2016/09/09
噛みしめ・歯ぎしりについて
皆さま、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科助手の小園麗華です。
9月に突入しましたね。早朝と夜は涼しい日もあって、そろそろ秋が近づいてきたな~と感じるようになりました。
今日は『食いしばり・歯ぎしり』についてお話しします。
皆さん、無意識の時のお口の中はどうなっているかご存知ですか。ほとんどの方が想像したこともないかと思います。上の歯と下の歯が接触している時間は1日トータルどれくらいか考えてみてください。実は何もしていない時、私たちの上下の歯は本来接触していないと言われています。唇は閉じていても歯は接触していません。また1日の接触時間をトータルしても、わずか20分以下なんです。
私は何か作業に夢中になっていたり、気づくと歯を食いしばっていることがあります。歯を合わせている癖があると歯や歯の周囲の組織に過剰負担を強いていることになるため、意識してやめるようにしています。
そして、よく患者様が気づいていないことが多いのが、睡眠中の食いしばり・歯ぎしりです。寝ている間は他の人から言われない限り、自分ではなかなか気づけませんよね。初診でいらっしゃって、食いしばりを指摘されて初めて「え!私ってそうだったの!?」と気づく方も多いです。お話を聞いてみれば、そういえば朝起きた時に肩が凝ってたり、顎が疲れている...という方も中にはいらっしゃいました。
先生は何を見て分かるかというと、強い噛み締めや歯ぎしりなどで歯の表面が磨り減ったり、時には歯が欠けてしまったり、咬頬線といって口の中の頬側に線が表れたり、歯頸部が楔状に削れてしまったり...と色んな症状がお口の中に表れます。
そのような食いしばりや歯軋りは、マウスピース(ナイトガード)を作って、歯への負担を減らす方法もあります。気になる方はぜひ一度、当院スタッフへご相談下さい。
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手 小園麗華
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