歯磨きしないとどうなるの?
こんにちは!名古屋市千種区たなか歯科クリニックの丸山です。
雨の日が多くじめじめして気持ちもどんよりしてしまう日が増えてしまいますね。
このあいだ少し遠出をして京都へ紫陽花を見に行ってきました!
きれいに咲いていて癒されました(*^-^*)
雨の日みなさんはどう過ごされるのか教えてくださいね!
さて、みなさん毎日歯磨きしていますか??
1日3回毎食後歯を磨く人もいれば、忙しくて歯磨きの時間が取れない、
眠たくて面倒なのでサボってしまうという方もいるのではないしょうか。
ではもし、歯磨きをサボってしまったらお口の中はどういう状態になるのでしょうか。
1日歯を磨かなかっただけですぐ虫歯ができるとは限りませんが
歯にプラーク(歯垢)が付着して細菌が活発になり歯を溶かす酸を作り出します。
お口の中に細菌が大量に存在していると身体にいいことはないですよね
歯の汚れである歯垢が唾液中のカルシウム成分などにより石灰化という石のように固まる現象で歯石になると
歯に強固にこびりついてしまいます。
歯石になってしまうと普段の歯磨きでは取れず歯科医院で
クリーニングしてもらわないと取れません。
歯に付着するプラークはクリーム色で
粘り気があり歯の表面を覆うようになっていきます。
歯の表面をプラークで覆われてしまうと歯のツヤがなくなり
黄色っぽくなってしまうため本来の歯の美しさも失ってしまいます。
お口の細菌は睡眠突入後、3時間もすれば爆発的にその数が増えていき
約8時間で飽和状態に達します。起床後、歯を磨かずに飲食すると
その細菌を体内にいれることになります。
なので朝の歯磨きの時間もとっても大切です!
そして歯磨きをしないと数日から2週間ほどで歯肉炎になってしまいます。
歯茎が炎症をおこして腫れたり、赤くなったりし歯磨きやフロスをすると出血してしまいます。
歯ブラシだけでは歯と歯の隙間の汚れが取りきれなかったりもするので
デンタルフロスや歯間ブラシなどを使用しお口のなかの環境をきれいに保ちましょう☆
歯みがきちゃんとしてるつもりだけど上手にできてないかも、、という方は
歯みがきできていない部分やブラッシングの仕方など
衛生士のみなさんが優しく教えてくれるので聞いてみてくださいね!
当院でも待ち合いにきれいなお花が飾ってあります◎
患者様にもいつも華やかねと言っていただけるのでお待ち時間のあいだ
少しでもみなさまの気持ちが癒されるといいなと思います(*^-^*)
名古屋市千種区たなか歯科クリニック 丸山
歯医者さんが苦手な方、今ならまだ大丈夫ですよ!
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
お口の中の健康に自信が無い方は、歯医者さんに行くのがついつい苦手になってしまいますよね…。
「痛みは無いけど、何だか歯が虫歯でボロボロになっている気がする…」
「詰め物が取れた気がするけど、まぁいいか…」
「歯が抜けちゃった…。でも、食事に支障は無いからいいかな…」
「何だか口の中が大変な事になっちゃってる気がするけど、歯医者で何をされるか怖い…」
など、色々なお悩みがあると思います。
でも、ご安心ください! 今なら大丈夫です!!
最初に一歩踏み出す勇気が必要かもしれませんが、安心してご来院ください♪ きっと貴方のお悩みを解消する お手伝いができると思います。(それに、当院は そのような皆様の初診カウンセリング・検査・診断に力を注いでいる医院です。そのお悩みについて、じっくりお話を聞かせていただきます♪)
そう、思い立った現在がチャンスです!
何故なら、そのままの状態で放置されてしまった時間が たてばたつほど、後で困った事になってしまうかも……
以前のスタッフブログでも、“歯科治療中断のリスク” について書かせていただきました。
虫歯や炎症が放置され 進行してくると、多くの通院回数と 治療時間と 複雑な処置を必要として、結果手間がかかります。
それに加えて 更に厄介なのは、“歯が動いてしまう” ことです。
歯は、一見同じ所に固定されて生えているようで、実はそうではありません。横にスペースができると、自然にその空いたスペースへと動いてしまうのです。
すなわち、
・長期にわたり虫歯で歯が欠けてしまっている状態
・歯が抜けて無くなってしまった状態
が放置されていると、
その隣在歯が傾斜・移動してきたり、咬み合う相手が無くなった反対側の顎の歯が 骨や歯肉ごと浮き上がってきてしまいます。
こうなってくると大変です。
その場所に被せ物作ったり、欠損部分を補う手段が、スペース不足により出来なくなってしまうのです。
これを治すためには、矯正治療で乱れた歯並びを元に戻すか、周りの歯を削って隙間を作り出すかしかありませんが、それにも限界があります。
こうした歯の移動を防ぐためには、やはり早めに歯医者さんに相談するのをお勧めします。
たなか歯科クリニックは、いつでも優しく皆さまをお出迎えしますよ♪♪
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
ホームホワイトニングの流れ
皆さんこんにちは、千種区覚王山たなか歯科クリニック、歯科衛生士の高山です。
季節は6月、梅雨の時期になりましたね。
この時期は、雨が多くて気持ちも沈みがちになるかもしれませんが、逆に少し落ち着いたり、清々しい感覚を得られることもあります。すっきりした空気や、色とりどりの新緑を愛でながら、梅雨を楽しみましょう。
さて、私たちも日々成長していかなければなりません。今月も精一杯頑張っていきましょう!
今回のブログでは前回の「ホワイトニングのご紹介」に引き続き、たなか歯科クリニックで実際に行っているホームホワイトニングの流れを詳しく説明して行きたきと思います。
流れ
1日目 健診 カウンセリング
○お口の中の状態を確認
レントゲン撮影をし、虫歯や歯周病など異常や神経の有無などを調べます。状態によっては先に虫歯の治療が必要になることがあります。
○ クリーニング
汚れが付着している歯面では十分なホワイトニング効果が期待できません。クリーニングをする事で薬剤の浸透が良くなります。
○ブラッシング指導
ホームホワイトニングではご自宅で行なっていただく為、歯磨きが不十分な部分は白くなりにくくなります。そこで正しい磨き方や苦手な所を歯科衛生士がお伝えします。
○カウンセリング
ホームホワイトニングの説明。あなたが気にされている色の原因を確認し、ホワイトニングで対応できるか相談します。ステイン汚れだけで有ればクリーニングだけで、ご希望の白い歯を取り戻すことができるかもしれません。又は被せ直しや詰め直しが必要になることもあります。
2日目 型取り
マウスピースを制作するための型取りをします。
3日目 ホワイトニングキットのお渡し
マウスピースの確認、使用方法の説明、写真撮影、歯の色(シェード)の確認を行います。
4日目 途中経過のチェック
一週間後、色の確認 写真撮影、フッ素塗布を行います。
5日目 最終チェック
色の確認 写真撮影、フッ素塗布を行います。
ご希望の白さになれば終了となりますが、場合により継続する事があります。
リタッチメント
ホワイトニングは永久的なものではありません。白さキープするために半年後に再度ホワイトニングをしていきます。一回目と比べ少量で白さを保つ事ができます。勿論、健診クリーニングも定期的に必要です。
注意点
ホワイトニング中は喫煙、色の濃い飲食物(コーヒー カレー 赤ワインなど)、酸性の強い物は控えていただいています。
費用 (保険外となります)
ホワイトニングキット ¥38.500
マウスピースの再製作 ¥11,000
追加のジェル ¥3300
たなか歯科クリニックではこのような流れでホワイトニングを行なっています。
マスクを外す機会が多くなってきました。ぜひホワイトニングで白く輝く歯を手に入れてくださいね
ご予約お待ちしております。
千種区覚王山 たなか歯科クリニック 歯科衛生士 高山
根面う蝕について
こんにちは、名古屋市千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の関谷です。
4月から新しく当院に入社し、毎日スタッフのお口を借りて練習に励んでいます。早く皆様のお口の健康に携われるように日々努力していきます!
今回は「根面う蝕」についてお話します。みなさん根面う蝕という言葉はご存じですか??
根面う蝕とは、
歯の根の部分にできる虫歯のことを指します。
通常歯の表面にできる虫歯は、酸によって歯のエナメル質を侵食することで形成されますが、根面う蝕は歯の根の露出や歯茎が下がってくることによって歯の根の部分に直接菌が付着して虫歯が進行する状態です。
歯の頭の部分は「エナメル質」と呼ばれる酸に溶けにくい硬い組織で覆われているのに対し、歯の根の部分はエナメル質に覆われておらず、「象牙質」と呼ばれる酸に弱い組織が露出してしまっているため、虫歯になりやすく進行も早い傾向があります。
・中性→pH7
・エナメル質(歯の表面)→pH5.5という比較的弱い酸で溶け出す
・象牙質→pH5.8~6くらいでも溶け出す
ちなみに、pH5.8~6の飲み物はお茶や紅茶です。
皆さんが好きなフルーツジュースやコーラは酸性度が高く、歯が溶けやすいのでちびちび飲んだり、こまめに飲んでしまうと常にお口の中を酸性にし続けてしまうので、一定のタイミングで飲んだり、お水を飲むなど普段の飲み物にも気を付けてみてくださいね!
〇歯周病が進行している
歯周病が進行すると歯茎の奥まで細菌が侵入し顎の骨を溶かしてしまいます。顎の骨が溶けるとその上に生えている歯がぐらつき歯茎も下がってしまい、歯の根の部分が剝き出しとなり根面の虫歯にかかりやすくなってしまいます。
〇間違った歯磨きをしている
強い力で歯磨きをしてしまうと歯茎を傷つけてしまい歯茎が下がってしまうことがあります。毎日歯磨きを頑張っていても歯茎が下がってしまったらもったいないので優しく歯磨きをしてくださいね。
〇歯ぎしり・食いしばりの癖がある
歯ぎしりや食いしばりの力は強い人で70㎏を超える力で、いつのまにか歯や歯を支える骨にダメージを与えてしまいます。そのため、日常的に歯ぎしりや食いしばりを行っている場合、歯を支える骨の吸収や歯肉が下がる原因になります。歯ぎしりの癖がある人は寝る時にマウスピースを装着するなどの対策があるので、定期検診の時に是非相談してみてください!
〇加齢で歯茎が下がってきている
年齢を重ねるとともに徐々に歯を支えている骨が痩せてきてしまいます。そして、それに伴い歯肉も衰え下がってきてしまいます。
第一のポイントは歯茎を下げないことです。歯周病の症状がある場合は進行を防ぐために早めに歯科医院を受診しましょう。また、日頃の歯ブラシの仕方を見直してみることも大切です!
第二のポイントはプラーク(細菌の塊)をためないようにすることです。歯ブラシを歯と歯茎の境目に当て歯の根の部分まで磨いてください。
第三のポイントは歯を強くすることです。虫歯予防に効果的なアイテムとして「フッ素」があります。最近ではドラックストアなどでも高濃度のフッ素(1450ppm)が配合された歯磨き粉を購入できるようになったので、虫歯予防のために積極的に1450ppmと書かれた歯磨き粉を活用してみてください!
千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 関谷
歯周病と誤嚥性肺炎について
こんにちは名古屋市千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の川元です。私は当院で働き始めて約3か月でまだお会いしたことのない方もいらっしゃると思いますが歯科衛生士として皆さんのお口の状態をいい方向に導けるように精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!
さて、今回は歯周病と誤嚥性肺炎についてお話したいと思います。
まず皆さんは歯肉炎と歯周病の違いはご存知でしょうか?テレビでも良く聞くワードだと思いますが違いと言われるとぱっと思いつかない方もいらっしゃると思います。なので始めに簡単に説明させていただきますと歯肉炎は普段の歯磨きで磨き残しがありプラーク(歯垢)が残った状態になっており歯茎が炎症を起こしてしまっている状態です。ちなみにプラークが蓄積し始めて9〜21日で歯肉炎の状態になってしまいます。
次に歯周病とは歯茎の炎症だけではなくプラークが出す毒素によって歯を支える骨まで溶かしてしまっている状態のことです。つまり歯周病は歯肉炎から移行した病気なんです。そのためまだ歯肉炎の状態であれば毎日の歯磨きを頑張れば健康な状態に戻すことが可能なんですよ!
ここで本題の歯周病と誤嚥性肺炎の繋がりに戻ります。近年肺炎による死亡率は著しく増加しています。そして高齢者の肺炎の多くは誤嚥性肺炎によるものなんですよ。誤嚥性肺炎とは飲み込む力や咳をする力が低下して起こる嚥下機能障害です。飲み込む力が低下していると食べ物や唾液が誤って肺に入ってしまうことでなってしまう肺炎なんです。そしてお口の中が清潔に保たれていないと口腔内の細菌も肺に入ってしまう可能性もあり、これも誤嚥性肺炎の原因のひとつになります。
誤嚥性肺炎を予防する為には定期検診での歯周病治療や毎日の口腔ケアで口腔内の細菌をしっかり除去する事が大切です。ただ、毎日定期検診に来てもらう訳にはいきませんので日々行っている歯磨きやフロス・歯間ブラシのテクニックを身につけていただきそれを習慣化させることがとても重要になります!
そしてもう1つの予防対策はお口周りの筋力の向上です。やり方は簡単です。「パ」「タ」「カ」「ラ」と3回ずつ言ってみて下さい。「パ」は唇の運動「タ」は舌の中央を動かす運動「カ」は舌の奥を動かす運動「ラ」は舌先を動かす運動になります。このパタカラ体操はお食事前にするとより効果的です。ぜひやってみて下さい!
今回は歯周病と誤嚥性肺炎についてお話しました。お口の健康は全身の健康に繋がるということが少しでも伝わっていると嬉しく思います。またお口の健康のお手伝いを出来ることを楽しみに健診でお待ちしております!
千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士川元