年末・年始にかけての ご注意
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
メリークリスマス!! 今日は クリスマス・イブ♪
頑張ってハミガキをしていた 良い子の皆さんに、サンタさんがやってくる日です♪♪
いくつになっても、クリスマスの雰囲気はワクワクしますね!
当院も、12月中はクリスマスの飾りつけで にぎやかでしたが、もうすぐ無くなってしまうと思うと 何だか寂しい気分になります…。
いよいよ、年内での診療日も あと僅か。
この時期になってくると 毎年気を配るのが、「年をまたいで 患者様がつらい思いをしないように」することです。年末年始は、ほとんどの歯医者さんが お休みになりますからね。そんな時に、何かがあっては大変です。
たなか歯科クリニックは
12月28(日) ~ 1月5日(日)
まで、お正月休みで休診とさせていただきます。
なるべく、年内に治療が終わり、年越しで中途半端な状態にならないよう気を配っていますが、心配なのが 医院がお休みの間に起こってしまったトラブルです。
特に多いのが、“仮のつめ物が取れた”というものです。ちょっと強めに接着しているなどの工夫をしていますが、仮のつめ物をしている方は、次の事にご注意ください。
- 歯にくっつくような粘っこい食べ物(お餅・ガム・キャラメル・ハイチュウなど)、硬い食べ物は、仮歯の場所はさけてお食べになってください。取れたり、欠けたりする原因となる恐れがあります。
- 万が一、仮のつめ物が取れてしまった場合は、その場所をさけて食べるよう気をつけていただければ結構です。診療が始まったら、予約通りいらっしゃってください。
もしもの時のために、年末年始にも開いている休日緊歯科診療所を、以下に紹介させていただきます。
皆様が、お口のトラブルがなく、おいしいものが食べられる良い年末年始を迎えられることを祈っています。
【名古屋市の休日緊急歯科診療所】 受付時間: 9:00~11:00 13:00~15:00
愛知歯科医療センター
住所:名古屋市中区丸の内3-5-18愛知県歯科医師会館1階
電話:052-962-9102
名古屋北歯科保健医療センター
住所:名古屋市北区平手町1-1-5 クオリティライフ21城北内
電話:052-915-8844
名古屋南歯科保健医療センター
住所:名古屋市南区弥次ヱ町5-12-1
電話:052-611-8044
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
学童期・思春期に必要な栄養
こんにちわ‼歯科助手・管理栄養士の三田村です。
今日は学童期・思春期についてお話しします。
学童期は小学校の1〜6年生、年齢で言うと6〜12歳の時期をいいます。心身ともに成長期であること、また代謝が活発であることから多くの栄養素を必要とする時期でもあります。特に、この時期のカルシウム蓄積量は年齢とともに増加するため十分な摂取が必要です。
思春期は女子は9歳頃から、男子は11歳頃からはいり、一般に女子が2年ほど早いです。体内カルシウム蓄積速度は思春期前半(12〜14歳)に最大となります。
この2つの時期に共通する栄養素が「カルシウム」。
よく耳にするけれど、身体にどんな影響を与えているのかどのような食材に含まれているかご存知ですか?
カルシウムは約99%が骨や歯などの硬組織に、残りの1%が血液や体液などに分布されます。骨はカルシウムの貯蔵庫の役割を果たしていますが、不足しがちな栄養素と言われており、骨粗鬆症のリスクファクターの1つと考えられています。
心がけてカルシウムの多い食品を選ばないと知らずに不足している事なんてことがあり、生体において不足が長期にわたると血中カルシウム濃度を維持するために骨吸収が進み骨量減少をきたし骨粗鬆症の原因となるのです。国民栄養調査が始まって以来、いまだに摂取基準を満たしていません。
また、カルシウム吸収率は加齢に伴い下がってしまうので若い時よりいっそう積極的に取り入れていく配慮が必要です。
「じゃあたくさん摂れば健康にいいの?」
というわけでもなく、取りすぎは高カルシウム血症などを引き起こすので注意しましょう。
カルシウムの多い食品に主な給源として、牛乳をはじめとする乳製品はカルシウム源として最も効率がよく、大豆製品、わかめ、小松菜、エビなども優れています。
簡単なレシピを1つご紹介♪
小松菜とツナのお浸し
□材料
・こまつな 1袋
・ごま油 大さじ1
・ツナ缶 1つ
- 白いりごま 適量
- しょうゆ 大さじ1
□作り方
①小松菜は根元を切り洗い、食べやすい大きさに切る
②耐熱容器にふんわりラップし600wのレンジで2分加熱。水気を絞る
③小松菜にツナ、ごま油、しょうゆを加えて混ぜる
④水気を切りごまをふる
かつお節をかけても美味しいのでぜひお試しください‼
本格的に寒くなってきたので体調には十分気をつけてくださいね!
歯周病と全身の関わり
こんにちは!たなか歯科クリニックの木方です。
今年も残り2週間くらいですね!皆さんは大掃除しましたか?私はまだなのでこれから行います。一年の締めくくりに皆さんも頑張って大掃除しましょう!
さて、今回は口腔の掃除を怠って、歯周病になってしまったらどうなるのかについて、全身の健康と絡めて、書かせていただきます。
そもそも歯周病とは何なのかというと、歯の表面に蓄積したプラークが原因で歯肉に炎症が起こり、歯周ポケットが深くなり、歯を支える骨が溶けてしまう状態です。歯周病の進行に痛みは伴わないことが多いです。その為、気づいたら歯がぐらぐらするなんてこともあります。しかも歯周病は実は口腔内だけで終わる病気ではないのです。歯周病原細菌は歯周ポケットの内側から体内に侵入し、血流にのって全身を回ります。この細菌が心臓の弁に感染することで「感染性心内膜炎」という、致命的な病気の引き金になることもあります。では、他に歯周病が全身状態にどのように影響するのか書いていきます。
糖尿病の場合:歯周病の歯肉で炎症物質が産生されます。この炎症物質によりインスリンの働きが抑制され、血糖コントロールが悪化し、糖尿病が進行してしまう可能性があります。逆に、糖尿病により歯周病が悪化することもあります。
慢性腎臓病の場合:歯周病があると体内に侵入した歯周病原細菌が腎臓から排出されず血液を循環し腎臓病が悪化することがあります。
肝臓病の場合:肝臓に歯周病原細菌が辿り着き、炎症が起きることにより、非アルコール性脂肪性肝炎を進行させてしまう可能性がある。
肥満の場合:炎症物質が脂質代謝異常に悪影響を及ぼしている場合があり、高脂血症などを進行させてしまう可能性も考えられます。
妊婦の場合:炎症物質の中には陣痛促進剤として使われる物質もあるので、早産や低体重児出産などを引き起こしてしまうことがあります。
このように、歯周病は全身状態に深くかかわっているため、ブラッシングによる予防やスケーリングなどによる原因除去、リスクファクターの除去が大切となってきます。その為にも、歯科医院の定期的な受診により歯周病が進行していないかのチェックや治療を受けましょう!
たなか歯科クリニック 木方 奨
口呼吸していると起こることとは?
みなさん、こんにちは。たなか歯科クリニック歯科衛生士の上條夏美です。
もう少しで今年も終わりに近づいてきましたね。みなさんは風邪などひかれていませんか?室内は暖かく、外は寒く気温差があるので調節できる服装で風邪には気をつけてください。
ところで、普段呼吸の仕方を気にしたことがありますか?なんとなく鼻で呼吸した方がいいという話しを聞いたことがありませんか?
しかし、口で呼吸しているかもしれないという方も多いかもしれません。
そこで今日は、口呼吸による影響についてお話しします。
口呼吸をしてしまうと次のようなことが起こります。
・虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因になる
→口呼吸をすることでお口の中が乾燥してしまい、細菌をやっつける働きを持つ唾液が少なくなってしまい虫歯や歯周病の原因菌が繁殖し放題になってしまいます。それにより、口臭が起こることもあります。また、歯に汚れが付きやすくなり、歯の黄ばみの原因にもなります。
・歯並びが悪くなる
→歯並びは内側からの舌による圧力と外側からの唇や頬の筋肉からの圧力により自然に並ぶようになっています。口呼吸だと外側からの圧力がかからず、出っ歯や受け口の原因になってしまいます。特にお子様は骨格にも影響が出やすいため注意が必要です。
・風邪やアレルギーになりやすい
→鼻から呼吸する場合、外気を取り込む際に一緒に入ってきた細菌やウイルスなどを排除するためのものが備わっているため、風邪をひきにくかったり、ウイルスに感染しにくいです。また、鼻呼吸の場合は冷たく乾いた空気を吸い込んでも副鼻腔の働きによって加湿された状態で気道に空気を届けるなどの機能も働きます。しかし、口には鼻のような外気に対する機能が備わっていないため、直接細菌やウイルスを取り込んでしまうことになります。
・舌の位置が悪くなる
→口呼吸をしていると口が開いて舌の位置が下方へと落ち込みます。通常、舌は上あごの内側にぴったりとついているのが望ましいですが、口が開いているため舌の位置も悪くなります。そのため、上の前歯を押し出してしまう形になり出っ歯などの原因になることもあります。
原因によって治す方法、対策は変わってきます。
歯並びが少しでも気になる方は一度歯科医院でチェックしてもらいましょう!
口呼吸が鼻呼吸へと改善されると、口臭・いびきの予防や歯周病・虫歯の予防にもつながります。すぐに治すのは難しいですが、まずは普段から鼻で呼吸をするという意識を持つことから始めてみるのも大切です。
たなか歯科クリニック 歯科衛生士 上條夏美
デンタルフロス使ってますか??
みなさんこんにちは!たなか歯科クリニック歯科衛生士の奥田眞由です。
たなか歯科クリニックでは、クリスマス仕様に飾り付けをしています。
クリスマスツリーも電飾で飾り付けしています。
すごくきらきらしていてかわいらしくなっています。
患者様もお待ちになっている間に、写真を撮ったりしてくださっていてとても嬉しいです。
来院された際は、ぜひ見てくださいね!
さて、みなさんはデンタルフロスを使っていますか?
デンタルフロスは、糸ようじとも呼ばれています。
歯ブラシだけでは取れない歯と歯の間や歯と歯茎の隙間にあるポケットと呼ばれるところをお掃除するのにとても優れたものです。
種類は、ワックスタイプやアンワックスタイプといったワックスがついているもの、ついていないもの、ホルダー付きのフロスなど様々な種類があります。
ペパーミントなど味や風味をつけたフロスなども販売されています。
基本的に手に巻くタイプと柄がついているタイプのものになります。
掃除の効果などはかわりませんが、今までフロスを使ったことがなかったり、手に巻いて使うのが苦手という方には柄のついているものをおすすめしています。
使い方は、手に巻くタイプの場合、30~40㎝程度に切ったデンタルフロスを両手の第3指に巻き付け、第1指と第2指で固定し、よく張った状態で使用します。
このときに指と指の間隔を1~2㎝ほどに保つとスムーズに操作しやすいです。
上の歯を使用する場合には、第1指と第2指の、指腹でデンタルフロスを保持します。
下の歯に使用する場合は、両手の第2指でデンタルフロスを保持し、親指を沿えて操作するようにします。
このときになるべく鏡をみながら通すことをおすすめしています。
のこぎりをひくように、ゆっくりと挿入させることがポイントです。
無理に入れてしまうとフロスが勢いよく入ってしまい歯茎に当たってしまい痛いので注意が必要です。
またフロスは、歯面に沿って歯冠側に向かって歯垢をかき上げるようにして除去していきます。
またデンタルフロスは、基本的に使い捨てなので衛生面でもとても良いです。
使う順番としては、デンタルフロスで掃除してから歯ブラシで磨いていただくことをおすすめしています。
歯と歯の間に溜まった歯垢を落としてすっきりしているところにフッ素配合の歯磨剤をつけて歯ブラシで磨いていただくことによって、歯と歯の間にもフッ素をいきわたらせることができます。
また、歯ブラシで歯を磨くことが習慣化しているようにデンタルフロスも毎日の習慣にしていただくためにも、夜寝る前の1回でもいいので歯ブラシで歯を磨く前にデンタルフロスを通していただくとよいです。
ご自身に合うフロスを選んで、毎日の歯磨きにぜひつけくわえてみてください!
たなか歯科クリニック歯科衛生士奥田眞由