レントゲン写真について

レントゲン写真について

こんにちは、名古屋市千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の関谷です。
だんだん涼しくなってきて、過ごしやすい季節になってきましたね!

今回はレントゲン写真についてお話します。
レントゲン写真は、歯や顎の状態を確認するための重要な診断方法です。
歯科の治療する領域は、お口の中を見ただけではわからない歯の中や骨の中にも及びます。
虫歯などは歯の中で広がっていき、表面からは気づけないこともあります。
レントゲン写真は目視では確認できない部分を映し出すことが出来るため、歯や骨の構造、異常の有無を正確に把握するのに欠かせないものになります。

<レントゲン写真の種類>
歯科で使う主なレントゲン写真には、パノラマX線写真・デンタル・CTの3種類があります。

〇パノラマX線写真は、全体の歯列や顎の状態を1枚の画像で把握することが出来ます。歯の成長状態や大人の歯への交換、親知らずの位置確認、顎関節の異常を確認する際に有効です。

〇デンタルは、個々の歯やその周囲の骨構造を詳しくみるために使用され、虫歯や歯周病の検出に適しています。また、歯と歯の間や被せ物の隙間をパノラマX線写真より鮮明に映し出すことが出来ます。

〇CTは、二次元的な画像のパノラマX線写真とは違い、三次元的な画像で顎骨の細部まで確認できるため、インプラント治療などの高度な診断や治療計画に用いられています。

レントゲン写真を撮影する時に被曝量を気にされる方もいらっしゃると思います。
実は、私たちが日常生活を送るだけでも放射線を常に浴びています。歯科のレントゲン写真の放射線量は非常に低く、自然に浴びている放射線と比べるとかなり低い被曝量になります!
また、撮影時には患者さんの被曝量を最小限に抑えるため、防護エプロンを使用します。歯科用のレントゲン写真は、従来のフィルム方式からデジタル方式に移行しており、放射線量が大幅に低減されています。

歯科レントゲン写真は歯や顎骨の内部を詳細に確認することが出来ます。歯と歯の間や被せ物と歯の境目の虫歯はお口の中を見ても気づきにくいため、レントゲンを撮ることで発見することができます!
また、レントゲンを撮ることで歯を支える骨の状態も確認することが出来るので、歯周病による骨の損失状況なども確認することが出来ます。

当院では1年に1回レントゲン写真でのチェックをおすすめしています。
定期的にチェックを受け、お口の中の健康を維持していきましょう!

千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士関谷

名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。

インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。

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