2017/04/17
たまねぎの栄養
皆さんこんにちは。
千種区 たなか歯科クリニック 鈴木友梨です。
春になるとスーパーで新玉ねぎを見かけるようになりますよね。
甘く、みずみずしい新玉ねぎは苦味もなく、玉ねぎが苦手な人にも食べやすいと思います。
新玉ねぎと普通の玉ねぎの違いは何でしょうか?
普通の玉ねぎは、玉ねぎは、春まき又は秋まきで栽培される「黄玉ねぎ」の品種になります。
茶色い見た目は、表面を乾燥させたもので保存性を高めるためで、その後、出荷されます。
一方、新玉ねぎは、春に旬を迎える「白玉ねぎ」の品種になり瑞々しく、独特の甘みがあり辛味が少ないことが特徴です。
新玉ねぎは瑞々しいあまり乾燥には向いていませんので、玉ねぎに比べ日持ちがしないのです。
新玉ねぎは乾燥処理をせず採れたてをそのまま出荷しているのです。
栄養素は全く同じです。
では、なぜ春になると新玉ねぎに注目が集まるのでしょうか?
それは、生で摂取しやすいからなのです。
新玉ねぎは辛味が少ないので生で食べると玉ねぎのシャキシャキした独特の食感と甘味が堪能できます。
生で食べることは玉ねぎの代表栄養素である「ビタミンB1」と「硫化アリル」をよりよく摂取できる食べ方なんです。
ビダミンB1は炭水化物をエネルギーとして分解する際に必要な大切な成分なんですね。
一方、「硫化アリル」は辛味の原因となる成分であり、玉ねぎを切る時に、目が痛くなる原因物質になりますが、
血液をサラサラにしてくれる効果が期待できます。
ですが、この優秀な栄養成分は水にさらしたり、熱を加えることにより、失われてしまうのです。
つまり、玉ねぎの栄養成分をしっかり摂取するには、生で食べることが一番です。
生で食べるとなると、やっぱり食べやすいのは新玉ねぎなんですね。
旬の野菜を食べてたっぷり栄養をつけましょう。
千種区 たなか歯科クリニック
受付 管理栄養士 鈴木友梨
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