医院ブログ

2021年も健康に過ごしましょう!

千種区の皆さん、あけましておめでとうございます。
本年も、たなか歯科クリニックをよろしくお願いします。

昨年は新型コロナウイルスにより戸惑い、不安で我慢の多い年となってしまいました。
まだまだ、毎日のように多くの方がウイルスに感染していたりと残念なスタートになってしまいましたが、2021年は笑顔が増える1年になると良いですね!
これからもしっかりと感染対策を行っていきましょう。

今年最初のブログは健康をテーマにお話ししていきたいと思います。
歯の健康は全身の健康へとつながっていきます。
なぜかというと、食事は口から取るからです。
食事により、カルシウムや、タンパク質、ビタミンなどを取り込み健康になりましょう。
歯の健康は、食事をするためだけでなく、会話を楽しむためにも重要です。
虫歯や歯周病などで口腔内に問題があると楽しいはずの会話も心から楽しめませんよね?
食事や会話などはこれから死ぬまでずっと行っていく当たり前のように重要なことです。
だからこそ、毎日の歯磨きは習慣の1つでしかないですが、とても大切なことなのです。

皆さんは食事の際、よく噛んでいますか?
咀嚼能力が高いと、高齢であっても、運動・視聴覚機能などの活動能力の低下を軽減させると言われています。
また、よく噛むことで唾液が多く分泌されます。
唾液には、食べ物の消化を助けたり、口腔内の細菌の繁殖を抑えて虫歯を防ぐなど多くの役割があるのです。

よく噛むためにも歯を多く残すことが大切になってきますよね?
皆さんは8020運動をご存知ですか?
これは、80歳以上の高齢になっても、自分の歯を20本以上保つことを推進する運動のことです。
なぜ、20本なのでしょう?
それは、20本以上自分の歯が残っていれば、食事に不自由を感じることなく生活できるからなのです。
年々、この8020運動を達成できる方が増加傾向にあると言われていますが、高齢化も伴いまだまだ、日本での達成者は少ないと言われています。

歯の健康は、子供の頃から意識することが大切です。
検診等で来院する方から、「もっと小さい頃からしっかりと歯医者に通っていればよかった」と後悔する声を聞くことが多くありあります。
子供は自分でしっかりとした口腔ケアができません。
だからこそ、親御さんが子供の歯を徹底的にケアすることが必要です。
その1つとして、子供の頃から定期的に歯科医院に検診を受けに来院することもケアの1つとして大切なことです。
皆さん、定期的に検診を受け、予防・早期発見・早期治療をして、これからも健康に過ごしていきましょう。
スタッフ一同お待ちしております。

たなか歯科クリニック 歯科衛生士 常川 怜奈

歯磨きのポイント3つ

千種区覚王山のみなさんこんにちは、たなか歯科クリニックの長谷川です。
あっという間に1年が過ぎ、今年最後のブログ更新となりました。年末年始は美味しい食べ物を食べる機会も増えますし、当院が長期休暇に入ることもあり、みなさんにもお家でしっかりケアをしていただきたいので今回は基本的な歯磨きの仕方についてお話しします。

当院に通われている方は、初診時のカウンセリングや歯科衛生士さんのクリーニングのお約束の際にお家での歯磨きについて聞かれたことがある方もいらっしゃると思います。
基本的な磨き方としては1箇所を20回以上、磨き残しがないように表側、裏側、噛み合わせ面など順番を決めて磨いていくようにすると良いでしょう。
その際気をつけるポイントを3つ紹介します。
①歯ブラシの毛先を歯と歯茎、歯と歯の間にきちんとあてる
②歯ブラシの毛先が広がらない程度の軽い力で動かす
③小刻みに歯ブラシを動かし1〜2本ずつ磨く
この3点を注意して磨くと上下永久歯が生え揃っている方は、磨く時間に最低3分はかかってくると思います。長時間磨き続けるとエナメル質が削れたり、歯茎が痛むこともあるので3〜5分を目安にすると良いでしょう。
また毎日使用している歯ブラシは毛先が広がってくるのがだいたい1ヶ月から1ヶ月半ほどですので、定期的に新しい歯ブラシに変えるようにしましょう。
さらに、デンタルフロスや洗口液を使用すると虫歯や歯周病の予防効果が高まります。
当院受付でも歯ブラシ、フロス、洗口液等販売していますのでお気軽にお声掛けください。
また、口腔内は1人1人違うので、自分はどんなことに気をつけるとより良いのだろうと思った方は是非歯科衛生士さんの歯磨き指導のお約束でお待ちしております(^-^)
今回紹介した磨き方を心がけて、毎日しっかりプラークを取っていくようにしましょう。

今年も1年間たなか歯科クリニックをありがとうございました。例年とは違う環境で過ごした1年でしたが、みなさんはこの1年どんな年になりましたか?私は大変な1年だったからこそ小さなことに幸せを感じることができました。この状況がいち早く終息する事を願って、来年もスタッフ一同みなさんをお待ちしております。
みなさんも健康で良いお年をお迎えください。

千種区覚王山 たなか歯科クリニック
受付・歯科助手 長谷川麻央

頬や舌を何度も噛んでしまう!その理由知っていますか?

こんにちは!名古屋市千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の島田実果です。
皆さんは普段頬や舌、唇を噛みやすかったり、その症状が繰り返し生じてなかなか傷が治らなかったりしたことはありますか?患者様の中にはそういった症状がみられる方も結構いらっしゃいます。
今回は意外と知られていない、その原因や対処法についてお話ししたいと思います。

まず原因はさまざまあります。

1.加齢
加齢とともに、噛む回数や口を動かすことが少なくなり、口の筋力が低下し、皮膚がたるむことで頬を噛みやすくなってしまいます。表情筋を鍛える顔の体操やマッサージをするといいでしょう。

2.噛み合わせの高さの低下
歯は使うほどにすり減り、噛み合わせが低くなってきます。そのことにより、頬の内側の肉が余って噛みやすくなってしまいます。歯ぎしりや食いしばりをしている人は特に歯がすり減りやすいです。寝ている間は歯ぎしりや食いしばりは意識して止めることが難しいため、マウスピースをつけるといいです。

また、新しい入れ歯を入れたばかりで噛み慣れていなかったり、逆に古い入れ歯の場合も、すり減って噛み合わせの高さが低くなっていると頬を噛みやすくなります。場合によっては入れ歯の調整や作りかえが必要になってきます。

3.抜歯や治療による口の中の変化

4.歯ならび
歯ならびが悪いと、ガタガタしている歯により頬や舌を噛みやすくなります。むし歯や歯周病にならないためにも矯正治療をおすすめします。

5.顎関節症
顎にズレがあったり、噛み合わせが安定しないと口の中を噛みやすくなることがあります。

6.疲れ、ストレス、体調不良
疲れが溜まっていたり、体調が悪かったりすると、普段は問題なく行われている顎の運動が上手くできなくなることがあります。またストレスで噛み癖がある場合もあります。

7.肥満
太ると頬が内側にも張り出し、頬を噛みやすくなります。

では、口の中を噛んで傷つけてしまった時はどうしたらいいでしょうか?
傷がひどくなければ自然に治ることもあります。もし傷がひどい場合には、早めに歯科医院で診てもらいましょう。
口内炎などにならないよう、ビタミンなど十分に栄養をとったり、刺激のある食べ物を控えたり、洗口液でうがいをするなど口の中を清潔にしましょう。
同じところばかり繰り返し噛んでしまい傷が悪化した状態を放置すると、生活に支障をきたす可能性もあるので、歯科医院を受診してぜひ相談してみて下さい!

千種区たなか歯科クリニック
島田実果

甘い=幸せの仕組みとは?

千種区の皆様こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。
もうすぐクリスマスですね!


千種区の皆様はどんなクリスマスをすごされますか?
クリスマスといえば甘―いクリスマスケーキを食べる方もいらっしゃるかもしれませんが
甘いお砂糖は虫歯菌の大好物です。甘いものをダラダラ食べ続けると虫歯のリスクが高まりますね。でも、甘いもの食べると何でこんなに幸せになれるんだろう?
そこで「甘い」=「しあわせ」のしくみを調べてみました。

食べ物を味わう「味覚」は、「味の分子の特性を感知する感覚」で、味を認識するとともに、快く感じたり、不快に感じたりといった感情を伴います。これはどんなしくみなのでしょうか。

口の中には、舌を中心に「味蕾(みらい)」という味を感知する器官があり、この味蕾は「味細胞」という細胞から成り立っています。味蕾にある味細胞が食べ物の味の分子をキャッチすると、味細胞とつながっている「味神経」が電気信号を発信し、情報が脳に伝達されます。脳には、味覚だけでなく嗅覚や触覚(食感など)による情報も伝達され、それぞれが脳を刺激することで味を認識し、感情をもたらします。
味覚は、「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うまみ」の5種類に分けられます。そのなかで甘味は、脳内の心地よさを感じる部分を刺激し、「β-エンドルフィン」というホルモンを分泌させます。β―エンドルフィンは、ストレスをやわらげ、心身をリラックスさせる作用や、快感をもたらす作用があるホルモンです。甘いものを食べると喜びを得られるのには、このようなしくみが働いています。

実は人は甘味を感じる味覚を先天的に持っていて、赤ちゃんはミルクの甘味(乳糖)をおいしいと感じ、好んで求めます。甘味は「おいしい味」の代表的な存在ですが、これには糖が身体に必要なエネルギー源であることが関係し、「おいしい」と感じることで摂取を促進しています。反対に、酸味は食べ物が腐っているときの味として警戒されたり、苦味が毒や害のある味として避けられたりするのは、人間の本能で自己防衛の一種と言えるでしょう。

エネルギーを消費すると、体がエネルギーを必要とし、甘味を欲します。「疲れたときに甘いものを食べたくなる」という現象には理由があるんですね。

さて、虫歯お話にもどします。
虫歯の原因として挙げられるのは、以下の4つです。
•食べものに含まれる「糖」
•口の中にいる「虫歯菌」
•歯の周りに酸が停滞する「時間」
•人それぞれ歯と唾液の「質」

歯垢のもととなる「グルカン」というネバネバした物質は、糖の中でも主に砂糖をもとにして作られるため、砂糖の虫歯への関わりは否めません。しかし、ごはんやパンなどのでんぷんに含まれる糖もまた、唾液に含まれる酵素で分解され「麦芽糖」という糖になり、虫歯への関わりが見られるため、甘いものでなくても虫歯の原因になるという認識も大切です。

さらに重要なのは、「虫歯の4つの原因すべてがそろわなければ、虫歯にはならない」ということです。体のエネルギー源である糖質の摂取をなくすことはできませんし、また、虫歯菌を完全に除去することもできません。そのため食後に口をすすぐ、歯を磨くなどして、歯の周りに発生した酸が滞留する時間を短くすることが大切です。
ですから美味しいケーキを食べた後にはしっかり歯磨きをしましょうね!

千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 佐々木彩花

赤ちゃんも歯ぎしりする?

こんにちは千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の堀毛です。
寒さも本格的になってきましたね。皆様お変わりございませんか。

今回はお子さんの歯ぎしりについてブログに書かせていただこうと思います。
そもそも歯ぎしりはなぜ起こるのか?歯ぎしりの原因としてみなさんが想像されるのは「ストレス」だと思います。しかし、ストレスだけではなく、噛み合わせの微妙な変化や顎関節と歯のバランスなど物理的な面でも歯ぎしりは起こります。
歯ぎしりは大人だけのものではなく5〜10歳の子供の約4割が歯ぎしりをしているという説があります。
では、子供が歯ぎしりをするのはなぜでしょうか。実は無意識に「噛み合わせを整えている」と言われています。
歯ぎしりの多くは5〜10歳の間に多く起こるという見識が広く理解されています。この時期というのは乳歯から永久歯へ生え変わる時期です。この頃に身体の成長に伴って、顎の骨格も大きく成長していきます。すると乳歯と乳歯の間に隙間ができてきます。そうすると噛み合わせが悪くなるため、無意識のうちに噛みやすい位置に調整する意味で歯ぎしりしています。さらに、永久歯が生えるスペースを作っているので、この時期の歯ぎしりはお口の中が正しい状態に成長するために行うものです。
乳歯が生えたばかりの赤ちゃんも歯ぎしりをします。歯ぎしりの音の大きさに驚いた親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。成長過程で歯が生えてくると、ものを食べる際に「吸う」から「噛む」動作に変わる中で噛む動作は上下左右に顎を動かすため、想像される以上に複雑な動きをします。そこで吸うときに使う顎の位置を噛むときに使う顎の位置に調整が必要になってきます。そのときに行うのが歯ぎしりです。赤ちゃんの歯ぎしりは噛むことのできる顎の位置の調整をしているのです。しっかり食べ物を食べることができるようになるための準備のようなものです。
お子さんの歯ぎしりを心配されている親御さんは多いと思いますが安心して見守ってあげてくださいね。
大人の方は知覚過敏といって歯ぎしりをすると歯がすり減りしみることがあります。しかし乳歯は削れていても不思議なくらいしみません。おそらく生え変わることが前提なので、もともと永久歯よりも痛みに鈍くできているようです。
永久歯が生え揃ってからも歯ぎしりが続く場合は大人と同様に歯がすり減ったり、歯や顎に負担をかけてしまいます。永久歯に生え揃っても治らない場合は別の要因が考えられるので相談してくださいね。心配に思うこと疑問に思うことはなんでも相談してみてくださいね(^^)

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 堀毛 南実

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