スタッフブログ

2017/03/24
フッ化物は様々なところに

皆さん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニックの歯科衛生士、美頭英里佳です。
今回はフッ化物についてのお話です。
フッ化物は生命と健康の維持に欠かせないものであり、WHO(世界保健機関)とFAO(食糧農業機関)は「必須栄養素」と位置付けています。必要とされるフッ化物の量はごく僅かですが、体の中の硬組織といわれる歯や骨を作るには欠かせない物質です。
フッ化物は天然に含まれている物質で、土や沼、湖や川の水、海水など、自然の環境に多く分布しています。フッ化物というと、歯磨き剤の中に入っているイメージが強いですが、実は私たちが普段口にしている食品の中にも含まれているのです。
フッ化物が含まれている食品
魚介、海藻、穀物、いも、野菜や果物、肉、乳製品、砂糖、食塩、味噌、お茶など
上記の中でも、魚介、食塩、お茶のフッ化物濃度は高いと言われています。特に緑茶の葉っぱには多く含まれており、食品の中でずば抜けて高く、フッ化物は抽出した緑茶にももちろん含まれています。
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ちなみに、フッ化物は70〜90%胃で吸収されますが、吸収された大部分はからだから排出されてしまいます。残りは硬組織である歯や骨に沈着します。しかし、沈着したフッ化物は永久的ではなく、移行して排出されてしまいます。
食品からフッ化物をたくさん摂取することは難しそうですね(^^;)
虫歯予防にフッ化物を活用する場合は、フッ化物を歯に取り込むことが重要となります。フッ素入りの歯磨き剤を使用すると、日々の歯磨きでフッ化物を歯に取り込むことができるため、おすすめです!
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 美頭英里佳

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