2015/03/14
LA滞在記②
皆さん、こんにちは。歯科衛生士の福田有花です。
今日はホワイトデーですね。女性陣は男性陣からバレンタインのお返しをいただき大喜び(*^_^*)
嬉しいひとときでした!
さて、今日はLA滞在記2日目をお届けします。
LA2日目のメインイベントは、現地の歯科衛生士さんとの英字論文の抄読会。
抄読会(しょうどくかい)とは、医療従事者でないと聞き慣れない言葉だと思いますが、現代語に訳せば「難しい内容の言葉を読み合う会」という意味になります。
今回の抄読会に選ばれた論文は、アクセルソンのメンテナンス長期症例に関する英字論文です。
現地の歯科衛生士さんがこの論文を選んでくださったのですが、30年もの長期症例の論文はなかなかないとのこと。初めての英字論文に悪戦苦闘しながら、この日のために何ヵ月も前から準備をしてきました。22名の受講生が翻訳した論文がコレ↓なんともすごい量です。
翻訳するのも一苦労でしたが、全員分の論文に目を通すのにも時間がかかりました。
今回の旅行でお世話になった上原旅行社さんのオフィスをお借りして、抄読会がスタート!!
現地のベテラン歯科衛生士のお二人は、事前に16個の質問を用意していたようで、ランダムで指名され回答していきました。いつ指名されるかドキドキで緊張をしましたが、とても楽しい抄読会でした。抄読会のおかげで、医学英語が身についたように思います。それに、英字論文の翻訳は難しかったですが、初めて英語が楽しいと感じました!やはり新しいことにトライするのが好きなようです(*^_^*)
抄読会の最後には、お二人から"歯科衛生士の今後について"お話がありました。
アメリカでは歯科衛生士の職業はとても人気があり、職業ランキングでも第5位にランクインするほど、歯科衛生士という職種が社会的にも認められているそうです。アメリカでは歯科衛生士のライセンスを取得した後も、2年に1度はライセンスの更新のために試験を受けなければならないそうです。アメリカで歯科衛生士として働き続けるためには、"学び続けなければいけない"と教えて下さいました。
「人の手助けが出来るやりがいのある仕事」とおっしゃっていた現地の歯科衛生士さん達は、常に学び続けてきたことで自らの仕事の価値を高めてきたのだと感じました。同じ歯科衛生士として、女性として、とてもかっこ良い生き方だと素直に感じました。
私も日本の歯科衛生士として、自分の仕事に誇りと自信を持ち、プロフェッショナルな仕事が出来るようにこれからも研鑽し続けていこうと思います。アメリカの歯科衛生士さんのプロフェッショナルさを肌で感じる時間となり、とても刺激を受けました(*^_^*)
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