折り鶴チャレンジ
千種区覚王山のたなか歯科クリニックの田中です。
たまたま時間があったので、マイクロスコープを使って折り紙の鶴を折ってみました。
全く指を使わずにピンセットを左右の手に持ち作業をしました。
治療でマイクロスコープを使って5年ほど経ちますが、折り紙で鶴を作るのは初めて。
僕にとっては初めての経験ですし、スタッフも見ていたので緊張。
紙はコピー用紙を使用しました。
歯科の治療で両手を使うことは普通です。
特に歯茎を丁寧に縫うときはマイクロスコープを使って、右手に受針器(針を持つ器具)、左手にピンセットを使って縫合します。
今回は鶴を折るだけなので、とても気が楽なので楽しんでできました。
鶴を折るのは久しぶりなので、通常の大きさの紙で鶴をおり、手順を確認。
その後マイクロスコープでチャレンジ開始です。
最初の難関は三角形に2回折り、広げるところです。
ピシッと先端をとがらせて折ると綺麗に鶴は折れますが、
ピンセットの先でつまむと力が集中してしまい紙の線維がほぐれてボサボサになります。
そして折り紙は折り曲げたところがそろいピタッと合うと綺麗にできます。
実は治療でも同じで、メスで切った歯肉を綺麗に切り、ピタッと合わせて縫合すると痛みがすくなく綺麗に治ります。
通常の歯科治療でメスを使う経験をされた方は少ないかもしれませんが、私はよくに使用します。
(もちろん必要があるので)
髪の毛よりはるかに細い糸で歯茎を縫います。
眼科の手術で使う糸とほぼ同じ太さです。
もちろん肉眼で縫うことは不可能です。
また、切除した歯肉をピンセットで強くはさみすぎると挫滅(傷ついて失う)します。
まんざらマイクロスコープ下で鶴を折るのも練習になるなぁ、って思っていたら同じ考えで練習している先生がいることを後から知りました。
やってみて分かったことは、折進めるほどコピー紙が分厚くなり折り辛くなることです。
最後の方は段ボールを曲げるような感覚さえ覚えました。
ついつい指で曲げたくなるのですが、それは我慢です。
できあがった鶴は不細工でした(涙)
今回の反省としては、普通の手順で折るのではなく、紙を折る前に広げて折り目を先につけてから紙を曲げると綺麗に行くことが分かりました。
普通のコピー用紙も3回〜4回曲げると硬くてなかなか曲がりません。
紙の材質を変えてもっともっと小さな鶴を折りたいと思います。
ちなみに日本顕微鏡歯科学会の認定衛生士の伊藤は僕よりも素早く鶴を完成しました。
さすが認定!!(名古屋では第一号の学会認定衛生士です)。
折り鶴チャレンジまた時間があったらアップします!!
千種区覚王山
たなか歯科クリニック・覚王山プライベートデンタル
田中伸尚
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