はじめての歯磨きはいつから?
千種区の皆様、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。
さて、生まれてからはじめての歯磨きはいつ頃からやったら良いのか?
気になったり実際に迷ってはいませんか?
答えは、歯磨きは歯が生え始めたら!です。
大多数の赤ちゃんは、生後6~11カ月くらいに乳歯が生え始めます。将来、美しい永久歯を手に入れるためにも、生え始めた頃からしっかりと乳歯ケアをすることが大切です。
しかし、赤ちゃんに乳歯が生え始めて間もないうちは、歯磨きを始めたくても、赤ちゃんが嫌がり、うまくいかないことがほとんどでしょう。そもそも生え始めたばかりの乳歯に歯磨きは本当に必要なのでしょうか? 赤ちゃんの歯磨きはいつから、どのように進めるべきなのか段階を追って解説します。
赤ちゃんの歯と口内のケアは「ガーゼ磨き」から始めます。ガーゼ磨きは、乳歯が生える前から始めるのが理想です。ほとんどの家庭では乳歯がうっすら見えだした頃からガーゼ磨きを始めることが多いようです。離乳食後や授乳後、就寝前をタイミングとして1日に5~6回程度行ってあげてください。ガーゼ磨きには、ぬるま湯で湿らせたガーゼを人さし指に巻き付けて、歯の表と裏を撫でるように拭いていきます。
そして慣れてきたらいよいよ歯ブラシにチェンジします。
初めは赤ちゃんの口に少し歯ブラシを入れる程度で構いません。それから乳歯に歯ブラシを当てたり、ササッと磨いたりといった工程を経て、少しずつ歯ブラシに慣れていけるとよいでしょう。しっかり磨けるようになるのが目標です。奥歯が生えてくる頃には一本あたり5秒くらいは当てて磨けるのが目安にしてください。
ここで嫌がらないためのコツですが!優しく手早くやってあげることです。
ほとんどの赤ちゃんは、口の中を長時間触られるのが嫌いです。仕上げ磨きは手早く行いましょう。
赤ちゃんを膝の上に寝かせ頭を固定し、ペンをつまむくらいの力加減で歯ブラシを持つのが理想です。磨くというより、歯ブラシを歯に当てて震わせるようなイメージで歯ブラシを前後左右に動かします。
また、赤ちゃんの口の中はとてもデリケートです。仕上げ磨きはソフトに行いましょう。赤ちゃんの上唇の裏側には小帯という粘膜のヒダがあります。歯磨きの際に歯ブラシが当たると痛みを感じるので注意しましょう。
※小帯↓
赤ちゃんの口や歯は大人が思う以上にデリケートです。赤ちゃんが苦痛を感じるような大きさや硬さの歯ブラシで歯磨きをすると、口の中を傷付けかねませし、歯磨きに苦手意識を持つ原因にもなるでしょう。できるだけ小さいヘッドで、毛先が柔らかい物を選べば、赤ちゃんの小さな口の中でも小回りが利き、磨きやすいです。
ピンクの歯茎から可愛らしい乳歯が顔を出したら、赤ちゃんの口と歯のケアを始めましょう。ガーゼ磨きから始めて、赤ちゃんの成長に合わせて歯ブラシを使い始めるのがおすすめの流れです。
ぜひ、赤ちゃんと楽しく歯磨きタイムをお過ごしくださいませ!
たなか歯科クリニック 佐々木彩花
名古屋市 千種区 覚王山で歯医者・歯科医院をお探しの方はたなか歯科クリニックにご相談ください。
インプラント・親知らず治療・虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科などの治療に対応しております。
所在地 | 〒464-0841 名古屋市千種区覚王山通9-18 覚王山センタービル2階 |
---|---|
電話番号 | 052-757-5600 |
診療時間 | 9:00~13:00 / 14:30~18:00 |
休診日 | 木・日・祝 |
アクセス | 名古屋市営地下鉄 東山線 「覚王山駅」より徒歩1分 |
新着記事一覧
- 2025年04月21日レントゲン写真を「読む」チカラ
- 2025年04月14日ドライマウスには昆布だし
- 2025年04月08日エアフローについて
- 2025年04月02日赤ちゃんの歯磨きいつから始める?
- 2025年03月28日歯の脱灰とは