2017/04/19
たばこと歯周病
皆さん、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・管理栄養士の加藤実沙子です。
本日は、喫煙と歯に関するお話をします。
喫煙をしている皆様は、きっと一度は「体のためにもやめなきゃな、、」と考えたことがあると思います。
お金が溜まるし、健康になれるし、においも気にならなくなる、、、など
禁煙をすると、いいこと尽くめです!!
その中の一つに「歯周病の改善」が実はあるのです!!
たばこの最初の通り道が、口腔であり、一番の影響を受けてしまいます。
たばこの煙中の有害物質は、口腔粘膜、歯肉から吸収され、様々な症状をもたらします。
ニコチンによる血管収縮作用によって、歯肉の血流量の低下、酸素分圧の低下が起こり、歯肉の発赤や膨張、出血が軽度になります。また、有害物質によって、歯肉が硬くなり、肥厚していきます。これが、重度の歯周病になる大きな落とし穴なのです。。。
出血や腫れるなどの症状が出にくいため、歯周病の発見が遅れ、気づいたときには重度、または歯が抜けてしまってから気づくという方もいらっしゃいます。
抜けてしまっては、もう歯は二度と生えてはきません。後悔しても遅いのです。
歯周病が進行していると、抜けてしまった後に歯を支えていた骨も減少しています。そうなると、インプラントもできなくなってしまいます。
また、有害物質からのヤニ、歯肉へのメラニン色素沈着で、歯は茶色く、歯ぐきは赤黒くなってしまいます、、女性ならなおさら気にされる方が多いかと思います、、。
すぐに禁煙は難しいかとは思いますので、まずは定期健診で歯の状態を定期的に診てもらい、徐々に禁煙ができるようになったら良いかと思います。
健康のためにも、財布のためにも、歯のためにも禁煙が大事です(^^)/
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手・管理栄養士 加藤実沙子
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