2016/06/20
歯と長生きの関係②
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
前回の私のスタッフブログで、『歯を大切にする人は長生きする』とお伝えしましたが、なんと2500年前もの紀元前にも その重要性を知り、実践していた方がいたんですよ!
その人の名は『ヒポクラテス』。古代ギリシャのお医者さんです。
医学を、それまでの原始的な迷信や呪術から切り離し、臨床と観察を重んじる経験科学へと発展させた"医学の父"とも称される偉人であり、彼の説いた"ヒポクラテスの誓い"という、医師の倫理・任務などについてのギリシャ神への宣誓文は、現在においても医療従事者にとって色あせることの無い指針となっています。
そんな、ヒポクラテス先生。お医者さんとして沢山の方を診ていると、長生きの方に共通するある事に気づきました。
「長生きする方々は皆、沢山の歯を持っている! という事は...、健康な者は歯が丈夫で、老齢になっても保たれるんだ!!」
そこで、ヒポクラテス先生も自分自身の歯を大切にするようにし、実に83〜109歳位まで生きたそうです。当時の古代ローマ人の平均寿命が20代だったのを考えると、まさに驚異的長寿!!
他にも、歯を大切にして長生きなさった有名な方がいます。
南総里見八犬伝で有名な『滝沢馬琴』さんは、「老年になっても歯がしっかりしている人は長生きできる」という言葉を残し、江戸時代では異例の82歳まで生きたそうです。
また、日本を代表する宝飾品ブランド ミキモト の創始者で真珠王の『御木本幸吉』氏は、「お金は歯科にかけよ!」と ご自分のお口の中のメンテナンスを徹底し、96歳まで第一線で活躍なさったそうです。
かつての賢者達のように、現代に生きる我々も歯の大切さを理解し、実践していきたいですね。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
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