2015/05/15
治療時の強い味方
皆様、こんにちは。千種区たなか歯科クリニック歯科医師の早川尚子です。
たなか歯科クリニックには本日もお子様が来院されました。
今回は乳歯の治療時に使用する道具を皆様にご紹介致します。
皆様はこのような装置を見たことがありますか?
これはラバーダムといってゴム製のシート(=ラバー)で唾液をせきとめる(=ダム)ものです。
治療する歯にラバーダムを行うと、治療を行う歯がよく見え、治療しやすくなります。
ラバーダムのメリットはこれだけではありません。
ラバーダムでは治療の歯だけが明示されるため隣の歯を削ることも防げ、唇や歯ぐきなど粘膜を保護してくれているので傷つける心配もありません。
そして、治療で使用する機械から出るお水を受け止めてくれるので溺れることもなく、器具やお薬がお口の中に入り込む危険もありません。
お子様は顔が小さいため、少し息苦しそうにも見えますがお鼻で呼吸ができます。また、ゴムのシートが引っ張ってくれるのでお口を開いていることが楽になります。
治療を行う私たち以上に、治療を受けるお子様にとってたくさんのメリットがあるのです!
残念ながら治療する歯が大きく欠けてしまっている等、場合によってラバーダムが行えないこともあります。
ご不明な点がありましたらいつでもご相談ください。
本日治療でラバーダムを行い上手に治療ができたKちゃん☆
よくがんばりましたね!
次回は定期健診でお待ちしています(^^)
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 早川尚子
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