らっきょうの栄養
みなさんこんにちは!
千種区 たなか歯科クリニック 受付・管理栄養士の鈴木友梨です。
今回は、夏が旬の食材を紹介します☆
「らっきょう」は5月~7月が旬の食材です。
「らっきょう」といえば、カレーライスの付け合わせでついてくるイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
らっきょうは、中国が原産のネギ科の食物で、日本には平安時代に伝わったとされていますが、当時はあくまでも薬用として用いられていたようです。
どんな栄養素が含まれているのかというと…
・生活習慣病の予防
らっきょうに含まれる、「硫化アリル」は血液が凝固するのを防いで血流をスムーズにする働きがあり、動脈硬化の予防や改善作用があります。
また、強い抗酸化作用を持っているので、生活習慣病の原因とも言われる活性酵素を除去する作用も持っています.
・がんの予防
硫化アリルの化合物であるジアリルスルフィドには、がんの発症を予防する酵素を助ける働きがあります。
・疲労回復
硫化アリルは、疲労回復のビタミンとよばれるビタミンB1が体内に吸収されるのを助けるため、暑さで疲れやすい夏におススメです。
らっきょうの甘酢漬けは、さっぱりとしていてとても美味しく、栄養価も高いのでとてもおススメです!
千種区 たなか歯科クリニック
受付・管理栄養士 鈴木友梨
歯周病は世界で一番多い感染症
皆さん、こんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の福田有花です。
今日は歯周病についてのお話です。一度は歯周病や歯槽膿漏という言葉を耳にしたことがあると思いますが、歯周病がどんな病気かご存知ですか?歯周病とは歯茎と歯を支えている骨の病気です。歯茎が炎症するだけでなく、歯を支えている骨を溶かしてしまう実は恐ろしい病気なのです。
一般的にむし歯になると歯に穴があいたり、痛みが出たりと自覚症状がありますが、歯周病は初期の段階だと自覚症状がありません。歯茎の中で病気が進行するため、私たちの気づかないところで病状が進行していきます。
歯周病が進行すると歯の支えがなくなり、徐々に歯がグラグラしてきます。多くの患者様はここでようやく「アレ?おかしいな」と気づくのですが、それではすでに手遅れなのです。
歯周病は世界で一番多い感染症と言われている疾患です。感染力も高くギネスブックにも載っているくらい世界中で感染者が増えているのです。日本でも成人の約8割が歯周病にかかっていると言われています。歯がどんなに丈夫であったとしても歯を支えている骨がなければ、そこに歯が立っていられません。歯周病から歯を守るため、私たちと一緒に予防をしていきませんか?
●歯茎から出血する
●歯がグラグラする
●歯茎から膿がでる
●歯茎が下がった感じがする
もし上記のような症状があれば歯周病にかかっているかもしれません。一度、歯周病の検査にお越しください。お待ちしております。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 福田有花
歯の破折原因①
皆様、こんにちは。千種区 たなか歯科クリニック 歯科衛生士 山井知美です。
今回は歯の破折原因についてお話しさせて頂きます。
歯が破折する原因には色々ありますがその1つに歯の神経処置をすることで破折を招くことがあります。歯の神経処置とは深い虫歯になってしまい歯の神経にまで虫歯菌が感染したことで歯の神経を取る事をいいます。神経をとってしまった歯は栄養分が歯自体に行きわたらないため歯がもろくなります。
例えて言うと枯れ枝のように歯の内面はスカスカの状態になってしまうのです。そのため神経の処置をした歯は破折しにくいように歯の全体を覆う冠をかぶせるのです。それでも咬み合わせの力が強くかかる奥歯は耐え切れずに破折してしまうことが少なくありません。
特に就寝中歯ぎしりや食いしばりがある方は破折するリスクが高いので、マウスピースを使用したり、ナッツや、氷など硬い物を食べる習慣を改善するなどの注意が必要です。
たいていの方は神経の処置をした歯があることを覚えていないことが多いので 心配な方は一度 歯科医院でレントゲンを撮影してもらい確認することをお勧めします。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科衛生士 山井知美
はじめての大人の歯
皆さまこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!
6歳ごろに歯列の奥に生えてくる初めての永久歯についてご存知ですか?6歳臼歯といって、永久歯の中でも早く生えてくる大きな歯です。
先日の検診時に奥歯に新しい歯が生えてきたけれどこれって子供の歯ですか?それとも大人の歯ですか?とご質問がありました。4月から1年生になった女の子のお母さまからのご質問でした。
どれどれ…とお口の中を覗いてみると奥歯からは6歳臼歯が生えていました!
実は、6歳臼歯は乳歯が抜けて生え変わるものではなく一番奥の歯茎を突き破って生えてきます。ですから生え始めは気が付かないこともありますが質問してくださったお母さまはよく気が付いてくださいました!!
ぜひ、6歳臼歯が生え始める頃は仕上げに歯磨きをされる際、お子様のお口の中を注意深く観察していただけると良いかと思います。6歳臼歯は個人差がありますが4歳半から9歳までに生えてくる歯ですので小学校入る前ぐらいから仕上げ磨きの際は要チェックですね!
もし、生え始めていたら歯磨きをより丁寧に行ってあげてください。
生え始めは手前の乳歯のほうが背が高くて、6歳臼歯のほうが低いですので歯ブラシが届きにくいです。また、歯茎の下に隠れている時期が長く、完全に生えてくるまで時間がかかります。これらのことから、汚れが残りやすくて虫歯になりやすいようです。
磨き方のコツがありますから、私たちにご相談ください!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花
歯と長生きの関係②
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
前回の私のスタッフブログで、『歯を大切にする人は長生きする』とお伝えしましたが、なんと2500年前もの紀元前にも その重要性を知り、実践していた方がいたんですよ!
その人の名は『ヒポクラテス』。古代ギリシャのお医者さんです。
医学を、それまでの原始的な迷信や呪術から切り離し、臨床と観察を重んじる経験科学へと発展させた”医学の父”とも称される偉人であり、彼の説いた”ヒポクラテスの誓い”という、医師の倫理・任務などについてのギリシャ神への宣誓文は、現在においても医療従事者にとって色あせることの無い指針となっています。
そんな、ヒポクラテス先生。お医者さんとして沢山の方を診ていると、長生きの方に共通するある事に気づきました。
「長生きする方々は皆、沢山の歯を持っている! という事は…、健康な者は歯が丈夫で、老齢になっても保たれるんだ!!」
そこで、ヒポクラテス先生も自分自身の歯を大切にするようにし、実に83〜109歳位まで生きたそうです。当時の古代ローマ人の平均寿命が20代だったのを考えると、まさに驚異的長寿!!
他にも、歯を大切にして長生きなさった有名な方がいます。
南総里見八犬伝で有名な『滝沢馬琴』さんは、「老年になっても歯がしっかりしている人は長生きできる」という言葉を残し、江戸時代では異例の82歳まで生きたそうです。
また、日本を代表する宝飾品ブランド ミキモト の創始者で真珠王の『御木本幸吉』氏は、「お金は歯科にかけよ!」と ご自分のお口の中のメンテナンスを徹底し、96歳まで第一線で活躍なさったそうです。
かつての賢者達のように、現代に生きる我々も歯の大切さを理解し、実践していきたいですね。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠