2015/11/20
フッ素で虫歯予防をしよう!
皆さん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の福田有花です。
市販で売られているほとんどの歯磨き粉には、フッ素が入っています。歯科医院でも定期健診でフッ素塗布をしますので、多くの方がフッ素の存在を知っていると思います。
実は、フッ素は歯磨き粉だけでなく食品にも含まれているのはご存知でしょうか?
身近な食材には、魚介類、海藻に多く含まれており、牛肉や果物などにもフッ素が含まれています。緑茶の葉(乾燥体)には、特に多くのフッ素が含まれているそうです。私たちは日常の中で、知らず知らずのうちに、フッ素を取り込んでいるのですね!
フッ素は虫歯予防のために、大切な役割を果たしています。
《フッ素の効果》
●酸の産生を抑制
虫歯は虫歯菌の出した酸によって歯が溶かされていきます。フッ素を塗ることで、虫歯菌の活動を抑え、酸の量を減らすことが出来ます。
●再石灰化の促進
歯は食事のたびにミネラルやカルシウムが溶け出し(脱灰)、唾液や歯磨きによって溶け出した成分を元に戻します(再石灰化)。フッ素の効果で再石灰化を促すことが出来ます。
●歯質強化
歯の表面を酸に溶けにくい硬い表面にしてくれます。歯が強くなることで、歯からミネラルやカルシウムが溶け出しにくくなり、虫歯の発生を防ぎます。
フッ素には虫歯の発生を防ぐ効果がありますので、定期的に歯科医院でフッ素を塗ることをお勧めします!皆様、ぜひ定期検診にお越しください!
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 福田有花
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