2016/03/16
治療した歯①
皆様、こんにちは。千種区 たなか歯科クリニック 歯科衛生士 山井知美です。
桜も咲き始めていますね。毎年、お花見に欠かさず行くようにしていますが夜はさすがに寒いです。風邪をひかないように注意です。
治療した歯について今回はお話し致します。治療してから冷たい物がしみるようになったという話を治療後聞くことがあります。歯の神経の近くまで虫歯がある場合、治療後にしみる症状はどうしてもでやすいのです。
歯を守るために神経を残せるように慎重に虫歯に感染した象牙質を除去し、神経の保護のため薄くセメントをつめて仮の蓋をします。(場合によってはセメントを詰めない場合もあります。)予後症状がなければかぶせ物をします。症状が続くようなら神経をとらなければなりません。
神経を取った歯は栄養分が歯の組織に行かなくなりそのため枯れ木のようにボソボソになるので破折しやすくなります。そのため歯の寿命が短くなるので歯科医師はできるだけ歯の神経を残す治療に最善を尽くします。
ただどうしても冷たい物がしみる症状は出やすくなります。かぶせ物をしてからもこの症状はしばらく続きますがいずれはおさまっていきます。(しみる症状が治まる期間には個人差があり半年、1年かかる方もいます)
検診時に症状のチェックもおこないますので定期検診もかかさず受けましょう
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 山井知美
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