舌圧痕
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
朝、起きたところ「何だか舌が痛いな?」と思い、鏡で見てみると……。
このように、舌の左右両縁がギザギザになっていました。皆さんにも覚えがありませんか?
このギザギザは何でしょう?? そう、”舌が歯列に押しつけられて、歯型がついている” 状態です。
これが舌にハッキリとついていると、自分の体について いつもこう思います。
「あぁ、結構寝ている間にくいしばっていたんだな~」とか、「ちょっと、疲れているのかな…」などなど。
この『舌圧痕』と呼ばれる症状の原因は、以下のものです。
・歯ぎしりや食いしばり
上下の歯列が接触している時間が長いために、舌に歯型がつきます
・体調変化による むくみ
疲労・飲酒・消化器機能低下・内分泌疾患などより舌がむくみ、歯列に圧迫されます
・その他 (舌の位置の低下(舌筋力の衰え)、舌が大きい、歯並びなど)
毎日、患者様のお口の中を見ていると、私と同様に舌圧痕を認める方がよくあります。よって、舌の状態が診断のバロメーターにもなるのです。
特に、食いしばり・歯ぎしりが強い”TCH (tooth contact habit 歯列接触癖)”がある方には、他にも頬の裏側にも歯型がつく特徴があり、その患者様の診断・治療方針作製の指針になります(噛みしめによる弊害がないか、補綴物は何が適切か、顎関節症のリスク、など)。
舌圧痕があるのは、さほど珍しい事では無く、それに対して積極的な治療は通常必要はありません。しかし、舌が常に刺激されているために舌疾患を生じたり、TCHが強いために弊害がある場合は、治療を考える事もあります。気になる方は、ぜひご相談下さい!
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
旬の食材 新じゃが
みなさんこんにちは!
千種区 たなか歯科クリニック 受付・管理栄養士の鈴木友梨です。
スーパーに行くと、この季節は新じゃがをよく目にしますよね。
新じゃがとは、冬に植えたじゃがいもを通常よりも早採りしたもののことを言います。
一般的に、春先に出回ることが多く、みずみずしさがあり皮が薄いので、皮ごと食べることができるのが特徴です。
栄養面では、何が違うのでしょうか。
多く含まれている栄養素は、ビタミンB1、ビタミンC、カリウム、ナイアシンなどがあります。
特にビタミンCが豊富で、この時期のじゃがいもにはレモンに匹敵するほどのビタミンCが含まれているそうです。
新じゃがは、通常のじゃがいもと違い、みずみずしさがあるじゃがいもで、水分が多い新じゃがは日持ちがしないのです。
新聞紙にくるんだりして、日光を当てないように保存しましょう。明るいキッチンではいもが緑色になることもあります。
私は先日、ポテトサラダを作りました。
じゃがいものビタミンCは熱に強いので、茹でても栄養価が落ちにくいです。
千種区 たなか歯科クリニック
受付・管理栄養士 鈴木友梨
指のトレーニング
皆様こんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です。
先日4月の初めから、SRPのセミナーを受講しています。
(SRPは歯の根っこについた歯石をとることです。その技術を学びに出かけています。)
そこのセミナーではまず基礎のトレーニングを学びました。
指先の力がまず大切ということを学んで指の基礎トレー二ングが今の課題の1つです。
かたーい歯石をとるためには道具を持つ手、支えられる手を作ることを目標に基礎トレー二ングに取り組んでいます。
↓このオレンジの道具が持てるように!始めたばかりなのでお手本の先生の手とはまるで違います!
手の丸い感じや指先の形、力の度合いも全然なのでこれから努力します(><)!
このトレーニングを地道に続けて先生のような手に近づいていきたいです。
トレーニングするときは指先の腹に力を込められるように、ゆっくり丁寧行うことを心がけています。
このように私たち歯科衛生士はこっそり秘密のトレーニングをしているんですよ!
皆様も歯医者さんで歯石を取ってもらったことのある経験があるかもしれませんが、歯石とりってどんな感じなの?怖いかな?痛いかな?など、気になること、お困りのことがあれば一度ご相談くださいね!!歯石が取れてピカピカになるとお口の中もすっきりしますよ!
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 佐々木彩花
歯の痛みと疲れ
みなさんこんにちは、千種区たなか歯科クリニック歯科助手の杉原です♪
ゴールデンウィークに入りましたね!
たなか歯科クリニックではカレンダー通り診療しておりますが、9連休など大型連休の方もいらっしゃるようですね(^^)みなさまいかがお過ごしでしょうか??
旅行やアウトドアなどで疲れたり、寝不足になったり、知らぬ間にストレスも溜まりがちな大型連休。
お休み明けに歯が痛い、とお電話をいただくことも多いように毎年感じます。
実は、このストレスが歯の痛みの原因になることもあるのです!
疲れや寝不足からストレスが溜まると、血中にカテコールアミンという物質が増加し、このカテコールアミンの増加が歯の周囲の神経に悪影響を与え、痛みが生じます。
特に治療中だったり噛み合わせが強かったりなどで日頃から弱っている歯には痛みが生じやすくなります。
身体の抵抗力が痛みを抑え込むことの出来ない場合、ひどいと歯茎が腫れ上がることもあるそうです。
歯の痛みが身体の疲れのサインかもしれません、たくさん遊んでしっかり休んで、毎日健康に過ごしたいものですね(^^)
もちろん疲れ以外が原因のことも多いので、心配なときはたなか歯科クリニックにご連絡くださいね。
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手 杉原千晴
知覚過敏〜しみる症状について〜
みなさん、こんにちは。
千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の久野 綾香です。
この頃、暖かい日が多くなり、日中少し動くと汗ばむ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなとき冷たい飲み物を欲しますよね?すると、ひやっとしみる症状の出る方はいらっしゃいませんか?
その一つの原因に”知覚過敏”があります。
知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲み物や甘い物、風に当たった時などに感じる一過性の痛みで、特に虫歯や歯の神経の炎症などの病変がない場合に見られる症状をいいます。
なぜこのような症状が起こるのでしょうか?
少し小難しい話になります。
歯の最表層にあるエナメル質は、削っても痛みを感じることはありません。象牙質は、その内層にあり、
また根っこにはエナメル質はなく、象牙質が最表層となっています。象牙質は器具でこすったり、
冷たいものや熱いものに触れると、その刺激が内部の神経に伝達されて、歯は痛みを感じます。
通常、象牙質はエナメル質に覆われている為、こうした痛みを感じることはありませんが、
氷など極度に冷たい物などではエナメル質の上からでも、温度が内部に伝わって、
歯が痛みを感じることもあります。
しかし、様々な理由で象牙質が露出すると、刺激が神経に伝達されやすくなり、知覚過敏を生じます。
象牙質が内部の神経にまで刺激を伝えるのは、象牙質の中にある管のような部分を通じて、です。
この管様の部分は、加齢とともに少しずつ塞がることもあり、症状が起こらないこともあります。
なので象牙質が露出しているから必ずこの症状が起こるわけではありません。
このようなことが起きているのです。
具体的な原因については次回にでもご説明できればと思います。
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 久野 綾香