2015/05/26
お子様の一大イベント
皆様、こんにちは。千種区たなか歯科クリニック歯科医師の早川尚子です。
そろそろ運動会のシーズンになってきましたね!玉入れや徒競走に創作ダンスなど、お子様にとって運動会は学年をこえて楽しめる年に一度の特別な行事です。
それと同時に運動会など学校の行事は、お子様が頑張って取り組む姿や成長を見られるため、お父様やお母様にとっても貴重な日になることと思います。
さて、お子様の行事は運動会だけではありません。
皆様がよく耳にする「6歳臼歯」が生えることも、子供の歯(乳歯)から大人の歯(永久歯)への交換前のお子様の成長を感じられる立派な行事だと私たちは考えています。
本日は前述した「6歳臼歯」について説明していきます。
この「6歳臼歯」ですが、その名の通り小学校入学前後の6歳頃に生えてきます。個人差はありますが、「6歳臼歯」は大人の歯(永久歯)で最初に生えてくる、生涯を共にする大切な歯の一つです。しかし、この「6歳臼歯」は乳歯のさらに奥に生えてくるため生え始めは歯茎が覆っていることや背丈が低く、歯ブラシが当てづらいです。そして、非常に汚れが溜まりやすいことから虫歯になりやすい永久歯なのです。
お子様も小学生になると、自分でいろんなことができるようになってきますよね。もちろんお子様のやりたいように自由に歯磨きをしてもらうのも良いです。ただし、まだまだ手が上手に動かしにくいので歯ブラシは完璧には行えません。ですので、夜寝る前にお父様やお母様の仕上げ磨きで汚れや取り残しがないかのチェックが大切になってくるのです。
たなか歯科クリニックには本日もお子様が来院してくれました。虫歯の予防のために4ヶ月に1度、ご兄弟仲良く定期健診に通ってくれています。
さらに、お母様も一緒にご家族そろって受診してくださっています。
現在、りょうたろうくんもみゆうちゃんも乳歯と永久歯が混同して生えているので、歯の背丈が統一しておらず非常に磨きづらい状態となっています。担当の衛生士がお子様にあった歯ブラシの当て方・動かし方をレッスンし、お母様へ仕上げ磨きの方法をポイントとして伝えているため、ご自宅でも実践してくださっています。
りょうたろうくん・みゆうちゃん・お母様、ご協力ありがとうございました。
仕上げ磨きはお子様との大切なコミュニケーションとなります。お父様やお母様が毎日お口の中をチェックして、大切なお子様の大切な歯を守ってくださるようよろしくお願い致します。
そして、私たち歯科医師・歯科衛生士も数ヶ月ごとに大切な歯を守るお手伝いやアドバイスをさせてください。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 早川尚子
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