2017/12/20
麻酔を味方に
皆さん、こんにちは
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・管理栄養士の加藤実沙子です。
12月中旬になり、今まで不足していたインフルエンザのワクチンが増えたそうです。私も先日打ってきましたが、やはり注射はいくつになっても怖いものですね( ..)
さて今日は治療の際に使用する麻酔についてです。
歯科が怖いと感じている人の中には麻酔が怖い!!!という人の多いはずです。しかし、昔と比べて今は細い針が開発され痛みは少なくなってきていると言われています。
歯科での歯茎の注射のことを正式には局所麻酔と呼びます。治療の必要がある局所に麻酔薬を作用させて一時的に感覚を消失させる方法です。
大きく分けて、3つの方法があります。
(1)表面麻酔法
麻酔薬を歯茎に塗って表面の感覚を麻痺させる方法です。当院では、表面麻酔のあとに実際に注射をしています。そうすることで、痛みを全く感じない状態を作ることが出来ます。
(2)浸潤麻酔法
痛みをとりたい部分の歯肉に麻酔薬を注射する、いわゆる歯科の麻酔です。必要に応じて表面麻酔を用いたり、電動式注射器を使って浸透させていきます。お子さんが見たらとても怖い見た目かもしれませんね。
(3)伝達麻酔法
下顎の奥歯は麻酔が比較的効きにくい場所です。そこでこの部分の治療を行う場合には浸潤麻酔に加えて伝達麻酔という方法を用いることがあります。通常の浸潤麻酔が2~3時間かかるのに対して、伝達麻酔は5~6時間かかります。親知らずの抜歯等にも使われる麻酔です。
虫歯の治療で痛みを感じるかもしれない、、、と恐怖におびえて治療するよりも、麻酔を頑張れば、患者様もドクターも安心して治療に臨むことが出来ます。
また、麻酔をすることで、心臓がどきどきすることがありますが、これは麻酔薬に含まれているアドレナリンが血管を収縮させているからです。麻酔への不安から余計ドキドキされる方もいるので、麻酔をした時に休憩したい方は、遠慮なく申し出てくださいね^ ^また、当日気分がすぐれない時も、麻酔で気分が悪くなることもあるので、事前に言っておいてくださると助かります^ ^
麻酔を味方につけて、リラックスして治療に臨みましょう!
歯科助手・管理栄養士 加藤実沙子
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