2017/11/22
歯医者さんとタバコのお話
こんにちは!千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の増田です。
今回は「歯科と禁煙」についての紹介をします。
え?どうして歯医者と禁煙って何の関係があるの?そのように思われる方もいらっしゃると思います。
実は、とっても密接な関係があるのです!
タバコの煙の中には約4000種類の化学物質が含まれています
そのうち、約250種類が有害物質で、発がん物質が約70種類といわれています!
一方、タバコは周りの人の健康にも害を及ぼします。
「受動喫煙」はその場にいる人がタバコの煙を吸い、悪影響を受けますが、さらに問題となっているのが
「三次喫煙」とよばれるものです。
目の前にタバコを吸っている人がいなくても、タバコの煙が充満していた、匂いがついている場所(車の中やカラオケボックス)などでも健康への影響が問題視されています。
喫煙することにより、がんや呼吸器疾患などの病気になりやすいことが研究により報告されていますが、
「歯を失うリスク」にも大きな影響を及ぼしています。
喫煙者がと9本以上の歯を失うリスクは、健康な人に比べて約2倍という研究結果もでています。
喫煙に関連して起こる歯周炎にはこんな特徴があります
1. 喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病になりやすく、進行もしやすいです。
2. 非喫煙者と歯垢の付着量や細菌の量が同じでも、喫煙者の方がより、
歯周組織が破壊されやすいです。
3. 歯肉の毛細血管がタバコの有害物質の影響で収縮し、血行が悪くなり、
歯垢が溜まっていても出血しにくくなります。それによって、歯磨きがおろそかになり、
気づいたときには歯周病がかなり進行してしまいます
禁煙外来に行く前に、まずは身近な歯医者さんで禁煙の仕方を学んで頂けるとコストも手間もかかりません♪
「そろそろ、タバコやめた方がいいかな~」そのようにお考えの方は、ぜひ、歯科衛生士にご質問ください(^^)/
たなか歯科クリニック
歯科衛生士 増田麻里
月別アーカイブ
- 2017年12月 (5)
- 2017年11月 (19)
- 2017年10月 (21)
- 2017年9月 (20)
- 2017年8月 (17)
- 2017年7月 (20)
- 2017年6月 (20)
- 2017年5月 (21)
- 2017年4月 (20)
- 2017年3月 (21)
- 2017年2月 (19)
- 2017年1月 (18)
- 2016年12月 (20)
- 2016年11月 (21)
- 2016年10月 (21)
- 2016年9月 (20)
- 2016年8月 (19)
- 2016年7月 (21)
- 2016年6月 (17)
- 2016年5月 (19)
- 2016年4月 (18)
- 2016年3月 (18)
- 2016年2月 (20)
- 2016年1月 (19)
- 2015年12月 (17)
- 2015年11月 (17)
- 2015年10月 (16)
- 2015年9月 (17)
- 2015年8月 (16)
- 2015年7月 (21)
- 2015年6月 (20)
- 2015年5月 (19)
- 2015年4月 (20)
- 2015年3月 (21)
- 2015年2月 (18)
- 2015年1月 (19)
- 2014年11月 (7)
- 2014年10月 (9)
このページの上へ ▲