医院ブログ

歯に、ツノが生えていたら…?

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。

FIFAワールドカップ2018、盛り上がってますね!! サッカーファンの皆様は、眠れない嬉しい日々が お続きの事でしょう♪
スタッフの子たちも、日本vsコロンビア戦の日には 帰社後に観戦が間に合うか、ソワソワしている者もいました(笑) 私も、大きなイベントの時だけの にわかサポーターではありますが、皆さんと一緒に 日本代表が決勝トーナメント進出できるよう応援しますよ! 頑張れ、ニッポン!!!
ところで、この写真の歯を、よ~くご覧になってください。
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何だか、歯の噛み合わせ面の上に、ポコッとツノが生えているように見えませんか?
この小突起は『中心結節』と呼ばれる、言わば歯の形態異常のひとつです。
多くの場合、下顎の小臼歯に出現することが多いようです(確率は1~4%)。
この中心結節、それが存在していたら ちょっと問題なことがあります。想像してみてください……。
分かりましたか??
そうです! 折れちゃいそうですよね!? 食べ物を噛む面に、こんなトンガリがあったら「パキッ」と折れたり、擦り減ったりしそうだと思いませんか?(この写真の方も、ちょっと擦り減って、先端がクレーター状に凹んでいます)
そう、実際に折れてしまった時が 問題となるのです。
なぜかと言うと、この中心結節は 内部に歯の神経が有ることが多く、折れてしまうと そこに神経が露出してしまいます。そこから感染をしてしまうと、歯髄炎を起こし、神経を取る処置が必要になる事があるのです。
通常の歯と違い、”歯のすぐ表層近くにまで、神経が伸びてきている” ことが、中心結節の注意点なのですね。

でも、ご安心ください!予防対策はあります。 “折れてしまう前に、補強すれば良い”のです。
噛んだ時の力によって中心結節の突起が折れないように、その周囲をプラスチックの詰め物などで覆い ガードすれば、そのまま放置しておくよりも断然 折れてしまうリスクを防ぐことができます。
ただ、それでも中心結節がある方は、日々の生活の中でお気を付けいただきたいことがあります。「固い お煎餅やアメなどをかじる時、中心結節の所は避けていただきたい」のです。
前述のとおり、やはりこの部分は折れやすく、表層付近に神経が存在するので、デリケートな場所です。欠けてしまっては、一大事になります。
心の片隅で、常にちょっと意識して、おいしく安全に お食事をなさってください。

千種区 たなか歯科クリニック

歯科医師 満田 誠

ケア用品 フッ素洗口

みなさんこんにちは! 
千種区 たなか歯科クリニック 受付・管理栄養士の水野友梨です。

皆さんは毎日のお口のケア用品を歯ブラシ以外に使っていますか?

歯ブラシだけだと、歯と歯の間の汚れはなかなか落とせません。

私は、tepeの歯間ブラシ、フロス、フッ素洗口液を使用しています。

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歯間ブラシは、4SサイズからSサイズまで当院で取り扱っています。
1本108円で販売しており、1本からご購入頂けます。

Tepeの歯間ブラシは持ち手が短めなので、頬側からだけではなく、舌側からも使いやすく、ワイヤーの部分がコーティングされているので、使っていても痛くないのでおススメです。


フッ素洗口液は、歯磨きをした後で、就寝前に行います。
薬剤を計量カップの指定の線まで入れ、液がお口全体にいきわたるようにブクブクうがいをします。
特にお子さんは、誤って飲み込んでしまわないように注意してくださいね。

薬剤で洗口した後は、水ですすがず、1~2回溜まった唾液を吐きだして下さい。

洗口液は、さっぱりとした青リンゴ味なので、気持ちが良いです。

フッ素洗口液は、継続することで効果が出てくるので、小さいころから習慣づけられるととても効果的ですね。

1本1080円で販売しており、3本同時に購入すると2700円で少しお得になります。

気になるかたは、是非スタッフに聞いて下さいね。


千種区 たなか歯科クリニック
受付・管理栄養士 水野友梨

練習風景

皆さまこんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!!

最近のたなか歯科の休日は賑やかなようですね。↓
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この写真はとある木曜日の診療室の様子です。お休みの日ですが、たくさんのスタッフが集まりそれぞれの課題に向き合っています。この人数でしたらこのまま診療できるかも??という感じですね。

新人、ベテランは関係なく集まっています。なぜこんなに集まっているのかというと、時間をかけて納得するまでチャレンジしてできるようになりたいことがあるからだと思います。
一人で黙々と練習するスタッフもいれば、先輩と何やら笑いながら真剣に練習するスタッフ、院長に質問しまくりのスタッフ、各自がそれぞれに好きなように時間を使って練習をしています。
私は練習するときによくこのマネキンを使っています!
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暗いところで見ると少しホラーですね・・・!!でも明るいところでは実はイケメンのマネキン君とのトレーニングです。このマネキン君は大好きな先輩からお借りしているマネキンですからとてもとても大切にしています。
ふと練習中はその先輩のことを思い出すことがあります。すると、朝早くて眠くて辛いはずの練習やできなくて落ち込むときもなんだか応援してもらっている気持ちになりもうちょっと頑張ろうと思えるものです。
私はこの日は院内で研修を受けました。
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研修では先生と一緒に一つ一つの基本を確認できました。
歯科衛生士は手先の仕事かと思いきや、体全体の使い方も大切のようです。

見せて、真似させて、覚えさせてできるようになるまでみてくださる先生ですから一年間お世話になった後もまだまだ教えていただいています。
この研修で学んでいることが身についたという基準まではあと一歩(?)なのでしょうか。
もうひと踏ん張り頑張っています。
どちらかというと不器用なタイプの私ですから時間はかかります。
ですがこうして今日ここまで成長できているのは周りにたくさんの先生がいるからですね。先生方から学んだことは積み重なっています。


「丁寧に心をこめて」
技術面ではもちろん患者さんの気持ちを無視しないで共に治療していけるように練習でも心を込めて取り組んでいけるようにと思います。
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花

よくある質問

みなさんこんにちは。
千種区たなか歯科クリニック歯科医師の飯嶋晴弥です。

まだ6月ですが、急激に暑くなってきましたね。
院内も徐々に暑くなり、エアコンがついていることもありますが、もし寒いとか暑いとかありましたら遠慮なく教えてください。

今日は、よくある患者様からの質問について書いていきたいと思います。

まず一つ目は「治療した歯がなぜまた虫歯になるのか?」という質問です。
虫歯になり削った後、詰め物や被せものをします。しかし、これらの修復物は経年的に劣化変化してしまうため、修復物と歯の間には段差や隙間ができてしまいます。その隙間から虫歯の細菌が入り込み、中で虫歯になってしまいます。少しでも長持ちさせるためには定期的なメンテナンスやご自身でのケアが必要になってきます。


二つ目は「詰め物が大きく感じる」など削る量に関する質問です。
一番削る量が少ないのは、コンポジットレジンという歯科用の樹脂です。なぜ削る量が少ないかというと、歯と直接くっつかせることができるからです。金属やセラミックになってくると、セメントで固定する方法になります。割れにくくするためやしっかりとはまるような穴の形にしなくてはならず削る量が大きくなります。また二次的に虫歯になりやすい場所や傷みやすい場所あえて修復物で覆うこともあるため、少し大きめに削ることもあります。


また歯の構造上、表面のエナメル質は固く、虫歯は中の象牙質で広がりやすいです。そのため、見た目は黒い点でも中で広がっていることが多いため削る量が大きく感じます。

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三つ目は「治療した歯がしみる」などの質問です。
歯の構造は表層から、エナメル質→象牙質→歯髄となっています。歯髄というのが歯の神経や血管が通っている場所であり、痛みを感じる組織です。表層のエナメル質は歯髄とはつながっておらず虫歯もこの範囲でとどまっていれば痛みを感じにくいです。しかし象牙質の中は細い管が無数に走っており、その管は象牙細管と呼ばれ、歯髄とつながっています。金属やセラミックを入れるような虫歯は象牙質まで達しており、虫歯の深さが深いほど歯髄までの距離も近くなり、刺激も伝わりやすくなります。特に金属などの場合は、熱の伝導性が良いため、冷たいものなどでしみやすくなる傾向にあります。
他にも治療後のしみる症状や痛みの原因になることはありますが、それらに関しては次に機会に書いていきたいと思います。


千種区たなか歯科クリニック
歯科医師 飯嶋晴弥

予防歯科

こんにちは(^^)♪

たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛南実です。

雨の日が続いています。あじさいが日増しに色を深めています。
ふんわりと丸く咲いている姿を見ていると、やさしい気持ちになります。
私はあじさいを見ることが大好きです。雨だと気分が沈みがちですが、あじさいを見ると穏やかな気持ちになれます。雨でも少しでも気分を盛り上げていたいですね。
たなか歯科クリニックには雨でも元気なお子さんがたくさん来院してくださいます。元気いっぱいなお子さんに会えると、すぐに気分が明るく変わって笑顔になれますね♪
そんなお子さんが治療でなく、予防で通ってもらい、歯医者さんが行きたくない場所でなく、行くのが楽しみになるような場所にすることが私の目標です。
子どもの歯を虫歯から守っていくためには、どんな方法で予防すればいいのでしょうか?

シーラントという予防歯科の技術をお話しようと思います。
まずシーラントとはどんなものかご存知ですか?
シーラントとは、奥歯の凸凹した溝を埋めて、汚れを溜まりにくくして、虫歯菌が繁殖しないようにするものです。埋め込む素材はプラスチックです。
シーラントは予防歯科のための施術でありながら、保険適用内で行える魅力的なものです。ただし、シーラントは半永久的なものなので一度だけ施せばよいというわけではないのです。ご飯を食べているうちにだんだん減っていってしまいます、なので減ったり外れたりした場合は、その都度塗り直す必要があります。知らない間に取れていることもあるので、定期的に検診でチェックしていく必要があります。
シーラントは乳歯にも永久歯もオススメです。
「乳歯は虫歯になっても、いずれ抜けて永久歯になるから大丈夫」と思っている方もいるかもしれませんが、実は乳歯の健康状態が永久歯に影響を与えることがあります。乳歯の時に虫歯が奥まで深く進行してしまうと、次に生えてくる永久歯にも虫歯菌がうつることがあります。
たとえ生え変わるとしても、乳歯はきちんと虫歯予防をする必要があります。ゆくゆく生えてくる永久歯を守るためにも、乳歯の時期からシーラント行うことをおすすめします。また、乳歯は虫歯になりやすいのでしっかり予防を行っていくことが重要です。

シーラントの施術の流れ

①   歯を綺麗にお掃除

②   シーラントが歯にしっかり接着するように薬剤を塗布

③   シーラントを塗布

④   シーラントを光で固める

固まっているかチェックして完成です♪

シーラントについてわからないことや質問がありましたら、ぜひ歯科衛生士にお声をかけてくださいね(^^)
一緒にお子さんの歯を虫歯から守って行きましょう☆彡

 
たなか歯科のキッズクラブのお子さんの写真です(^^)

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛 南実

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