2018/07/10
歯磨きが赤ちゃんを救う!
みなさんこんにちは!
千種区たなか歯科クリニック、歯科衛生士の小栗沙紀です!
最近とっても暑くなって来ましたね!夏本番という感じでおうちではエアコンも欠かせない日々になって来ました、、、
みなさん体調はいかがですか?元気に過ごしていますでしょうか?
今日は妊娠と歯周病の関係性についてお話ししたいと思います。
妊娠トラブルの予防は歯周病の予防・治療が大切ということをみなさんは知っていますでしょうか?
歯周病と早産・低体重出産の関係性は、1996年にアメリカで初めて報告されてから、世界各国でたくさんの研究が行われているみたいです。
2017年の研究では、健康な人に比べて、歯周病にかかっている人の早産・低体重出産の危険率は2.83倍、早産の危険率は2.27倍、低体重児出産に対する危険率は4.03倍であるという報告があります。
このことからもやはり、歯周病は、早産や低体重児出産の危険性を高めてしまうということがわかりますね(°_°)
では、どのようなメカニズムで歯周病が早産や低体重児出産、胎児の成長不足をもたらすのでしょうか?
まず歯周病になると、歯を支える歯周組織(歯茎や歯を支える骨、靱帯など)に炎症性物質を作ったり、歯周病菌が増えたりします。すると歯周ポケットの内面から菌が血流の中に入り、体の中へと運ばれていきます。そして胎盤や子宮へと感染し、お腹の中の胎児に直接感染を起こします。そのため、早産や低体重児出産、胎児の成長不足が起こるのです。
では、歯周病予防、治療には何をしたら良いか、、、?
歯医者さんで歯石とり?クリーニング?
もちろんそれも大切ですが、毎日の歯磨きが大切です!!
日々なんとなく行っている歯磨きですが、実は歯磨きってとても難しいことなんです。歯磨きにはコツがあり、人それぞれの癖、苦手部位があります。
自分のどこが苦手部位か、自分にはどんな磨き方の癖があるか私たちと一緒に見つけませんか?(^^)
妊娠がわかってからの歯周病予防では遅いです。−1歳、いや、−2歳からの予防が大切だと言われています。また、母親になる女性だけの問題でもありません。夫婦での予防がとっても大切です!
元気な赤ちゃんを産むために、ご夫婦2人で歯周病予防をしていきましょう!
ぜひ私たちにもお手伝いさせてください♩
お口の中の健康状態を意識することは、妊娠トラブルの予防につながるだけではなくて、生まれてくる子供のお口の健康を守る意識にもつながると思います。
ご家族みんなでお口からの健康を目指しましょう!
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 小栗沙紀
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