親知らずが気になったら相談してみましょう!
千種区の皆様こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。
千種区の皆様はなぜ「親知らず」は「親知らず」と呼ばれるようになったのか知っていますか?
昔の人は現代人のように長生きではなく、40~50歳位までしか生きることができませんでした。そして、その歯が生えてくる頃(通常は20歳前後)には両親の顔をみることができなかった、ということから「親知らず」と呼ばれるようになったらしいです。また、物事の分別がつく頃に生えてくることから「智歯」とも呼ばれていると言われます。
親知らずは、通常一番奥に生えている歯(7番、第二大臼歯)のさらに奥に生えてくる歯で、第三大臼歯と言います。
一番奥まで8本の歯が生えています。
虫歯になりやすい奥歯のさらに奥に親知らずは生えてくるので、最も虫歯になりやすいと言っても過言ではありません。
虫歯になりやすいのは、他の歯に比べてまっすぐに生えていなかったり、一部だけ顔を出していたりと、歯磨きがなかなか行き届かない状況にあるからです。
親知らずが健全に顔を出しており機能しているならば、定期的に歯医者さんでクリーニングをしたり自宅でデンタルフロスなどを使うのがおすすめです。
今回そんな親知らずですが、虫歯が見つかったケースをご紹介します。
こちらは右の上の奥の写真です↓
残念ながらこちらは青い矢印のところで虫歯が見つかってしまったものです。
数年ぶりにご来院されてその時の検診でレントゲンを撮影した際に歯と歯の間に黒い影が写ってきていることが確認できました。この時お痛みも無く患者様ご自身では虫歯に気付いていませんでした。
ですが、親知らずにも虫歯が見つかったため今回のケースでは親知らずを抜歯することをご説明し、抜いた後隣の歯の虫歯を治療するとなりました。
親知らずだけで済めばいいのですが、進行して他の歯を巻き込んでしまった場合が一番厄介なので、初期の虫歯でも今後周りに影響しそうな親知らずであった場合抜く事を勧める歯医者さんがほとんどのようです。今回のように気づいた時には隣の歯に虫歯が進行してしまっている場合もあるので注意が必要です。
そして、今回は抜歯になったケースですが全ての歯が必ず抜かなければいけないわけではないのでもし気になる方は一度検査や相談をしてみてはいかがでしょうか?
抜かなくてもいい場合でも、もし抜いた後もせっかく頑張って治療した隣の歯再び治療したところが虫歯にならないようにご自宅でもしっかり磨いていただいたり定期検診に来ていただくのがおすすめです。
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花
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