2016/07/04
お口の中の銀歯が、金属アレルギーを引き起こす!?
皆さん、こんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の福田有花です。
さて、皆さんは「メタルフリー」という言葉を聞いたことはありますか?
お口の中で金属を使用しない治療のことを「メタルフリー」と言います。近年、金属は体に害を及ぼすとされていることから世界的にメタルフリーの治療が注目されています。
しかしながら、日本の歯科治療では保険診療において認められている素材が、インレーやクラウンと呼ばれるいわゆる銀歯の素材しか選ぶことが出来ません。金銀パラジウム合金で作られた銀歯は、実は金属アレルギーを引き起こすリスクが潜んでいるのをご存知でしょうか?
金属アレルギーはネックレスやピアスなどのアクセサリーに限らず、お口の中でも起こる危険性があるのです!!
お口の中にある金属は、長い年月をかけて金属イオンが少しずつ溶け出していき、体内に蓄積されていきます。そのため、常に金属の被爆を受けている状態なのです。今現在、金属アレルギーを発症していなくとも、ある一定量の被爆を超えるとアレルギーは発症します。そのため、お口の中に金属がある方は将来的に金属アレルギーになる可能性があるかもしれません。
(↑上の前歯の歯茎が黒くなっているのは、金属イオンが溶け出しているからです)
当院にも金属アレルギーに悩む患者様がいらっしゃいます。残念ながら、保険診療では大きく歯を削った場合、金属で歯を補う治療しか認められていません。しかし、保険外の診療ではセラミックなどの体に安全で優しい材質を選択していただくことが可能です。
メタルフリーにすることで、金属アレルギーの心配やリスクから解放され、毎日のお食事や生活がより楽しくなることが私たちの願いです!安全で体に害がないメタルフリーの治療をご希望の方は、是非一度ご相談ください。お待ちしております。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 福田有花
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