2015/10/06
永久歯の色
皆さんこんにちは!たなか歯科クリニック、歯科衛生士の杉田有希です。
小さいお子さんをお持ちの方は、新しく永久歯(大人の歯)が生えてきて、なんだか黄色っぽいなと感じたことはありませんか?乳歯(子供の歯)との色の違いに驚いて、心配される方も結構いらっしゃいます。
乳歯と比べて永久歯が黄色っぽいのは、普通のことです。歯の表面は「エナメル質」という、かたい殻で覆われています。実は、このエナメル質というのは半透明なのです。
このエナメル質の内側には「象牙質」という組織があり、これは、黄色っぽい色をしています。それがエナメル質に透けて見えるので、歯は、真っ白ではなく、少し黄色味がかった色をしているのです。乳歯に比べて、永久歯は象牙質が大きく分厚いので、より黄色っぽく見えるわけですね!
それとは別に、歯にくっついた汚れによって黄色っぽく見えていることもあります。さらに、放っておくと、汚れがオレンジ色のようになっていく場合があります。この場合は特にむし歯に注意です!かなり頑固にくっついていて、なかなかハブラシで落とせないこともあります。
そうなる前に、汚れがやわらかく新しいうちに、きれいに落としましょう!磨き方のコツをつかめば、短時間でもピカピカに磨けるようになります☆
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 杉田有希
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