医院ブログ

親知らずは、抜いたほうがいいの?

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。

診療において、皆様から聞かれることが多い質問で、
『親知らずは、抜いたほうがいいですか?』と、いうものがあります。
さて、どうなんでしょうか…?
「親知らず」は、別名 第3大臼歯。多くは10代後半以降で一番奥に生えてきて、”親から子がひとり立ちした年齢になってから生えてくる歯” すなわち、”乳歯や他の永久歯と違って、親が知らないうちに生えてくる歯”ということで、『親知らず』と呼ばれます。
なぜ、親知らずは「抜く・抜かない」の話になるのでしょう?
それは、”親知らずが、お口の中の悩みの原因になりやすいから” です。
その理由として、
①  清掃が、とても難しい!
まず、奥の方に生えているので歯ブラシが届きにくいです。生える場所が充分にない場合は、歯並びが傾いていたり、歯茎に埋もれているので、汚れの除去が更に難しくなります。
そのため、非常に虫歯になりやすく、周囲に炎症を起こしやすい歯なのです。場合により、手前の歯も巻添えになって そのリスクを背負う事があります。
②  歯並びが悪くなる原因となることがある!
前述のように、生える場所が不十分で親知らずが傾いている場合、生えようとする方向に存在する手前の歯を押して、歯並びを乱す原因になります。
③だんだん動いてきて、歯茎に食い込んでくることがある!
上顎の親知らずに多いのですが、噛む相手である下顎の親知らずが生えていないため、どの歯とも噛み合っていない状態の時があります。そうすると、その歯は噛む相手を求めて徐々に下方に動いていき、やがては下顎の歯茎に食い込むようになってしまいます。
……というような項目があげられます。
もちろん、親知らずが他の歯と同じようにキレイに生えていて清掃もしっかりできる状態であって、咬み合わせにも役立っていれば抜く必要なんてありません。どうしても、トラブルが生じる原因になる親知らずであれば、残しておくメリットが無いと考えるのです。
よって「抜いたほうが良いか?」に対する答えは、
・現時点で親知らずを抜歯することにより、苦痛から開放される。
・将来起こりうる不具合が、間違いなく患者様の負担になる。
・将来に虫歯などで歯の崩壊などが起こった結果、現時点よりも抜歯による患者様の負担や、抜歯の難しさが増すことが予想される。
以上のことがある場合は、ご相談のうえ抜歯を検討します。
もし、お悩みのことがあれば お気軽にお声かけください!
ところで、話は変わりますが……。
私、先日で43歳になり、誕生日を医院の皆から祝ってもらいました!!
心のこもった色紙、プレゼントの靴下、ありがとうございます!
 
あたたかい心遣い、普段からのチームワークに感謝です。たなか歯科クリニックで、皆と患者様のために働けることを幸せに思います。これからも、がんばりますね♪
DSC0717.jpg
千種区 たなか歯科クリニック

歯科医師 満田誠

よく噛んで食べていますか?

皆様、こんにちは!千種区たなか歯科クリニック受付・管理栄養士の鈴木友梨です。

皆さんは、お食事の時、一口に何回くらい噛んでたべていますか?
そもそも、よく噛むことがなぜ大切なのでしょうか?

よく噛むことで、こんなにたくさんいいことがあるんです☆

①食べ物の味が分かる
食材の甘みや、美味しさを発見することができます。

②食べ過ぎの防止
噛むことにより、脳の満腹中枢という神経に刺激が伝わり、食べ過ぎを防ぐことができます。

③虫歯を防ぐ
唾液がたくさん出て、お口の中の清掃や殺菌作用により、虫歯ができにくくなります。

④消化吸収を助ける
食べ物が細かくなり、唾液が多く出るので、消化しやすくなり、栄養の吸収がよくなります。

⑤口の周りの筋肉に良い刺激になる
適度な刺激が与えられ、口の周りの筋肉の発育を助けます。


噛む回数が自然と増える食材として、ごぼうやれんこんなどの繊維質の多い食材やこんにゃくなどの弾力のある食品があります。

カム 画像.jpg

調理法としては、食材を少し大きめに切ることでも噛む回数を増やすことができます。自分が一口何回噛んでいるのかなと少し意識をするだけで、いつもより少し長く噛むようになりますね。
ぜひ、皆さんも意識をしてみてはいかがでしょうか?


千種区 たなか歯科クリニック

受付・管理栄養士 鈴木友梨

JAID学術大会

皆さん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の福田有花です。

先日、JAID主催の学術大会セミナーが東京で開催されたため、参加してきました。以前にもブログでご紹介しましたが、JAIDとは日本の歯科界発展のために活動している学術団体です。
昨年1年間、JAID主催のDH LAコースを第一期生として受講し、海外研修にも参加してきました。
今回は、第一期生が主体となり、歯科衛生士部会を立ち上げるとのことでセミナー受講も兼ねて、参加してきました。

午前のセミナーは、海外から来日されたAAID(アメリカ口腔インプラント学会)のサミュエル・リー先生から「インプラント手術における革新的な骨造成のテクニック」と題してお話して下さいました。
歯科医師の先生向けの講義内容でしたが、インプラントの革新的な技術に会場からは驚きの声が上がっていました。

 12108.jpg

午後からは、JAID DH LAコースで優秀賞だった2名の衛生士さんの症例発表もありました。何度見ても勉強になるプレゼンテーションでした。

最後にJAID DH LAコース1期生の私達が壇上に立ち、部会立ち上げのご挨拶をさせていただきました。今後は第1期生の皆と切磋琢磨しながら良い部会となるよう発展していけたらと思います。また今後の活動についてアップしますね(*^_^*)

S__3007197.jpg
千種区 たなか歯科クリニック

歯科衛生士 福田有花

歯ブラシの選び方①

皆様、こんにちは。たなか歯科クリニック歯科衛生士の山井知美です。段々と暑い夏がやってきました。カラッとした秋が待ち遠しいです。

 さて、今回は歯ブラシの選び方をお伝え致します。薬局の歯ブラシコーナーにはたくさんの歯ブラシが並んでいます。どの歯ブラシを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
まず、歯ブラシの毛の硬さも重要で「やわらかめ」を選んでください。一般的に歯ブラシの毛の硬さは「ふつう」が良いと思われがちですが実は「やわらかめ」が良いのです。理由は「やわらかめ」だと歯と歯茎を傷つけないで歯磨きができるからです。「ふつう」では歯と歯茎を傷つけたり、知覚過敏の原因にもなりやすいので「やわらかめ」をお勧めします。
次に毛先の形態です。テーパーカットになっているもの。テーパーカットとは毛先が極細にカットされていて歯と歯茎の境目にある歯茎の溝に歯ブラシの毛先が入りやすいようになっています。歯垢は歯の表面だけでなく歯茎の溝の中にまで入り込んでいるので歯ブラシの毛先は歯茎の溝に入れるようにあてるのがより多くの歯垢を取り除くことができます。そのため毛先は極細(テーパーカット)が良いのです。
そして毛束は4列以上で多いものが効率よく歯垢を除去できます。以上の事を是非参考にして歯ブラシを選んでくださいね。次回は歯ブラシの選び方の細かい説明をお伝えします。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 山井知美

虫歯予防について!

皆様、こんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。
先日、予防について勉強しました。学んだことを少しお話します。
虫歯の予防には歯磨きがとても大切ですよね!
しかし、歯磨きを頑張っているのにどうしても虫歯ができてしまうこともあります。それはなぜなのでしょうか?
虫歯の原因は主にこの3つです。
・あなたのむし歯菌の数
・あなたの食事の習慣
・あなたの歯を守る力
これら3つを上手にコントロールすることで虫歯は予防することが出来ます。
具体的にはまず、むし歯菌の数が多いと虫歯になりやすくなります。
数を減らすためには歯磨きで歯の汚れを落とすことが大切です。
次に食事の習慣は食事回数が多いと虫歯になりやすくなります。
食事は3回でもジュースをよく飲まれる方も虫歯のリスクを高めてしまいます。
これから夏になり喉もよく乾くと思いますが、砂糖の入った甘い飲み物ばかり飲まないように気を付けて頂けるといいかなと思います!
そして歯を守る力は唾液(だえき)の力が関係しています。
唾液はご飯を食べたときに消化を助ける働きもありますがそれだけではなく虫歯から歯を守ってくれる働きがあります。
唾液の量や、歯を守ってくれるパワーは人それぞれ違います。
もし唾液のパワーが弱くても、歯磨きや食事に気を付けることで虫歯の予防をすることが出来ます。そのために、自分の唾液のパワーがどのくらいのレベルなのかを知っておくのも良いかもしれませんね。
私達は皆様一人ひとりに合った予防の方法をお伝えしていきたいと思っております。
虫歯予防で気になることがもしあれば、お気軽にご相談ください!!
千種区 たなか歯科クリニック

歯科衛生士 佐々木彩花

1 216 217 218 219 220 221 222 223 224 248

Pick up contents

ページトップへ