのが歯を残すための保存治療(歯をなるべく削らない、抜かないで残すための治療)です。

私は大学卒業後に、運良く保存治療専門の先生のもとで修行を行うことができ、歯を守る治療を学ぶことができました(大学で教わっていた時は、歯を削る量の大きさに驚いていたのです・・・)。

このページを読んでいただければ分かると思いますが、保存治療のためのこだわりは、患者様からは見えない部分が非常に多いです。

ただ、患者様からは見えない治療だからこそ誠実に行いたいと考えています。その意味では、虫歯治療が最も歯科医師の良心と技量が試される治療ではないでしょうか。


「回数・時間をかけてでも、できるだけ自分の歯を残したい」
「また痛みが再発するのは嫌だ!」
「簡単に削ってほしくない!」
「歯医者に通っていたけど、ずっと治らなかった虫歯をなんとかしたい」


そんな方は、当院にお任せ下さい。1本の歯を残すために全力を尽くします。

削らない治療へのこだわり

虫歯治療は、歯を削る量は最小限に抑え、かつ虫歯の部分を確実に除去することが重要です。感染部分を確実に取り除かないと、再発してしまうので取り残しは許されません。

逆に削りすぎると、歯の表面を保護している丈夫なエナメル質を減らしてしまい歯髄炎(神経の炎症、水がしみるなどの症状)が起こりやすくなるのです。

この、「なるべく削らない」「確実に虫歯を削る」を両方を実現するために、下記にこだわっています。

小さな虫歯は可能な限り経過観察に

初期の虫歯 ごく初期の虫歯であれば、削らなくてもフッ素塗布や、歯磨きによって虫歯の進行を止めることが可能です。

例えば「他の歯医者で削ったほうが良いと言われた」という虫歯も、経過観察で5年以上も進行しなかったということはよくあることです。

この見極めは歯科医師の考え方、経験によるところも大きいのですが、下記の機器や薬液も導入で、経験だけに頼らない判断方法を行っています。

1.ダイアグノデント(レーザーう蝕検知器)  ※う蝕=虫歯

ダイアグノデント(レーザーう蝕検知器) ダイアグノデントとは、虫歯の進行度をレーザーで診断できる最新の機器です。

虫歯の進行度合いを数値化して確認できるので、経験や勘だけに頼らずに診断をすることが可能なのです。

2.う蝕検知液

う蝕検知液歯 歯科医師の経験や上記の最新機器に加えて、さらに薬液でも虫歯をチェックすることにより、さらに診断の確実性を高めます。

診断の基準は多ければ多いほど正確な診断が可能となりますので、う蝕検知液も併用をしています。

浅い虫歯を精密に削るために

精密な治療 経過観察ではさすがに進行を食い止められないレベルの虫歯は、削らなくてはいけません。

確実に虫歯を取り除きながら、最小限の削る量にするために、精密な治療を行っています。

1.肉眼では見えないレベルの精密治療を可能にする拡大鏡

精密治療を可能にする拡大鏡 拡大鏡とは、その名の通り治療部位を拡大して目指するための機器です。

この機器を使用することで、肉眼では診ることができないレベルの精密な治療が可能です。つまり、最小限の削る量で、確実な虫歯除去を可能にします。

これまでは、歯科医師の経験と勘で削るのが主流でした。もしかしたら芸術的な手技を持つスーパーDrは存在するかもしれません。しかし、99.9%の歯科医師は、経験と勘だけでは虫歯の部位だけを確実に取り除くのは不可能でしょう。

拡大鏡は高価であること、使用するにはノウハウが必要なこと、慣れるまで目や身体が疲れることから使われないことが多いようですが、当院では虫歯治療の際には全ての歯科医師に使用を義務付けています。

2.最後の仕上げは、手間をかけドリルを使用しません

エキスカベーター 約95%程度の虫歯の部位はドリルで削りますが、なるべく無駄に歯を削らないために、最後の仕上げは「エキスカベーター」という器具を使用して、手作業で行います。

ドリルだと、繊細な感覚を感じることができずに、どうしても削りすぎてしまうからです。どうしても一手間はかかってしまうのですが、細かな当院のこだわりです。

3.部位によっては、さらに精密なレベルで仕上げを行います

部位によっては、超音波スケーラーという機器にダイヤモンドチップをつけて、非常に細かいレベルで仕上げを行います。

細かすぎて肉眼では削っている様子が分からないほどです。ですので、拡大鏡の使用が必須なのです。

深い虫歯でも、歯を最大限残すために

深い虫歯 神経まで到達しているような、自覚症状もかなりある虫歯の場合には、どうしても神経を抜かなくてはいけません。

神経を抜く治療は、神経の取り残しがないように確実に除去しなくてはなりません。取り残しがあると、痛みが再発してしまうからです。また、再発すると歯の寿命も著しく短くなります。

歯を残すことを前提とすると、この神経を取り除く根の治療が歯科治療の中でも非常に難易度が高い処置となるのです(そこまで歯を残すことを考えなければ、そこまで難しくはありませんが・・・)。

1.深い虫歯でも、神経を残すための処置にもこだわります

神経を抜かずに保存 神経を抜いてしまうと、歯が弱ってしまい将来的に抜歯になる確率が非常に高まります。

当院ではなるべく神経を抜かずに保存することを前提として治療を行います。

多くの歯科医師の先生に聞いたところ、実は当院は、平均的な歯科医院よりも抜髄処置(神経を抜く処置)が1/5~1/10程度しかないようです。つまり、神経を抜く患者さまが少ないということです。

これには、治療に対するアプローチに差があるからです。当院では、少し虫歯が深くても、いかに神経を残すか、いかに諦めないかという発想をしています。これが主流の発想とは逆なのです。この発想をすることで、削る量や削る回数まで変わるのです。

最初から神経を抜くと考えて治療計画を立てた方が時間もかからないし、患者さんの通院回数も減るかもしれません。しかし、長期的にみると歯を守ることができなくなってしまうのです。

当院では、普通では諦めてしまう神経が露出してしまっているような虫歯でも、最後まで諦めずに歯の保存にこだわります。

2.歯を守る、段階的に虫歯を取り除く治療法

神経まで達する虫歯の場合、一度に虫歯を全部とろうとすると神経は露出してしまい、神経を残せる確率はグッと減ってしまいます。そこであえて虫歯を一部残し、消毒作用のあるセメントで封鎖するという治療方法を行います。

数カ月後、外部と遮断された虫歯はセメントの消毒作用で進行を止めて硬くなります。神経は内部に「2次象牙質」という硬い組織を作りながら虫歯から離れていきます。

このタイミングで取り残した虫歯を除去することで、神経を残しながら虫歯を完全に取り除くことができまるのです。手間がかかるため、有効な治療法にも関わらずあまり行われていませんが、当院では歯を残すために導入しています。

3.再発を防ぐため、神経を抜く際も拡大鏡を使用して精密治療を行います

再発を防ぐ 歯の根の形態は、一般の方が思っているより遥かに複雑です。

根の神経を抜く処置は、この複雑な根に「リーマー」という器具を使用して、手作業で神経を取り除きます。

この作業を肉眼で確認をして、確実に神経を除去するのは至難の業です。そのため、拡大鏡を確実に使用するのです。

根の治療 実は、歯科治療ではこの神経の取り残しが原因で根の先に病巣ができてしまい、痛みが再発することが非常に多いのです。

過去に治療を受けた部位が再び痛み出し、「今度こそしっかり治したい」と初めて当院に来院される患者様が多数いらっしゃいます。

根の治療は、再発を防ぐために丁寧に行えば行うほど回数もかかります。しかし、時間がかかっても確実に今回の治療で治すことが、長期的に歯を守ることにつながります。頑張って、最後まで治療を行いましょう!

4.歯科医師の技術水準の向上

ドクター育成カリキュラム院長が出版して、ドクター育成カリキュラムは歯科専門部門で1位を獲得。

前述しましたが、歯を残そうとすると根の治療は難易度が高い治療となります。

そのため、当院では一般的な水準よりも、非常に高いレベルを歯科医師に要求して教育・訓練を行っています。

当院の基準を確実にクリアして、歯を残すための治療ができるようになってから、診療で患者さまの治療を行いますので、どの歯科医師にも安心しておまかせいただけます。

最も有効な歯を残す方法は、予防と早期発見

いくら虫歯治療にこだわるよりも、歯を残すには虫歯にならないほうが歯の保存のためには有効です。

当院では、4ヶ月に1回の定期検診をお勧めしています。歯石を除去して虫歯予防・歯周病予防を行ったり、虫歯を早期発見するだけでなく、虫歯にならないようにご自宅でのケア方法や食習慣、歯磨きの方法などをアドバイスしています。

歯を守るために、予防の面でもサポートいたします!

検診のみのご予約も可能ですので、お気軽に予約をお取り下さい!

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