2016/04/19
診断のために必要な検査・資料
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
歯医者さんって、色々と検査をしますよね? 正確に症状を把握し、適切な診断をしたうえで治療方針をたてるには、資料採りが欠かせません。特に、初めて来院されたり、久しぶりにいらっしゃった患者様は、お口の中全体の状況を診断するための一連の検査が必要となります。
今回は、どんな検査があってそれぞれにどのような意味があるのかを、基本的な検査を例に挙げて解説していきましょう。
①問診
患者様とお話をして、情報収集をしたり、信頼関係を確立することです。主訴(何が一番気になるのか?)、既往歴(その症状に至った経緯)、全身状態(他の病気や服用薬がないか)、要望、などを確認します。
②X線写真
視診だけでは分からない、歯・骨・被せ物 の状態を診断します。全体の状況を診るための"パノラマX線写真"、部分的な詳しい診査のための"デンタルX線写真"、矯正治療のための"セファロX線写真"、三次元的な診断のための"CT撮影"などがあります。
③歯周組織検査
歯周病の有無や進行程度を把握します。また、プラークコントロールや お口の中の細菌の状態も確認します。
④口腔内写真検査
お口の中を様々な方向から撮影して、その時の状態を記録します。顔貌写真も撮って参考にすることもあります。
⑤診断用模型
型採りをして模型を作り、肉眼や写真ではわかりにくい 噛み合わせや各形態などを客観的に診査します。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
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