口呼吸は危険!?
皆さん、こんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の福田有花です。
先日、インフルエンザ予防の撃退に「あいうべ体操」をしている小学校があるとTVで放映されました!皆さん、ご覧になりましたか?
その小学校では、毎日10回あいうべ体操を実施したことで、約5年間で28%以上もインフルエンザの感染率を激減させることが出来たそうです!今年は特に愛知県でもインフルエンザが流行しているので、たったこれだけで手軽に予防が出来るのであれば実践していきたいですね(^^)
あいうべ体操をすることで、口呼吸から鼻呼吸に変わることで予防効果が生まれています。口呼吸と鼻呼吸の違いですが、まず鼻呼吸の場合は鼻毛や粘膜などで異物をろ過し肺に入っていくのですが、口呼吸の場合は何もフィルターを通らないまま肺に入っていきます。そのため、口呼吸では細菌をそのまま体内に入れることになるので感染率が高くなってしまうのです!
インフルエンザ予防だけでなく、口呼吸は歯科領域にとってもあまり良いことではありません。
例えば、口呼吸をすること…
・前歯にむし歯が増えやすい
・歯茎が腫れて歯周病になりやすい
・口臭が強くなる
・出っ歯になりやすい
・歯に汚れや着色が付きやすい
口呼吸をすることで、こんなにも多くの危険が潜んでいます!私自身もふと気づくと口呼吸をしていることが多いので、意識的に鼻呼吸をするように気をつけています。
舌の先が上の前歯のすぐ後ろの歯茎につく場所がスポットポジションと言い、舌の正しいポジションです。あいうべ体操をすることで、口の周囲の筋肉と舌を突き出す筋肉を鍛えることが出来るそうですよ!興味がある方は「あいうべ体操」で検索してみてください(^^)
これからも鼻呼吸をしてインフルエンザと歯の予防をしていきましょう!
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 福田有花
虫歯になりにくい人
皆様、こんにちは。千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 山井知美です。
もう2月が終わりそうなのにこの寒さ。嫌になっちゃいます。早く暖かくなってほしいですね。
さて今回は虫歯になりにくい人についてお話しさせて頂きます。先日、いつも検診で来院されている40代女性の患者様から「うちの主人、虫歯が一本もないのよね。しかも歯医者には何十年も行ってないのよ。大丈夫かしら??」という話がありました。本当に虫歯はないのかということですが稀に虫歯になりにくい方はいらっしゃいます。なぜかはお口の中に存在する虫歯菌がかなり少ないことだと思います。ただそういう方は歯周病菌が多い傾向があり歯周病になりやすいともいわれています。
(細菌の写真です)↑
以前、来院された男性の患者様は「家族みんなが虫歯になったことがないので自分も虫歯が無い」と話していましたが検査したところ虫歯が12本もみつかったことがありました。痛みでたら歯医者にかかるかたがほとんどですがやはり虫歯も歯周病も早期発見、早期治療が大切です。
痛みがなくてもご自身のお口の中の状況を確認することはとても重要です。定期検診をうけてしっかりお口の健康を守りましょう
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士山井知美
なんでフッ素は虫歯予防になるの?
こんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。
先日の定期検診で、5歳のお子様から「なんでフッ素を塗らなきゃいけないの?」と質問がありました。
フッ素が苦手なの~と言っていますが、毎回頑張って検診を受けてくれているお子様です。お母様も「虫歯になったら大変だから、フッ素を塗るんだよ。」と言っていました。
でもなぜフッ素に虫歯予防の効果があるのでしょうか?
実は、フッ素には虫歯になりにくくする働きが3つほどあります。
1つ目は、唾液と一緒に酸によって溶けだした歯の修復をしてくれること。
2つ目は、歯の表面のエナメル質の成分とくっついて歯の質を強くしてくれること。
3つ目は、虫歯菌の活動を抑えてくれること。
この3つの作用があるといわれているので、虫歯予防になります。
そして、フッ素が最も効果があるのは、生えてきたばかりの歯なんです。生えてきたばかりの歯はまだ未熟で、歯の表面は弱く、奥歯の溝も深いため、虫歯にとてもなりやすいです。特に生えてきてから、2~3年は虫歯になりやすい時期と言われています。ただし、未熟であるため、フッ素の取り込みも大きく効果を発揮します。
当医院でも、検診時にはより効果を発揮する歯が生えてきた1歳から第二大臼歯の奥歯が生えそろう13歳までのお子様(中学校卒業まで)にフッ素を使っています。
フッ素さえ検診で塗ってもらっていれば虫歯にならないというわけではありませんが、お家での毎日の歯磨き習慣と定期的な歯の検診によって、虫歯は予防することができます。
虫歯予防のための手助けになる1つにフッ素がありますので、うまく活用していきたいですね。
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 佐々木彩花
お子さんのブラッシング指導!
皆さんこんにちは!たなか歯科クリニック、歯科衛生士の杉田有希です。
当院には、「みがきっずクラブ」と言う、小学6年生までのお子さんを対象としたキッズクラブがあります。入会して下さったお子さんには、「れんらくノート」をお渡ししています。
実は、この連絡ノートの後ろの方のページには、歯磨きカレンダーが付いています☆このような感じです↓
先日も、ブラッシング指導を受けに来てくれたお子さんがいるのですが、そのお子さんは、この歯磨きカレンダーをしっかり使ってくれています!☆スタンプを押したり、自分で印を考えてチェックしてくれていました!元々、歯磨きがあまり出来ておらず、お口の中の環境が良くない状態でしたが、ブラッシング指導を重ねるにつれて、だんだんと歯磨きも上手になってきています。
「乳歯は生え変わるから、虫歯になっても問題ない」と思われている方はいませんか?もちろん、そんなことはありません!小さいお子さんの場合、自分でしっかり磨くことは難しいので、やはり、お母さん、お父さんの力が必要です。よく「いつまで仕上げをすればいいか?」と質問を受けますが、仕上げ磨きは、お子さんが嫌がるまでお願いします!
ぜひ、私たちと協力して、むし歯ゼロを目指しましょう!
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 杉田有希
なんでほおっておいてはいけないの?
こんにちは!千種区たなか歯科クリニックTC歯科助手の伊藤です。今回は「歯を失ったところをなぜ、ほおっておいてはいけないのか?」ということについてお話します!
「歯がなくても不便じゃないし・・」
「奥歯で見えないし・・・」
ということで、ほおっておく方がいらしゃいます。でも、それがきっかけになってどんどん歯が失われるとしたら恐ろしいですよね!
歯は顎の骨によって支えられています。そして、歯が抜けたままにしておくと顎の骨は「もう僕の役目は終わったな〜」と思い溶けて減ってしまうのです。骨が減ると、周囲の歯を支えることが難しくなってしまいます。
たとえ歯そのものは丈夫でも骨が減ることでまわりの歯もぐらぐらしてきてしまいます。これは悪循環ですよね!
「1本失ったくらい不便ではないし・・・」
「奥歯で見えないし・・・」と思うのではなく、歯を失ったところはきちんと処置をしていきましょう。
たなか歯科クリニックでは必ず情報提供として治療方法をご説明させていただきます。その際、患者様のご希望もしっかりお聞きしますので、患者様と一緒にベストな治療方法を目指していけたらと思っております。
なにかお困りの方はお気軽にお電話ください^^
スタッフ一同お待ちしております!
千種区たなか歯科クリニック
TC歯科助手 伊藤