医院ブログ

歯は、実は毎日溶けているんです……でも、ご安心を!

こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。

タイトルに書いたこと、本当なんです。「歯は食事のたび、わずかに溶けている」のです。ちょっとショックですよね…。

皆さん、毎日歯磨きを頑張っていらっしゃると思います。でも、どんなに一生懸命磨いても 100%全てのプラーク(歯垢)を除去することは 大変難しいです。磨きにくい所に どうしても残ってしまいます。

それでも普段は、お口の中の唾液の作用によって そのプラークのpH(ペーハー)は ほぼ中性に保たれているのですが、食事をすると そのpHに変化が生じます。

食事をとることで プラーク中の菌などの影響でpHが酸性に傾き、その酸性がある程度まで進むと 歯が溶けていくのです。これは目には見えないほどの僅かの現象ですが、食事のたびに繰り返されています。

でも、ご安心! 歯はそのまま溶け続けていくわけではありません。ちゃんと修復されていく機能があります。

歯に付着したプラークによって溶かされた歯は、すぐに唾液中のカルシウムなどが歯の表面に作用して「再石灰化」が起こり、修復されていきます。酸性に傾いたお口の中のpHも、唾液の緩衝作用によって再び中性に戻っていきます。凄いですよね!

……でも、この機構がうまく働かないと、歯がどんどん溶けていってしまう。虫歯になってしまう。と、いう訳なんです。

すなわち リスクとなる要因(酸性になり続ける要素)として、プラークがたくさん残留していること、ダラダラと食事をすること、間食を多く取ること、唾液が少ないこと、等があげられます。

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皆さま、歯を大切にするために、歯磨きや食事の習慣にお気を付けくださいね♪

千種区 たなか歯科クリニック

歯科医師 満田 誠

たまねぎの栄養

皆さんこんにちは。
千種区 たなか歯科クリニック 鈴木友梨です。

春になるとスーパーで新玉ねぎを見かけるようになりますよね。
甘く、みずみずしい新玉ねぎは苦味もなく、玉ねぎが苦手な人にも食べやすいと思います。


新玉ねぎと普通の玉ねぎの違いは何でしょうか?
普通の玉ねぎは、玉ねぎは、春まき又は秋まきで栽培される「黄玉ねぎ」の品種になります。
茶色い見た目は、表面を乾燥させたもので保存性を高めるためで、その後、出荷されます。


一方、新玉ねぎは、春に旬を迎える「白玉ねぎ」の品種になり瑞々しく、独特の甘みがあり辛味が少ないことが特徴です。

新玉ねぎは瑞々しいあまり乾燥には向いていませんので、玉ねぎに比べ日持ちがしないのです。
新玉ねぎは乾燥処理をせず採れたてをそのまま出荷しているのです。
栄養素は全く同じです。

では、なぜ春になると新玉ねぎに注目が集まるのでしょうか?
それは、生で摂取しやすいからなのです。

新玉ねぎは辛味が少ないので生で食べると玉ねぎのシャキシャキした独特の食感と甘味が堪能できます。
生で食べることは玉ねぎの代表栄養素である「ビタミンB1」と「硫化アリル」をよりよく摂取できる食べ方なんです。

ビダミンB1は炭水化物をエネルギーとして分解する際に必要な大切な成分なんですね。

一方、「硫化アリル」は辛味の原因となる成分であり、玉ねぎを切る時に、目が痛くなる原因物質になりますが、
血液をサラサラにしてくれる効果が期待できます。
ですが、この優秀な栄養成分は水にさらしたり、熱を加えることにより、失われてしまうのです。

つまり、玉ねぎの栄養成分をしっかり摂取するには、生で食べることが一番です。
生で食べるとなると、やっぱり食べやすいのは新玉ねぎなんですね。

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旬の野菜を食べてたっぷり栄養をつけましょう。


千種区 たなか歯科クリニック
受付 管理栄養士 鈴木友梨

お口の中のリスクの検査

皆さまこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!


さて、皆様は虫歯予防って具体的に何をしたら良いか?予防にご興味はありますでしょうか?

虫歯予防には適切な歯磨きでいつもピカピカにしておくこと、お砂糖(糖質)など食生活の改善、虫歯になりにくい強い歯、などなどお口の中の虫歯になりにくい良い環境を作ることが大切です。一人一人どこかを改善させることで、今よりもより予防の効果を高めることができます。

今までに虫歯があって治療されているということは、もともとどこかに虫歯を作ってしまったリスクがあるのかもしれませんね。一人一人でリスクは異なります。
いまより虫歯予防を効果的に皆様にご提案させていただくために、虫歯のリスク検査というものがあるのをご存じでしょうか?皆様の今の自分のお口の中の環境を調べてみませんか?


お口の中の環境を知る検査の一つに唾液検査というものがあります。唾液を使っての検査なのでとても簡単に検査することができますよ!
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皆様でもしこの唾液検査にご興味ございましたらスタッフにお声掛けください!

千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花

マウスウォッシュ

みなさんこんにちは、千種区たなか歯科クリニック歯科助手の杉原です。

だいぶ暖かくなり、桜も満開で、ようやく春が来たな〜と嬉しくなりますね。(^^)
さて今日はマウスウォッシュについてお話ししたいと思います♪
たなか歯科でもお手洗いに常備されているマウスウォッシュ、みなさんご使用頂いたことはありますでしょうか?
マウスウォッシュの役目はお口の中の細菌を殺すことで、歯磨きの代わりにはなりません。
なのでしっかり歯磨きをしてから使用して、使用後しばらくはうがいや飲食を控えていただくと効果的に使っていただけます。
マウスウォッシュにも口臭予防を目的としたもの、虫歯予防を目的としたもの、などいろんな種類があるそうです。目的に応じて効果的に使っていきたいですね。
たなか歯科のマウスウォッシュも、ぜひ一度つかってみてくださいね!
千種区たなか歯科クリニック

歯科助手 杉原千晴sIMGP2933.jpg

ドライマウスの対処法

みなさん、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 久野綾香です。

さて、前回この場を借りて私はドライマウスについてお話しました。
ドライマウスは全身疾患のサインのひとつとも言われているので、
初期のうちに生活習慣を改めよう!というわけで、対処方法のうちの2点、ご紹介致します。

一つ目は、水分補給と食生活の見直しです。
高齢になるほどに、身体の水分量はどうしても低下してしまいます。
唾液もおのずと少なくなります。
喉が渇いたと感じる前にこまめに水分補給をする必要があります。
食生活においては、香辛料などの刺激物やアルコール飲料の飲み過ぎには注意です。

二つ目は、歯磨き剤の見直しです。
みなさんは普段どのような歯磨き剤を使用しているでしょうか?
歯みがきをすると泡立つものでしょうか?
見直す点はそこです!
発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウムという成分)は、市販の多くの歯磨き剤に含まれているのですが、
口腔内の粘膜を保護する唾液の成分ムチンを破壊し、ドライマウスを助長するとも言われています。
そのために注意が必要というわけです。
当院で販売しているものも発泡剤無配合なので、ドライマウスの方や疑いのある方は
ぜひスタッフにご相談ください。

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千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 久野 綾香

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