2016/07/06
治療工程表
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
これは、私たちが『治療工程表』と呼んでいるものです。
その名のとおり、患者様の今後の治療予定が表として記されています。これを見れば、
・どの歯を治療するのか?
・どんな内容の治療を行うのか?
・幾つくらい被せ物を作製するのか?
・どのような順番・流れで治療を進めるのか?
・いつ位まで治療をしなければならないのか?
・現在は、計画の どのあたりまで進んだのか?
などが、ひと目でわかるようになっています!
『今、どんな治療をされているのか全然わからない...』、『治療の先が見えなくて不安...』という、患者様のお悩みを解消すべく作られたもので、主に "初診患者様" "長期にわたる治療が必要な患者様" にお渡ししています。
この治療計画も綿密に考えて作られていて、"最終的なゴール"を いかに素晴らしいものにするかを明確にして、そこに向かって工程を組み立てていきます。
これは建築物に当てはめて考えると理解しやすく、
① まずは、しっかりした基礎工事を行い(保存不可能な歯の抜去、歯茎・歯並びの状態改善)
② 建築物の骨組みとなるものを作り(虫歯除去、根の治療、土台補強)
③ 最後に、内装・外装をきれいにする(被せ物の作製)
といった基本的な順番をふまえないと最終的に出来上がる建築物、すなわち治療のゴールが望ましくないものになってしまいます。だから、早急に被せ物を作り始めることなく、着実に治療を進めていく必要があるんですね♪
治療工程表は、当院のDrが集まって X線写真・口腔内写真・問診票・模型・歯周検査結果などを元に 毎朝 "症例検討会" を行い、それに基づいて立てられます(だから、資料どりも大切なんです)。各Dr達は、昼休みや診療後には いつも資料と向き合いながら 日々たくさんの治療計画を作成していて、その姿が医院の日常となっています。
この治療工程はあくまで目安であり、もちろん患者様の症状や 治療中の再評価によって、順番の変更や内容の修正もあります。でも、ゴールがきちんと定まっていれば、多少道すじが変わっても大きなブレは生じません。お困りな点・疑問なことがありましたら、何でも私たちにおっしゃってください!
そして、その目指すゴールに辿り着いた後も大切! その良い状態を維持していくためのメンテナンスもバッチリ行っていきましょう♪
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
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