2020年02月08日
スタッフブログ
最初に生える永久歯ってなに?
皆さん、こんにちは。
たなか歯科クリニックの歯科医師の岡島多翔幸です。
突然ですが、皆さまは、 最初に生えてくる永久歯はどの歯かご存知でしょうか。
本日は、 乳歯と永久歯の生えてくる順番についてお話したいと思います。
歯の生えてくる年齢と順番には、個人差はあるものの、 ある程度の決まりがあります。
子どもの歯である乳歯は、1番前にある歯をA(乳中切歯) と呼び、続けて2本目はB(乳側切歯)、3本目はC(乳犬歯)、 4本目はD(第1乳臼歯)、一番後ろの5番目はE(第2乳臼歯) と呼びます。
一方、大人の歯である永久歯は、 親知らずを除くと7種類の歯があり、1番前にある歯を1番( 中切歯)と呼び、続けて2番(側切歯)、3番(犬歯)、4番( 第1小臼歯)、5番(第2小臼歯)、6番(第1大臼歯)、7番( 第2大臼歯)と呼びます(親知らずは、8番、 第3大臼歯と呼びます)。
日本人の乳歯の生えてくる順番は、下顎A、上顎A、上顎B、 下顎B、上顎D、下顎D、上顎C、下顎C、下顎E、 上顎Eとなる場合が一番多いとされます。 それぞれの年齢はと言うと、 下顎のAが生えてくるのは生後6か月、下顎のBは10か月、 下顎のCは1歳半、乳歯が全部生えそろうのは2歳とされます。
また、日本人の永久歯の生えてくる順番は、下顎1番、下顎6番、 上顎6番、下顎2番、上顎1番、上顎2番、下顎3番、上顎4番、 下顎4番、上顎3、下顎5番、上顎5番、下顎7、 上顎7番となる場合が一番多いとされます。 こちらのそれぞれの年齢は、上顎の6番が生えてくるのは6歳、 上顎の1番は7歳、下顎の3番は8歳、下顎の4番は9歳、 下顎の5番は10歳、下顎の7番は11歳、 全部生えそろうのは12歳とされます。 第2大臼歯が12歳臼歯と呼ばれるのはこれが理由です。
ですから、冒頭にお話した、最初に生えてくる永久歯は、「 下顎の1番」となります。
とは言うものの、先にお話しした順番や年齢はあくまで目安です。 私の息子も8か月になっても歯は1本も歯が生えていませんでした 。
今は、生後6か月頃に下顎のAが生え、また下顎のBは、 生後10か月頃に生えてくると言われていますが、 1988年では、下顎のAは8〜9か月、 下顎のBは1歳に生えてくるとされていました。 お子様を持つ親御さんが、「 子どもが生まれて6か月たったのにまだ歯が生えてこない…」 と不安に思う必要は決してありません。 その子その子の一つの可愛い個性ですので、 温かく見守りましょうね。
ところで当院は、2月にはいり、バレンタイン企画を催しています。キシリトールでできたチョコレートをじゃんけんで勝った方に差し上げています。心ばかりの数量限定ですが、是非ぜひ勝負を挑んでください。
たなか歯科クリニック
岡島多翔幸
名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。
インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。
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