年末・年始にかけての ご注意
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の 満田 誠です。
クリスマスまで、あと1週間。 いよいよ、年内での診療日も あと僅かですね。
今年は 昨年に引き続き、新型コロナウイルスに振り回された1年でした。全国の多くの地域で過去最大の流行となった第5波は、ワクチン接種の普及などにより現在は収束しつつあり、緊急事態宣言もやっと解除されました。(私も3回目のワクチン接種券がきたので行ってきます♪)
しかし、withコロナの中で迎える2022年もさらに気を引き締めて、基本的な感染対策を徹底していきましょう。人類はきっと新型コロナウイルスを克服しつつあります!
さて、年末のこの時期になってくると 毎年気を配るのが、「年をまたいで 患者様がつらい思いをしないように」することです。年末年始は、ほとんどの歯医者さんが お休みになりますからね。そんな時に、何かがあっては大変です。できる限り年内に治療を完了しておきたいのですが、なかなか難しいこともありますものね(>_<)
医療法人TDCたなか歯科クリニックは
12月30日(木) ~ 1月4日(火) まで、休診
と、させていただきます。
医院がお休みの間に多いのが、仮のつめ物が取れたというトラブルです。ちょっと強めに接着しているなどの工夫をしていますが、仮のつめ物をしている方は、次の事にご注意ください。
・歯にくっつくような粘っこい食べ物(お餅・ガム・キャラメル・ハイチュウなど)、硬い食べ物は、仮歯の場所はさけてお食べになってください。取れたり、欠けたりする原因となる恐れがあります。
・万が一、仮のつめ物が取れてしまった場合は、その場所をさけて食べるよう気をつけていただければ結構です。診療が始まったら、予約通りいらっしゃってください。
もしもの時のために、年末年始にも開いている休日緊急歯科診療所を、以下に紹介させていただきます。
皆様が、お口のトラブルがなく、おいしいものが食べられる良い年末年始を迎えられることを祈っています。
【名古屋市の休日緊急歯科診療所】 受付時間: 9:00~11:00 13:00~15:00
● 愛知歯科医療センター
住所:名古屋市中区丸の内3-5-18愛知県歯科医師会館1階
電話:052-962-9102
● 名古屋北歯科保健医療センター
住所:名古屋市北区平手町1-1-5 クオリティライフ21城北内
電話:052-915-8844
● 名古屋南歯科保健医療センター
住所:名古屋市南区弥次ヱ町5-12-1
電話:052-611-8044
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
歯を失ってしまったときの3つの治療法
皆さんこんにちは!今年も残すところ半月になりましたがいかがお過ごしでしょうか。毎年この時期になると1年あっという間だったな〜と感じます。
さて、今日は歯を失ってしまったときどうしたらよいのか?ということをお話ししていきます。
まず歯を失う原因の2大疾患は「歯周病」「むし歯」と言われておりますが、歯周病やむし歯を放置したことで痛みなどの症状が出たり歯の機能を失うことで他の歯にも悪影響を及ぼすときはやむなく抜歯をすることがあります。
抜歯をしたあとは1ヶ月くらいで歯茎が落ち着いてきますが、痛くないからと抜歯後にそのまま放置してしまうと、左右の歯が傾いてきてしまい噛み合わせのバランスが悪くなることがあります。
そのために抜歯後は歯茎が落ち着いてきたら、歯を失ってしまった場所になんらかの形でまた歯を作る必要があります。
歯を失ったあとの治療には3つの選択肢があります。
①ブリッジ ②入れ歯 ③インプラント この3つです。
それぞれメリット・デメリットがあるのでご説明していきますね。
まず①ブリッジと呼ばれるものは被せ物の治療です。
歯を失った場所にダミーの歯をいれるための連結型の被せ物です。両隣の歯を橋(ブリッジ)の橋脚のように支えとして使用し、被せ物を両隣の歯に被せてガッチリと固定をしますので、違和感が少ないというメリットがあります。被せ物がしっかりしているので噛む力も落ちないことや自然な見た目に回復しやすいこともメリットとしてあげられるでしょう。
デメリットは両隣の歯を支えとして使用するので、歯を大きく削る必要があります。そして支える歯の負担が大きくなるので、支える歯が傷んでしまうこともあります。又ブリッジは連結型なので汚れがたまりやすく、きれいにお手入れをするには慣れが必要です。
次に②入れ歯についてです。
入れ歯はおばあちゃんやおじいちゃんが入れているイメージが強いですよね。ブリッジと違って入れ歯は取り外しが可能ですのでお手入れがしやすいメリットがあります。ブリッジよりも歯を削る量がかなり少ないというのも大きなメリットと言えます。しかし、取り外しが可能であるがゆえにしっかりと噛みにくいというデメリットが生じます。毎日つけたりはめたりしているうちに入れ歯はゆるんできて外れやすくもなるので、定期的に歯科医院でゆるんでいるところの調整をしてもらう必要があります。
最後は③インプラントについてですが、こちらは3つの中で一番新しい治療になりますので、次回のブログでしっかりとご説明させていただきます。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、皆さんのお口の中に合った治療法をご提案させていただきます。お困りの方はぜひご相談ください。
千種区 たなか歯科クリニック 歯科衛生士 福田
歯が無くなったときどうする?
千種区の皆さんこんにちは!たなか歯科クリニック歯科医師の木方奨です。今年もあと3週間ぐらいですね!僕は家の大掃除を年内に終わらせるために、少しずつ始めています!皆さんも大掃除頑張りましょう!
さて、今日は歯がなくなったときの治療法について書かせていただこうと思います。
そもそも、歯はなぜ無くなるのか、いくつか理由があります。1:虫歯、2:歯周病、3:破折、4:外傷、5:矯正、6埋伏 等です。
2018年の調査では日本人の歯を失う原因1位は歯周病です。意外と思はれる方もいるかもしれませんが、虫歯や破折よりも歯周病が多いとのことです。ですので、虫歯のない方も気を抜かず、普段の歯磨きを頑張っていただく必要があります。
話は戻りますが、上記のような理由で歯を抜いた場合、基本的な選択肢としては、インプラント、ブリッジ、入れ歯の3つがあげられます。他には、矯正やそのままにする場合もあります。それぞれに利点欠点があり、適応も変わってきます。
インプラント:骨の中にインプラント体と呼ばれるネジを埋め込みます。その上に上部構造物のダミーの歯を取り付けます。取り付け方はネジやセメントで取り付けます。
利点:他の歯への侵襲がない。咬合力が普通の歯とほとんど変わらない。見た目がいい。取り外してケアする必要がない。
欠点:外科処置が必要。骨が少ないと使えない。治療期間が長くなる。保険適応外。
ブリッジ:前後の歯を削り、橋渡しのような被せ物を作り被せる。
利点:入れ歯と比べて、自分の歯と似た感覚で噛むことができる。インプラントより治療期間は短い。
欠点:抜けた歯が一番後ろの場合ブリッジはかけられない。前後の歯を削らなければならない。場合によっては神経を取る必要がある。前後の歯の負担が増えてしまう。負担が増えすぎて、歯が割れる可能性がある。ダミーの歯の周辺の清掃が難しい。
入れ歯:ダミーの歯と床を作り他の歯を支えにする取り外し式の装置。
利点:他の歯への侵襲が少ない。取り外し可能。ブリッジよりも適応範囲が広い
欠点:噛む力が弱い。バネにより見た目が悪くなる。違和感が大きい。発音しにくくなる場合がある。
今日は歯がなくなった場合の治療法について、書かせていただきました。他に何か疑問点等あればお気軽にご相談ください。
愛知県 名古屋市 千種区 覚王山 歯科医師 木方奨
タバコがもたらす影響
千種区の皆さん、こんにちは。
皆さんはタバコを吸っていますか?
また、周りに吸っている人はいますか?
会社の飲み会で仕方なく・・・などコミュニケーションを円滑に進めるために吸っている人もいるでしょう。
しかし、タバコにはデメリットが多くあります。
タバコには、約4000種類もの化学物質が含まれています。
その中の約200種類の物質が人体に影響を与える有害物質です。
今回はそんなタバコが与える影響についてお話ししていこうと思います。
<タバコがお口や歯に与える害>
・歯が黄ばむ
・口臭
・歯周病
・虫歯
・歯ぐきが黒ずむ
ではそれぞれなぜ悪影響を与えるのか詳しくご説明して行きたいと思います。
<タバコによって歯が黄ばむ理由>
タバコによって歯が黄ばむ理由は、タールです。
タールはタバコの三大有害物質の1つ。
(タバコの三大有害物質:ニコチン、タール、一酸化炭素)
タバコで黄色っぽくなるといえば、ヤニという言葉を連想する人も多いのではないでしょうか?
ヤニとは、タバコの煙成分の中で一酸化炭素やガス状の物質を抜いたものを指します。
まさに、タールはヤニにあたります。
<タバコによる虫歯や口臭>
タバコのヤニが口に付着すると、歯が黄ばむだけでなく歯の表面がざらざらします。
そこにプラークが付きやすくなり、虫歯になりやすくなります。
また虫歯だけでなく、そのプラークが成熟して口臭のリスクも高まります。
<タバコによる歯周病>
喫煙者と非喫煙者を比べると、喫煙者の方が約4倍歯周病になるリスクが高まります。
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させる効果があります。
そのため、出血も少なくなるのが特徴です。
出血がなくなるということは、実際は炎症を起こしているのに気が付きにくくなるということです。
歯周病はただでさえ自覚症状がない病気です。
タバコを吸っていると、歯周病が進行していても気が付かないことがほとんどです。
<タバコによる歯ぐきが黒ずむ>
これもニコチンによる血管収縮が原因です。
健康的なピンク色の歯ぐきは毛細血管がしっかりと流れている色でもあります。
その毛細血管が収縮することで、血の通ったピンク色にはならずに黒ずんで見えるのです。
いかがですか?
タバコは口腔内だけでも様々な害を与えるのです。
人とのコミュニケーションを円滑にするツールかもしれませんが、体には良い影響を与えることは1つもありません。
リラックスするためにもやめられない人も多いと思います。
しかし、別のリラックス方法を探し、少しずつ禁煙していけるといいですね!
また、歯科検診で歯周病や虫歯のチェックをして現状を理解して行きましょう。
たなか歯科クリニック 歯科衛生士 常川 怜奈
フッ素塗布で予防をはじめよう!
千種区覚王山の皆さんこんにちは、たなか歯科クリニックの長谷川です。
12月にはいり、寒い日が続きますがいかがお過ごしですか?
最近のたなか歯科クリニックは院内にクリスマスの飾りをつけて、年末の雰囲気がでています。毎年のように受付ではクリスマスツリーが出迎えてくれます(^ ^)
今回は、歯医者さんで受けるフッ素歯面塗布についてのお話しをしようと思います。
土や海、川の水にも含まれる天然のミネラル、フッ素。身近なところでは歯磨き粉などに配合されている虫歯予防で有名な成分ですが、歯医者さんではより高濃度のフッ素をお子様のお口にぬって虫歯を防いでいます。
日本で売られている歯磨き粉に配合されている最高濃度のフッ素は、1450ppmなのに対し、歯医者さんでプロ向けの医薬品として使用されているものの数値は9000ppmと圧倒的に高いです。これはプロ向けの医薬品なのでお家に持って帰れないのが残念なところ。
塗布の流れとしては、まず歯科衛生士さんや先生がお口の中を綺麗に清掃します。唾液がつかないようにシューっと器具で風をかけて歯を乾かします。フッ素を塗布して、3〜4分たったらたまったつばを吐き出します。
フッ素を歯に塗って3〜4分間そっとしておくと、歯の表面に硬いアパタイト(通常は酸に弱いですが、フッ素によって強く変化します)ができて丈夫になるという仕組みがあるので、口をゆすぎたい気持ちを我慢するのが大切です。しかし、頑張って塗ってもご飯を食べたり歯磨きをしたりしているうちにだんだんとれてきてしまいます。1回塗ったら虫歯にならない!とは言い切れないので定期的に歯医者さんで定期検診と一緒に受けられるとよいですね。また、年2回の塗布で虫歯予防効果は20%程度あるそうですが、やったりやらなかったりだとあまり効果はあがらないそうです。もし虫歯になりやすいのなら、年3〜4回受けるといいかもしれませんね。
このフッ素塗布ですが、何歳くらいから受けていいものか知っていますか?
答えは1歳半。生えたての歯は柔らかく虫歯に弱い分、フッ素を取り込みやすいので乳歯を守るなら1歳半くらいから第2大臼歯が生え終わる15歳くらいまでの塗布がおすすめです。早めの予防で虫歯を防いでいけると強い歯の元気なお子さんに育ってくれるでしょう!
受付から年末のお知らせです。たなか歯科クリニックは12月30日から1月4日まで冬季休暇とさせていただきます。5日からは通常診療でお待ちしております。よろしくお願いいたします。