医院ブログ

「犬歯」の噛み合わせの大切さ

こんにちは! 名古屋市千種区 たなか歯科クリニック 歯科医師 の満田誠です。

みなさん、「犬歯」が とても大事な役割を果たしていること、ご存知でしたか?
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じつは、上下犬歯の適切な噛み合わせが失われてしまうと 奥歯に負担がかかり過ぎることになり、歯の動揺・破折、神経の炎症・壊死、修復物の破損、歯周病の進行、顎関節症などを引き起こしてしまうのです。
これは、犬歯が”顎を左右に動かす際に、下顎の動きをガイドする役割がある”ことに起因します。
上下の歯の噛み合わせは、通常はすべての歯が噛み合っていますよね? では、お口を閉じて噛んだまま、下顎を左右にギシギシを動かしてみてください。どうですか? 顎を左右に大きく動かした時には、上下の犬歯だけが噛み合って、奥歯はあたらずに離れた状態になりませんか? そうなった方は、安定した良い状態の噛み合わせです!
これを『犬歯誘導咬合』といいます。
なぜ、この噛み合わせが素晴らしいのでしょうか? それは、”奥歯に為害性を及ぼす外力を、犬歯が守ってくれる” からです。
物を食べるときには、顎を上下に動かすだけでなく、左右にも動かして食べ物を噛み砕きますよね? ところが、奥歯は 縦に真っ直ぐかかる噛む力には強いのですが、横方向からの力には弱い という特性があるのです。そこで、”横方向から力が加わる左右の顎の動きの時には、犬歯のみが噛み合って 奥歯に負担のかかる力が伝わらないように請け負ってくれる” のです。
だから、犬歯は根が長く太い 頑丈な形態をしているんですね。人間をつくった神様ってスゴイ!
そんな犬歯が、虫歯などになって形が損なわれたり、歯ぎしりで磨り減ったり、歯並びの悪さから噛み合っていなかったりすると、奥歯に横方向からの負荷がかかり過ぎ、前述のような症状が起こるのです。
よって、奥歯の痛み・違和感の要因が、実は前歯に原因があったりすることもあるんですね。
 
千種区 たなか歯科クリニック

歯科医師 満田 誠

じゃがいもの種類と栄養

みなさんこんにちは!
千種区 たなか歯科クリニック 受付・管理栄養士の鈴木友梨です。

今回は、じゃがいもについてお伝えします☆
じゃがいもにも、色々な品種があります。

・男爵薯
春に植え付けて秋に収穫する北海道の食用じゃがいもの代表的な品種。
球形で、皮は黄白色、やや芽のくぼみが深く肉の色は白色、肉質は粉質で食味がよい品種です。
ふかしたり、潰してマッシュポテトにするのに最適です。

・メークイン
長卵形で皮は黄白色で芽のくぼみは浅く、肉の色は淡い黄色で、食味のよい品種です。
煮崩れしにくいため、煮込み料理や炒め物、揚げ物に向いた品種です。

長い間、じゃがいもはほとんどこの2種でしたが、最近は消費の多様化でいろいろな品種が出てきています。
・インカのめざめ 
皮色は黄褐色で、肉色は濃黄色です。肉質はやや粘質で煮崩れが少ないので煮物に適しています。最近注目されている品種です。

・キタアカリ
男爵薯を片親として育成された品種で、男爵薯と同様に粉質で食味のよい品種です。
肉の色は黄色でカロテンを多く含んでいます。いもの形はやや偏球形です。

じゃがいもは、でんぷん質が多く含まれていることから、エネルギー源となる野菜です。
一方で、ビタミンC、カリウム、食物繊維なども多く含まれ、野菜としての特徴を兼ね備えています。
特に、ビタミンCは、主成分である炭水化物に包まれていることから、熱を加えても損失が少ないという特徴をもっています。

先日、カレーにはメークインを使いました。

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作る料理に合わせてじゃがいもの品種を選ぶのも面白いですね~。


千種区 たなか歯科クリニック
受付・管理栄養士 鈴木友梨

インプラント実習

皆さまこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!

先日ドクターと共にインプラントの埋入(骨の中にインプラントを埋めるオペ)の実習を受けました。
実習では模型にインプラントを打ち込むことも体験させていただけました。歯科衛生士の私が実際にインプラントをうつことはないのでとても貴重な体験をさせていただきました。
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インプラントというと怖いというイメージをもたれている方もいらっしゃるかもしれません。
歯茎をきって中の骨をドリルで削って穴をあけてインプラントをうめて…と文字にしてみるとなんだか怖いですが、CTでの事前の検査や分析をしっかり行えば患者様に安全に治療を受けていただけると思いました。
そう思ったのは、オペに使用する器具が安全に治療を行えるよう作られていると知ったからです。そして手順通りに進めていけば初めてのそして不器用な私でもインプラントをうつことができたからです。
分析のための資料どりや、事前の器具の準備、そしてアシスタント業務の向上などオペを担当するドクター以外でも私たちスタッフが患者様に安全に治療を受けていただけるようできることがあるとも感じました。どのような器具と手順でインプラントの埋入していくのか自分自身の手で体験させていただいたことは今後のアシスタント業務生かしていきたいです。
またインプラントを入れられたあとのメンテナンスは私たち歯科衛生士の担当です。
メンテナンス業務も向上していけるようにまた学んでいきたいです。

千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 佐々木彩花

歯石がついています

皆さまこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!

歯が茶色いけれどこれって虫歯?・・・そんなことを患者様から言われることがあります。
お口の中の状況によって異なりますが、虫歯ではなくて歯石が茶色く見えていることもあります。
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(↑上の写真の茶色く見えているところは歯石です。)

歯石は黄色や、黒いものがあり歯の周りの歯石をおそうじすることで歯が白く見えるようになります。また歯石は表面がざらざらしていますので汚れのたまり場となりますので、汚れや着色が付きやすいです。

また歯石以外にもお茶やコーヒーなどの茶渋やたばこのヤニなど歯の表面についてしまったステインと言われる着色は専用の機械を使ってクリーニングしてあげるととてもきれいになります。
歯石やステインが気になっていた歯の茶色い黄ばみや着色の原因であれば歯科衛生士による専門的なおそうじできれいにすることができます。

もし気になっている際は一度ご来院頂いて虫歯のチェックや歯ぐきの検査を受けられるといいかもしれませんね!

歯垢?プラーク?一体なに?

皆さまこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!

私は担当している患者様に歯垢(プラーク)って何かご存じでしょうか?と質問してみることがあります。
そうすると「知らない。わからない。」「食べカス」「歯石」…などたくさんの答えがかえってくることが多いです。
歯垢(プラーク)という言葉を初めて聞いたといわれることもあります。
では歯垢(プラーク)とは一体何なのか一言でいうとそれは「細菌のかたまり」です。
この白いものが歯垢(プラーク)になります。
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↑紫色になっているところがプラークが付いているところです。

歯垢(プラーク)1mgの中には約1~10億個の細菌がいるとされています。
1mgとはつまようじの先っぽぐらいの大きさの中にそれだけの数の細菌がいるとイメージしていただけたらと思います。

歯垢の中の虫歯菌や歯周病菌などの細菌が歯の病気の原因になるものになります。
歯垢(プラーク)白くネバネバしていて歯の表面についているので水には溶けません。
ですから、ブクブクうがいをしただけでは取れません。取り除くためには、歯ブラシによる機械的な清掃が必要になります。
歯磨きが虫歯予防といわれるのは歯磨きで歯垢(プラーク)を取り除くことができるからです。
予防のための歯磨きのポイントがありますので、私たち歯科衛生士からアドバイスさせていただきます。

千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花

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