歯間ブラシについて
皆様、こんにちは。千種区 たなか歯科クリニック 歯科衛生士の山井知美です。
お盆も終わり涼しさを期待しましたがなかなか残暑厳しい限りです。
今回は歯間ブラシについて説明させて頂きます。
歯間ブラシを使用している方は少ないと思います。歯間ブラシは歯と歯の間に詰まっている歯垢を掃除する小さな歯ブラシです。虫歯や歯周病予防に効果が高く歯にとってはとても重要な清掃器具です。
歯ブラシだけの歯垢を落とす清掃力は50%以下で歯ブラシでは落としきれない歯と歯の間の歯垢を歯間ブラシで落とすことで86%以上の清掃力になります。
30代以降になると加齢も関係して歯茎も下がりやすくなる傾向になります。そのため歯の根元が虫歯になりやすくなるのです。歯の根元の組織は軟らかく歯の表面のエナメル質より3倍ぐらい虫歯になりやすいです。歯間ブラシを使う事で歯の根元の部分の歯垢も取れ虫歯予防に果的です。
歯間ブラシを歯と歯の間に通した後、臭いを嗅いでください。自分で口臭のチェックができます。歯と歯の間にたまった歯垢は発酵して口臭の原因にもなります。
以上ことを踏まえて皆様に歯間ブラシの使用をお勧めいたします。歯間ブラシの使用方法などわからないことがありましたらいつでもご相談ください。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 山井知美
お口の中の写真撮影
皆様、こんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。
最近私は口腔内写真の撮影のレベルアップのため練習をしています。ピントの合わせ方や鏡の角度など素早く合わせられるように日々練習中です。
さて、口腔内写真は治療前や治療後のお口の中の写真を撮ることです。
当医院では初診時にまずお口の中の写真を撮ります。
写真はこの大きなカメラと鏡を使ってお口の中の写真を撮影します。
初診時では治療する前の状態を記録のために撮影します。また、治療を皆様にわかりやすく説明するためにも用います。
写真をとることで自分では見えないところでも、どこにどんな治療をするのか、なぜ必要なのか写真をお見せしながら説明することができます。
治療前に必ず説明をさしていただきますのできますので、安心して治療も受けることができるかと思います。
また治療した後にも治った状態の変化を確認するために写真を撮影することがあります。
治療前と治療後の写真を見比べることができますね。歯周病が治っていく過程やセラミックの白いかぶせものが入ってきれいになった状態もお見せすることができます。
口腔内写真は5分もかからずに撮影できるかと思います、少しお口を開けているのが大変かと思いますが、ご協力宜しくお願い致します!
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 佐々木彩花
予防の必需品
皆さん、こんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の杉田有希です。
皆さんは、デンタルフロス(糸ようじ)を使っていますか?もしかしたら、一度も使ったことがない。という方もいらっしゃるかもしれません。
デンタルフロスは、むし歯や歯周病の予防に欠かせないものです。大人の方だけでなく、もちろんお子さんにも使っていただくよう、いつもお伝えしています。お子さんの場合は、奥の乳歯2本の間がとってもむし歯になりやすいんです。しかも、生え変わりは10歳〜11歳頃ですので、乳歯の期間が長いです。
フロスには、持ち手が付いているものと、指にくるくる巻いて使うタイプがあります。持ち手が付いているものには、ペタンコの平べったいタイプと、Y字タイプのものがあります。Y字タイプは、奥歯のお手入れにとても使いやすくなっています。診療中、患者様に紹介すると、初めて見ました!という方も多くいらっしゃいますが、ドラッグストアなどでも販売していますので、ぜひ使ってみてください。
歯ブラシとデンタルフロス・歯間ブラシは、一緒にコップにたてかけておきましょう。歯みがきの前に使うと、忘れにくいですよ。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 杉田有希
インプラント感想文 第5弾!
みなさん、こんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科助手の池田晴香です!
今回は患者様からの感想文、第5弾!インプラント編でお送りします♪
性別:女性 年齢:60代 症例:左下6インプラント
抜歯した後は、絶対にブリッジになり、両方の歯に負担がかかり、大事な一番奥の歯も駄目になると内心とても心配しておりました。担当の先生から、今後の治療について説明を受け、ブリッジ、部分入れ歯、インプラント、各々の特徴と治療の流れをお聞きしました。私の頭にはブリッジになると思っていたので驚きました。それまで、インプラントについての知識は手術は大変で、時間も費用も1本50万位は掛かるという程度。先生からの説明を受けて、手術までの検査とかの段取りを納得し、信頼してお願いしようと考えていく様になりました。
手術当日は部分麻酔をした後、先生がCT画像を見ながら、今何々をしてますと、説明を受けながら、たったの20〜30分位で終了でした。「エッ、もう終わったんですか」と言いたくなる程短い手術でした。奥歯を抜いた時の方が、長く大変だったと記憶しています。今、インプラントが全部終了して2週間位経ちましたが、全く違和感なく自然で治療を受けた事も忘れてしまうぐらい、何でも食べております。感謝しています。自費治療も32万円位で、こんなに快適だったら全く高くはないと思います。
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こちらの患者様はつめものがとれ、その部位が他の歯科医院で抜歯が必要と言われて当院へいらっしゃいました。できれば抜きたくないということを伺いましたが、当院での診断も抜歯が必要でした。とても不安そうでしたし、悩まれていましたが、納得していただいた上で抜歯をし、インプラント治療を受けることになりました。こちらの感想文を読んでいただけると分かるようにインプラント治療を受けておいしいものが食べられる状態になり、今は健診にもしっかりと通って下さっています^^
私達はより多くの方においしい食事をとっていただき、生活を豊かにしていただきたいと考えています。歯のことでお困りの方はぜひご連絡下さい。お待ちしております。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科助手 池田晴香
歯って、実はとても硬いんです!
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
この間は、覚王山夏祭りで 街は賑やかでしたね! 私も医院を退勤後、ついつい音色に誘われて お祭見物をしました♪
ところで、医院に患者様がいらっしゃる原因のひとつで、「歯がかけてしまった…」というものがあります。
果たして、歯はそんなに脆いものなのでしょうか?
いいえ! そんなことはありません。実は、皆さんがビックリするほど硬いんです。
物の硬さを表す「モース硬度」というものがあります。10段階に分かれていて、いちばん硬いのが最大値10のダイヤモンド。続いて、硬度9がルビー・サファイア、硬度8がエメラルドで、ちなみに身近な硬いものとして想像しやすい 鉄のモース硬度は4です。
そして、歯の表面を覆っている「エナメル質」のモース硬度はというと……、何と 硬度「7」!!!
歯は、鉄よりもずっとずっと硬いんです! 同じモース硬度7の物質は「水晶」で、”歯は水晶と同じくらい硬い” とも言えますね。
エナメル質は人体の中でも最も硬い組織で、その内側にある「象牙質」もモース硬度5と頑丈で、それが歯の神経や血管を守っています。
だから、歯を削るときは、それよりも硬いものでないと削れません。ですから、皆さんがよく目にする歯の切削器具の先端は ダイヤモンドで出来ているんですよ! ご存知でしたか?
そんなに硬いはずの歯が、どうして かけてしまうんでしょう?
まずひとつは、歯は虫歯になって酸に侵食されてしまうと、素晴らしい硬さを誇る歯といえども 脆くなってしまうのです。
もうひとつは、”人間の噛みしめの力は、凄く強い”と いうことです。それが持続して、あるいは集中して歯にかかると、それ程までに硬い歯でも 磨り減ったり かけてしまうことがあります。これは、私の前回のブログの「TCH」の項でもお話しましたね。
歯はこんなに頑丈に出来ているからこそ、しっかりと食べ物を噛むことが出来るのです。生命の神秘ってスゴイ!
皆様が授かった大切な宝物を、これからも大事に守っていきましょうね♪
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田誠