2016/01/27
唾液検査を行う理由
皆さん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の福田有花です。
近年、予防歯科が脚光を浴び、歯科医院は「歯を削り治療をする」場所から「歯を守り予防をする」場所へと変わってきました。当院でも「唾液検査」を導入して、本格的に予防歯科に取り組んでいます。
では、なぜ「唾液検査」を行う必要があるのでしょうか?
一般的に痛みがあって歯科医院に受診すると、歯科医師が口の中を見て、虫歯を削る。これが今までの歯科医院の姿でした。しかし、同じ医療現場である医科を受診しても、いきなり医師による治療が始まることはありません。内科であれば、まず体温、血圧、必要であれば血液検査を行うなど、診断および治療方法を決定していくために欠かすことのできない情報を正確に揃えた上で治療を進めていきます。これが医療の常識であり、本当の姿だと思いました。
そのため、歯科の分野でも唾液検査を行い、
①今、虫歯や歯周病があるのか
②今、虫歯や歯周病はない人が将来、虫歯や歯周病になるのか
③虫歯や歯周病の治療が終了した人に虫歯や歯周病が再発するのか
上記3つの事柄を知り、患者様一人一人のお口のリスクに合わせた治療内容をご提案していきたいと思っています。リスクに応じて処置を行っていくため、今まで以上にオーダーメイドの治療も可能になりました。
「ご自分の歯で生涯おいしい食事をしたい方」「繰り返しの虫歯治療をしたくない方」「歯の予防を本気でしたい方」こんな方はぜひ唾液検査を体験してみてください!本当の予防を行うには、まずはご自分のお口の中のリスクを知ることから始まります。ご興味のある方は是非スタッフまでお声掛けください。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 福田有花
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