医院ブログ

たなか歯科の休日

みなさんこんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の小栗沙紀です。

最近は涼しくすごしやすい日もあり、そろそろ秋の訪れかな?と思いきや、やっぱり暑い日もあり、なかなか季節は思うように変わりませんねσ(^_^;)
今日のブログでは、休日のたなか歯科クリニックについてお話したいと思います。
以前もブログで、”たなか歯科の休日”というタイトルで休診日にみんなで練習をしている様子を投稿させていただきましたが、今回は、休診日にみんなでセミナーで学んできたことをシェアしたのでその時のことについて書こうと思います(^ω^)
昨日8月23日に、院長を含め何人かのスタッフが集まり、セミナーで勉強してきたスタッフたちがスライドを作ってきて、みんなにシェアをしてくれました。
まず、島田先生から

そして三輪先生

衛生士の堀毛さん

岡島先生

島田先生と三輪先生は根の治療のことについてお話してくれました。
診断についてや、治療の成功率、噛み合わせについてとても細かく学んできたことを私たちに教えてくれました。わからないことがあれば院長が直々に教えてくれます。

なんだか小さな学校みたいです(*^^*)
先生たちの話を聞いて、根の治療の難しさを改めて感じました、歯の根っこというとても細く狭くて暗くて見えないところを治療していくという高度な技術。
今まで知らなかった根の治療の詳しい話を聞けて、歯科治療の奥深さを感じました。
堀毛さんは当院で行なっているDCR(ダイレクトシーアール)という治療法のセミナーを静岡で受けてきたのでそのお話をしてくれました。
DCRは虫歯で詰め物が必要になった場合に行う治療で、歯を削る量が少ないということ、また見た目が綺麗ということがメリットです。
それに加え、今回堀毛さんの話を聞いて、接着力がとても高いということもメリットであるということを学びました。
セミナーの実験では、歯にくっつけたDCRを金づちで叩いても外れなかったそうです。これにはびっくり!Σ(・□・;)
接着力が高いということは外れたり、欠けたりしづらいということです。
詰め物を選ぶ時に、見た目だけで考えると「ここは見えないし、銀歯でいいかな〜」と思ってしまいますが、接着性や削る量を考えると、やはりDCRの方が外れてしまったり、二次虫歯になりづらいので長い目で見ると長持ちするような気がします。
岡島先生はインプラントについてお話してくれました。
私たち歯科衛生士はインプラントを入れている患者さんのメンテナンスやクリーニングをすることもあるので、インプラントの管理をする上で岡島先生の話はとても勉強になりました。
今回、みんなで勉強してきたことをシェアすることによって、共通の理解が生まれ日々の診療のチームワークもよくなるような気がしました。
またセミナーに行ったり、勉強したことがあれば私もシェアしていきたいです♬
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 小栗沙紀

乳歯と永久歯

みなさんこんにちは!千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の 堀部汐里です。

普段、お子様の検診をしている中で保護者の方から色々な質問を受けます。
例えば、「歯は何本ありますか?」や、「歯が全部生え変わったのか?」「いつ頃乳歯が抜けるのか?」など、たくさんあります。
そこで、今回は乳歯と永久歯についてお話しいたします。
まず、乳歯についてです。
乳歯は全部で20本生えてきます。(上10本、下10本)
上の歯
A乳中切歯・・・10ヶ月
B乳側切歯・・・11ヶ月乳
C犬歯・・・1歳6ヶ月
D第一乳臼歯・・・1歳4ヶ月
E第二乳臼歯・・・2歳5~6ヶ月
下の歯
A乳中切歯・・・8~9ヶ月
B乳側切歯・・・1
C乳犬歯・・・1歳7ヶ月
D第一乳臼歯・・・1歳5ヶ月
E第二乳臼歯・・・2歳3ヶ月
乳歯の場合、個人差はありますが3歳までには生え揃います。
次は永久歯についてです。
上の歯
乳中切歯~中切歯・・・6~7
乳側切歯~側切歯・・・8
乳犬歯~犬歯・・・10
第一乳臼歯~第一小臼歯・・・9~10
第二乳臼歯~第二小臼歯・・・10~11
第一大臼歯(6歳臼歯)・・・6
第二大臼歯・・・12~13
第三大臼歯(親知らず)・・・17歳~
下の歯
乳中切歯~中切歯・・・6
乳側切歯~側切歯・・・7
乳犬歯~犬歯・・・9~10
第一乳臼歯~第一小臼歯・・・9~10
第二乳臼歯~第二小臼歯・・・10~11
第一大臼歯(6歳臼歯)・・・6
第二大臼歯・・・11~12
第三大臼歯(親知らず)・・・17歳~
永久歯の生え変わりもやはり個人差があります。
第三大臼歯(親知らず)は、元々ない人もいます。
 
また、乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこない、と保護者の方から聞かれることがあります。

はえてくるスピードがただ単に遅いこともありますが、本当に歯がないこともあります。このことを先天性欠如歯といいます。

先天性欠如歯の人は現在10人に1人いると言われており、決して特殊なことではありません。

先天性欠如歯とわかった段階で今後治療が必要になるのか、そのままでよいのか歯科医院を受診して診断してもらいましょう。

 
また、乳歯の段階で下にきちんと永久歯があるのかどうかを知ることができます。

それはレントゲンです。レントゲンを撮影することで虫歯を発見するだけでなく、歯が何本あるのかを見ることもできるのです。

 
乳歯、永久歯に関して気になることがありましたら、ぜひ歯科医院を受診し、確認してみて下さい。

sレントゲン.jpg

 
千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 堀部汐里

災害時の歯科活動

皆さん、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・管理栄養士の加藤実沙子です。
とても暑い日が続きますね。皆さん汗をたくさんかきながら来院してくださいます。たなか歯科では冷房がしっかり効いておりますので、汗が冷えて寒かったらいつでも言ってください(^^)冷房を上げたりひざかけをご用意いたしますね!
さて今日は災害時の歯科の活動について
平成28年熊本地震、2011年には東日本大震災
先月は西日本豪雨により各地で膨大な被害がでました。
そのような災害時に歯科ではどんな活動をしているのかまとめました。
☆身元確認への協力
災害の犠牲者の方の身元確認作業を行います。生前の歯科治療の記録やレントゲンなどから身元の特定をします。
☆応急歯科診療
災害で診療が行えなくなると、痛みがあったり緊急に対処が出来なくなるので、避難所や高齢者施設に訪問し訪問診療を行います。
☆お口からの健康サポート支援
避難所生活でお口の中の衛生を守ることは難しく、特に高齢者になると、お口から感染症を起こすリスクにもつながります。そのため唾液を増やす運動や、お口のケアなどをすすめる支援を行います。
災害時は、歯磨きの回数が減ることや純分に磨けない事、ストレスや栄養の偏りで、歯茎の炎症が起こりやすいです。そこで避難生活で水も何もかも節約しなくてはいけない時の歯磨きの方法をお伝えします
①    コップに少量の水を入れてその水で歯ブラシを濡らして歯を磨く
②    歯ブラシが汚れてきたらティッシュで汚れを拭きとり、また磨きます。
③    最後にペットボトルの水で口をゆすぎます。
sIMG_0511.jpg
また、災害時に備えて、非常用持ち出しバックに入れておきたいアイテムです。
☆いつも愛用の歯ブラシ
☆歯間ブラシ、フロス
☆液体歯磨き
☆口腔ケアウェットティッシュ(うがいをする水がなくても歯磨きできます)
入れ歯を使用している場合は、、
入れ歯ケース、入れ歯歯ブラシ、洗浄剤なども欠かさずに用意することが大事です。
入れ歯を家に置いたまま避難してきて食事が出来なくなったり、治療途中の歯の付近が腫れてしまったり、災害の衝撃で歯をぶつけてしまったり、、災害時にはお口のお悩みがたくさん出てくるかと思います。そのようなときに災害時の歯科活動はとても重要になります。
たなか歯科のある東海地方はいたるところで大地震が起こると予言されています。災害に備えて準備をしておきましょう(^^
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手・管理栄養士 加藤実沙子

歯茎の検査で使う器具

皆さん、こんにちは。
今年の4月に入社しました、歯科衛生士の常川怜奈(つねかわれいな)です。

お盆の渋滞予測が連日放送されるようになりましたね。
皆さんは今年のお盆、どのように過ごされますか?
また定期健診などでお盆の思い出などをたくさん教えてください!
楽しみにしています。
入社後、初めての投稿なので簡単に自己紹介をさせて頂きます。
私は岐阜県にある歯科衛生士専門学校を卒業し、当院に入社しました。
趣味は切り絵やエコクラフトといった細かいことが大好きです。
また、テレビをよく見るので、皆さんとたくさんお話したいと思っています。
これからよろしくお願いします。
そして今回は、歯茎の検査で用いる道具について紹介します。
定期検診の際、最初に歯茎の検査を行います。
「今から歯茎の検査をします。チクチクとしたお痛みがあると思います。」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
その際に使用するのがこの歯周プローブというものです。

では、この歯茎の検査で一体、なにを調べているのでしょうか?
それは、歯周病の進行程度や炎症の有無を見ています。
この2つを知るために、歯周ポケットの深さや出血の有無を検査します。
1、 歯周ポケットの深さにより、歯周病の進行程度を見ています。
検査の際、何の数値を言っているのだろうと疑問に思ったことはありませんか?
大きく、以下のように境界線を敷いています。
3mm以下は健康
4mm以上は歯周病が進行している
皆さんは、いかがですか?4mm以上ありませんか?
今度の検査で、もう1度自分の口腔内について理解できると良いと思います。
2、 出血の有無により、炎症の有無を見ています。
出血がある=炎症があるということです。
検査をする際アシストがついていると、「BOPお願いします。」と言います。これは出血した部位を示す時に用いる言葉なので、ぜひ耳を澄ましてみてください。
では、なぜ出血が起こるのでしょうか?
それは炎症性細胞の浸潤が起こっているからなのです。
炎症に関する様々な細胞が血管内などから歯肉組織中に多数出てきた状態を示します。
簡単に言うと、体が炎症に対して防御反応を示し、炎症を外に追い出そうとしているのです。
この数値を改善させるにはどうしたら良いのでしょうか?
それは毎日の歯磨きが何よりも大切になります。
当院では歯ブラシ指導を行っています。磨き方など分からないことがあればどんどん質問してください。
そして、歯周病が進行しないよう食い止めていきましょう。
当院では、8月11日(土)~8月16日(木)を夏期休診といたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。
たなか歯科クリニック
常川 怜奈

はじめまして③

皆様こんにちは。

4月から入社しました歯科医師の三輪万里子(みわまりこ)と申します。
今回初めてブログを投稿させていただきますので簡単に自己紹介をさせていただきます。
趣味はDVD鑑賞と岩盤浴です。今年の4月に名古屋に引っ越してきたので、どこか名古屋でおすすめの岩盤浴があれば教えてくださいね。
さて話は変わりますが先月東京での勉強会に参加しました。
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勉強会の内容は、歯の内部にある神経の治療(歯内療法)と上下の歯の咬み合わせ治療(咬合治療)についてでした。
歯の内部にある神経の部屋は細いところもあり、治療には様々な器具を使用します。それらの器具の選択や正しい使い方を学びました。
また、上下の歯の咬み合わせについては、患者さんごとに異なる咬み合わせをどのように正しい位置とするのか実習を交えながら講師の先生から教えていただき以降お話する異常な咬み合わせについても勉強しました。
歯の内部にある神経の治療(歯内療法)については先日のブログで島田先生が書いているので、私は今回上下の歯の咬み合わせについてお話したいと思います。
皆様は「TCH」という言葉をご存知ですか?「TCH」とは「Tooth Contacting Habit」の略称で、歯の接触癖のことを言います。上と下の歯が持続的に接触している癖のことです。
皆さんは上下の歯が1日のうちどのくらいの時間接触しているか、考えたことがあるでしょうか。あまり意識して考えたことがないかもしれませんね。普段何もしていない時は上下の歯は接触しておらず上と下の歯は約1mmあいているのが通常で、食事や会話の時に上下の歯が接触するだけで1日でトータル15分~20分程度とされます。
ところが何か作業に集中している時や考え事をしている時、睡眠時などの無意識の時に上下の歯を接触させたままにしている方がいます。
強く噛んでいなくても上下を軽く接触させ続けると歯も疲労します。歯の痛みは虫歯や歯周病だけでないこともあります。
もしかしたら自分は大丈夫?と心配になる方がいると思います。TCHの方に特徴的なお口の中の状態があります。舌に歯の形がついていたり、頬の内側に線がついたりするので気になる方は治療や検診時にご相談ください。
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千種区たなか歯科クリニック

歯科医師 三輪万里子

1 89 90 91 92 93 94 95 96 97 248

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