医院ブログ

フッ化物は様々なところに

皆さん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニックの歯科衛生士、美頭英里佳です。
今回はフッ化物についてのお話です。
フッ化物は生命と健康の維持に欠かせないものであり、WHO(世界保健機関)とFAO(食糧農業機関)は「必須栄養素」と位置付けています。必要とされるフッ化物の量はごく僅かですが、体の中の硬組織といわれる歯や骨を作るには欠かせない物質です。
フッ化物は天然に含まれている物質で、土や沼、湖や川の水、海水など、自然の環境に多く分布しています。フッ化物というと、歯磨き剤の中に入っているイメージが強いですが、実は私たちが普段口にしている食品の中にも含まれているのです。
フッ化物が含まれている食品
魚介、海藻、穀物、いも、野菜や果物、肉、乳製品、砂糖、食塩、味噌、お茶など
上記の中でも、魚介、食塩、お茶のフッ化物濃度は高いと言われています。特に緑茶の葉っぱには多く含まれており、食品の中でずば抜けて高く、フッ化物は抽出した緑茶にももちろん含まれています。
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ちなみに、フッ化物は70〜90%胃で吸収されますが、吸収された大部分はからだから排出されてしまいます。残りは硬組織である歯や骨に沈着します。しかし、沈着したフッ化物は永久的ではなく、移行して排出されてしまいます。
食品からフッ化物をたくさん摂取することは難しそうですね(^^😉
虫歯予防にフッ化物を活用する場合は、フッ化物を歯に取り込むことが重要となります。フッ素入りの歯磨き剤を使用すると、日々の歯磨きでフッ化物を歯に取り込むことができるため、おすすめです!
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 美頭英里佳

花粉症と金属アレルギー

こんにちは!!たなか歯科クリニック歯科助手の西田です。

少しずつ暖かくなり、春はもう目の前ですね。花粉症で苦しんでいる方も多いのではないでしょうか?
今日は花粉症と金属アレルギーについてのお話をしたいと思います。
みなさん、そもそも花粉症はどうしてなるかご存じでしょうか?
花粉症は体に花粉の量がある一定値まで溜まると花粉症として症状が出ると言われています。
金属アレルギーもそれと同じで銀イオンがある規定値まで体の中に蓄積されると金属アレルギーの症状が出ると言われています。銀イオンはお口の中に入っている銀歯からも放出されています。
銀イオンの影響としてもう一つ挙げられるのがメタルタトゥーと呼ばれるものです。誰でも歯の下に骨があるのですが、その骨が銀歯から放出される銀イオンを吸収して、銀歯の周りの歯茎が黒ずんでしまい、タトゥーのような状態になることです。
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こういった健康被害の問題が今、アメリカでは訴訟の問題にもなっているのが現状でもあります。
私自身も銀歯が入っていますが、このようなメタルタトゥーの話を聞いてびっくりしました。
かぶせ物一つ一つでもそれぞれデメリット、メリットを知った上で、選択することがとても大切だといこととたなか歯科クリニックで働いて感じました。かぶせ物のご相談など何か心配なことがございましたらいつでもお声がけくださいね
千種区 たなか歯科クリニック
歯科助手 西田結香

どの順番で使うのがいい?

皆さま、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科助手の石原麗華です。
皆さん3連休はいかがお過ごしだったでしょうか?3日間晴れてとても良いお天気でしたね☆私は三重県に日帰りで遊びに行ってきましたが、渋滞に巻き込まれて、行きも帰りも大変でした。
さて今日は、先日患者様より直接ご質問いただいたことについて書こうと思います。今、色んな患者様にスウェーデン式の歯磨き方法を体験していただいて、ご自宅でも頑張ってくださっている患者様が多くて嬉しい限りです。先日、スウェーデン式を習った奥様に勧められて、一緒に始めたという旦那様もいらっしゃって、自分の大切な人にもそのように勧めて下さって、一緒に行ってくださっているのも、とても嬉しかったです。
そんな中、デンタルフロスとスウェーデン式の歯磨きを一緒に行っているのですが、どのタイミングでデンタルフロスをすればいいの?とご質問いただきました。3つのアイテム(デンタルフロス、ワンタフトブラシ、いつもの歯ブラシ)をどの順番で使っていくのか迷いますよね。正解は…①デンタルフロス、②ワンタフトブラシ、③歯ブラシの順番で使っていただきたいです。まず、デンタルフロスで歯と歯の間の汚れを取り、その状態でワンタフトブラシで磨き、最後は歯ブラシをしていただくことで、歯磨き粉のフッ素の成分等もしっかり歯と歯の間にいきやすくなります。ぜひこの順番で、ご自宅でのケア頑張っていただきたいです☆
皆さんもご自宅でケアを行うときに何か分からないことがある時は、是非お気軽に当院スタッフまでご相談ください♪
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千種区たなか歯科クリニック

歯科助手 石原麗華

ビタミンのはなし

みなさんこんにちは
千種区たなか歯科クリニック歯科助手、管理栄養士 加藤実沙子です
春は別れと出会いの季節ですね。卒業式シーズン真っ只中ですが、新生活が始まる準備など忙しい季節なのではないでしょうか。
新生活が始まる前に一度定期検診へ行き、健康な歯の状態でスタートしたいですね(^ ^)

さて今日は歯と栄養についてのお話です。
皆さんご存知の『歯周病』サイレントディズィーズSilent Disease:静かな病気とも呼ばれ、酷くならないと気がつかない怖い病気です。そんな歯周病に対して歯に良い栄養素があります。(•ᵕᴗᵕ•)

⭐︎ビタミンC
コラーゲンの生成に関与し、歯茎からの出血を防いでくれる。
ストレスを抑えてくれる

⭐︎カルシウム
歯周病によって溶かされた骨を強くしてくれる

⭐︎ビタミンD
カルシウムの吸収を良くする
ポイント!!
ビタミンDは日光浴をすることで体内に吸収されやすく変わるので
日光浴も必要です。

歯の神経の役割とは? また、もし神経を取ったら??④

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。

さてさて、今回が 神経治療の話題の最終回です。

最後は、『神経を取った歯の治療法』。

前回のブログでお伝えしたように、歯髄を失った歯には様々な弊害を生じ易くなります。

特に、歯が脆くなってしまったために 割れたり欠けやすくなったのは問題です。せっかく頑張って治療した歯が、折れて抜かなくてはいけない事態になってしまっては悲しいですよね…。

そこで、必要なのが 神経を取った歯は “歯の中に土台を入れて補強し、クラウン(歯を全体に覆う被せ物)を作製する” という治療法です。

これにより、歯髄を失った歯の脆さを外力から守り、変色をクラウンの色調で改善します。

だから、神経を取った歯は 最終的に被せ物を作るんですね!

しかし、脆さ・変色以外の弊害である「歯の悪い変化に気づきにくくなる」「防御反応が低下する」に対しては充分な注意が必要です。しっかりと、お手入れや定期検診でメンテナンスを行っていきましょう♪

PS.

完走しました!「名古屋シティマラソン2017」!!

今年も、良い天気と温かい気温に恵まれた 素晴らしいマラソン日和でした♪

シティマラソンの醍醐味は、見慣れた大都会の中を貸し切り状態にしたコースで、沢山の声援に後押しされながら走る爽快感! これだから、やめられません!

連続参加3回目なので ついつい気持ちに余裕ができてしまい、練習不足のまま臨んだ今大会。両膝の調子は最悪でしたが、何とか足を引きずりながら制限時間内にゴールをすることができました。

来年は、もっと良いタイムが出せるように 日々の走り込みとダイエット、がんばります(笑)!!

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千種区 たなか歯科クリニック

歯科医師 満田 誠

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