洗口剤について
皆様、こんにちは。千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の山井知美です。
さて、今回は洗口剤についてお話しさせて頂きますね。
洗口剤とは「モンダミン」とか「リステリン」などのことでよくCMで紹介されています。CMの中ではいかにも歯周病に効果ありと広告されていますが、歯周病予防効果はありますが歯周病を治すことに効果は期待できません。なぜなら歯周ポケットの奥まで洗口剤が届かないからです。
患者様から「洗口剤を使用したほうがよいですか?」と質問されることがよくあります。歯垢は歯ブラシでしっかりこすり落とさないと除去できないので、私の個人的な意見としては「必ずしも必要ではない」と答えます。お口の中を洗浄し、即時的に口臭を消すこと、お口の中の細菌数を少なくすることは可能ですのでお口の中の状態によって使用しても良いと思います。
洗口剤に含まれている殺菌成分や化学成分は一般の歯磨き粉同様含まれておりどちらかお好みのほうを使用して歯磨きするのもよいでしょう。洗口剤でアルコールを使用している物もあるのでアルコールに過敏な方はノンアルコール洗口剤がお勧めです。
何かわからないことがございましたらいつでも聞いてください。
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 山井知美
兄弟でも虫歯のリスクは全然違います
皆さまこんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!
先日4か月ごとに通ってくださっているお兄ちゃん、妹の仲良しご兄弟の検診担当させていただきました。
不思議なことにお兄ちゃんは虫歯が見つからないのに、いつも虫歯がみつかってしまうのは妹ちゃんです。同じように歯磨きをしていて、同じ食習慣である兄弟でも虫歯になりやるいかどうかのカリエスリスクは一人一人全然違います。
上の子は虫歯がなく安心していたが、下の子には虫歯ができてしまった…そんなこともあるんです。
よく聞くお話しでは、下のお子様のほうが甘いおやつを食べ始める時期が早いということです。上のお子様がおやつを食べるのと一緒に同じものを食べますから甘いものを食べ始める時期が上のお子様よりも早い場合が多いです。だからと言ってせっかくの楽しいおやつの時間なのに別々のおやつではなんだかかわいそうですよね。
おやつは昼間に活動するエネルギー補給のための4度目の食事という考え方があります。おやつ=甘い食べものというイメージがあるかもしれませんが、お子様が小さなうちはおやつにおにぎりでも良いんですよというお話を聞いたことがあります。おやつは必ず甘いものでなくて良いのですね。
おやつの食べ方としてはだらだら時間をかけて食べない・決まった時間に食べることが虫歯のリスクを上げない秘訣です。そしておやつを食べたら歯磨きも忘れずに!ですね
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花
CTって、色々使えるんです!
千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
先日、『CT適塾 集中講座』 という、講習会に行って参りました!
そして、改めてCTのスゴさを実感してきました!!
皆様ご存じの通り、CTとはコンピューター断層撮影による画像診断で、通常のレントゲン写真と違い三次元的な解析ができます。見た目では分からない骨の中の状態がとても詳しく知わかる、数ある画像検査の中でも精度の高い優れものです。
インプラントを行う予定の方には近年 不可欠の検査で、歯を失った部位に対してインプラントを希望される患者様が多い当院においても、いち早く導入しました。
……ところが講習会に行って驚いたのが、このCT。インプラント以外にも、有効な活用方法が沢山あるんです!
毎日行う臨床の場においてCTをもっと上手く利用すれば、病態を極めて早期に発見して治療する事ができ、原因が分かりにくい症状も正確に突き止めることが可能となります。
そんな凄い診査ができる機材が、前から当院にはあったんだ! と今更ながら気づきました。
例えば、歯根の周囲が膿んできても、普通のレントゲン診査では病巣がある程度大きくならないと写らないので、進行した状態でないと画像では分かりません。ところが、CTであれば初期の段階でもバッチリ確認できます。
また、レントゲン写真は色々な組織が重なり合った平面像として写るので、虫歯や病巣などが他の組織に隠れて分かりづらくなる事があります。でもCTであれば、邪魔な箇所を避け 見たい部分だけを抽出して分析することができます。
見えないところを立体的にイメージできるのも強みです。骨の中に複雑に通っている神経や血管の走行も正確に把握しやすく、通常は歯茎に覆われて見えない 歯を支えている顎骨の形態も、3Dグラフィックで表示し診断することが可能です。
……そうなんです! CTは、「歯の神経の治療」「痛みや虫歯の診断」「安全で効率的な抜歯」「歯周病の病態把握」など、いつもの診療においても大活躍ができる診断機器なのです!
同じ症例でも、レントゲン写真とCTを見比べると こんなにも情報量に差があり、レントゲンだけで分からなかった発見がCTにはあるのか! これを、たまにしか使っていなかったなんて、宝の持ち腐れだったな……。と、目からウロコが落ちました(笑)
こんなにスバラシイCTを、インプラントの時にだけ使うのは勿体ない!
より正確な診断、より精度の高い治療を目指して、今後は一般臨床においてもCTを適切に活用していこうと思います♪
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
れんこんの栄養について
みなさんこんにちは!
千種区 たなか歯科クリニック 受付・管理栄養士の鈴木友梨です。
今回は、「れんこん」についてお伝えします。
れんこんは、蓮の地下茎が肥大した部分を指します。見た目は根のようなので蓮の根=蓮根といわれるようになったそうです。
れんこんには、ビタミンCが豊富で、疲労回復、風邪の予防、ガン予防、老化防止に効果があります。
さらに、れんこんの粘り成分の「ムチン」には、胃壁を保護する効果や、たんぱく質の分解に作用し、胃腸の働きを助ける効果があります。
ごぼうやうどと同様、ポリフェノール含量が多く、切り口が空気に触れると酵素的褐変を起こし、黒ずんでしまうので、酢水にさらしておくとよいです。
なぜかというと、食酢はれんこんの歯切れを良くするとともに、変色を防ぐことができるからです。
れんこんは、あのシャキシャキとした食感が美味しいですよね☆
食べ物をよく噛むことで、唾液量も増え、唾液には食べ物のカスや細菌を洗い流す作用もあり、消化もしやすくなるのでいいことばかりです☆
ぜひ、良く噛んで食べましょう☆
千種区 たなか歯科クリニック
受付・管理栄養士 鈴木友梨