2017/05/17
知覚過敏 その2
みなさん、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の久野綾香です。
さて、前回の知覚過敏についてのつづきです。どんな場合にしみる症状は起こるのでしょうか?
1、歯肉の退縮(歯茎下がり)
歯ぐきの位置は、加齢とともにどうしても少しづつ下がってきます。それに伴い、歯の根っこの一部がむき出しになりま す。すると、温度変化等の刺激で、痛みが出ます。
2、歯の破折
破折することにより、残っている歯に亀裂が入ることもあります。亀裂の状態にもよりますが、歯の神経の部分まで最近 が侵入して炎症を起こすこともあります。
3、歯がすり減ることにより起こる象牙質露出
経年的に歯を使っていれば、わずかづつではありますが、すり減ってきます。すり減りの大きさは様々ですが、大きくす り減ってもしみる症状がそこまで出ないこともあります。逆もしかりです。
4、歯が溶けることによる象牙質露出
歯の表面のエナメル質は、pH5.5程度で溶け始めます。私たちの周りの食べ物や飲み物の多くは、酸性です。主な飲み物 のpHとしては、お水...7.0、緑茶...6.2、牛乳...6,8、ビール...4.3、オレンジジュース...4.0、スポーツ飲料...3.8、などなど です。炭酸飲料などを長時間かけて飲むような習慣があると心配です。
5、虫歯の治療に伴う知覚過敏
6、ホワイトニングに伴う知覚過敏
この場合は、ホワイトニング治療が終了すれば、症状が治まってくるのが通例です。
皆さんはしみたりの症状はないでしょうか?
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 久野綾香
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