歯の形
みなさん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニックの歯科衛生士の美頭英里佳です。
今日は、歯の形についてのお話したいと思います(^ ^)
みなさんは動物の種類によって歯の形に違いがあることはご存知ですか?
この歯の形の違いは、普段何を食べているかによって異なっています。
ライオンやトラなどの肉食動物は、肉を噛み切るために全ての歯が鋭く尖った形をしています。犬歯は特に鋭く発達していて、獲物を狩る時に活躍しています。
反対に、シマウマやウシなどの草食動物は、繊維の多い草や葉っぱをすりつぶせるように、全ての歯が臼のような平たい形をしています。草食動物の中でもウサギやビーバーなどは、げっ歯目と言われ、前歯がとても発達しています。
わたしたち人間は雑食動物で、肉も野菜も食べます。そのため、わたしたちの歯は食べ物を噛みちぎる前歯と、食べ物すりつぶす奥歯(臼歯)の2種類の形をしています。
食べるものによって歯の形に違いがあるなんて面白いですよね。
身近にいる動物の歯を観察してみるのもいいかもしれないですね(^ ^)
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 美頭英里佳
親知らずは生える?
みなさん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニックの歯科衛生士の美頭英里佳です。
突然ですが、みなさんは親知らずは生えてきましたか?
実は、親知らずは必ずしも生えてくるわけではありません。親知らずは上下左右で4本ありますが、その全てが生えている人は、日本人の成人の約半分ほどだそうです。実際にわたしも4本全ての親知らずは生えてきておらず、上の2本は元々ありません。
古代の日本人は、ほとんどの人に4本全ての親知らずが生えていたと考えられています。昔は今に比べると、しっかりと噛むことが必要な硬い食べ物を食べており、顎が大きく発達していました。
しかし、現代は柔らかい食べ物が増えてきたため、顎が小さくなってきました。親知らずが成長するスペースがなく、生えてくる必要がなくなったために、人間の進化の途中で生えたり、生えなかったりしていると考えられています。
スペースのない所に生えてきた親知らずは、磨きにくかったり、虫歯のリスクが高くなったりします。親知らずについて何かお困りのことがありましたら、いつでもご相談ください(^ ^)
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 美頭英里佳
虫歯がダメなお仕事?
みなさん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニックの歯科衛生士 美頭英里佳です。
久しぶりに続いていた雨も上がって、今日はとても良いお天気ですね!
さて、みなさんは虫歯があると仕事ができない職業があることをご存知でしょうか?
その職業とは、宇宙飛行士です!宇宙空間で最先端の研究や細かい作業を行う、誰もが憧れる職業ですよね。
そんな宇宙飛行士がなぜ虫歯があると仕事ができないのか、、その理由は気圧の変化にあります。
体に急激な気圧の変化があると、歯の神経が圧迫されてしまい、痛みが出てしまいます。
そうなってしまうと、作業に集中できなくなってしまいますよね。
このことから、宇宙飛行士は全ての歯の治療を終えてから宇宙へ行くそうです。
また、飛行機に乗るパイロットも同じで、歯の治療をしっかりしているそうですよ(^ ^)
私たちも、飛行機に乗る際は気をつけたいですね。
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 美頭英里佳
被せ物のお話〜ゴールド編〜
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・TCの石原麗華です。
昨日今日と久しぶりに雨が降っていますね。お足元の悪い中、お越しくださった方、誠にありがとうございます。本日も雨が降っているので、どうぞお気をつけてお越しください。
さて、今日は被せ物のお話第2弾、ということで、今日はゴールドという材質について、お話ししたいと思います。前回、保険でできる被せ物の銀歯のお話をしましたが、今日お話しするゴールドという材質は自由診療でできる材質になります。銀歯と同様に、ゴールドも金属の仲間ではありますが、お口の中に入れても劣化しにくく、イオン化しにくいと言われています。(銀歯はイオン化し、体に溶け出しやすいのです。)金箔として食べることもありますよね。もちろん、金のアレルギーをお持ちの方も中にはいらっしゃるので、金属アレルギーが心配な方は、一度検査をされてから入れられることをおすすめします。
そしてゴールドの良いところは、なんといっても耐久性の良さでしょうか。金属という材質自体が丈夫ですので、薄くても強度は出ますし、しなやかさのある金属なので、入れたところにピッタリとフィットしてくれます。私がお会いした患者さまの中には、子供の頃に入れたゴールドがもう何十年もしっかりもってくれている!という患者様もいらっしゃいました。そして、入れた歯の反対側の歯を傷めにくいという点もゴールドの良い点ですね。また、セラミックほど歯を削りませんので、ご自身の歯をセラミックの時ほど多く削らなくて済みます。見た目は少し本物の歯とは遠い色味になってしまいますが、ゴールドもいい素材なんですよ。
是非被せ物を選ぶ際には、ぜひ一度参考にしてみてください。

千種区たなか歯科クリニック
歯科助手・TC 石原麗華
技工所見学
皆さん、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・管理栄養士の加藤実沙子です。
先月たなか歯科がお世話になっている技工所のデンタルステージさんへ西田さん、石原さんと見学に行ってきました!!
むし歯が大きくなってしまうと、保険の白い樹脂では詰められないので、かぶせ物と言って、銀歯やゴールド、セラミックなどを選択していただき、お作りしていますよね。
デンタルステージさんには当院から、銀歯とゴールド、保険の義歯などもお願いしています。
今回技工所見学に行ったのは、患者様にかぶせ物の特徴はお伝えできるのに、実際にどうやって作っているのかわからないと、患者様にしっかりお伝えできないね!と話し合い、見学に行こう!!となったわけです(^^)
こちら、銀歯と隣がゴールドです。何個か一気に型を流し込んで、焼いて形作ります。
ここから、手作業で磨いたりしていき完成になります。
一つ一つの歯の形になった銀歯やゴールドしか見たことがなかったので、このようにつながって作っていることにとても驚きました。
またこちらは義歯です噛み合わせを調節していきながら歯ぐきの色や歯のつやを出していき作っていきます。
またデンタルステージさんでは、セラミックや矯正器具なども作っており、幅広い技工物を作っている技工士さんは本当にたくさんの知識が必要なんだなと思いました。
社長の福岡さんとも、最近の技工物について話し合う機会をいただきました。
最近は患者様の口腔内意識が高まったのか、自費のいい材質のものの発注が増えてきているそうです。本当は虫歯にならないようにすることが一番だと思うのですが、虫歯になってしまった後、そこにどんな材質のものを入れるか、これによって歯の寿命は変わってくると思います。
今回の見学でひとつの技工物にたくさんの時間をかけて、丁寧に作ってくださっている光景を見て、私たちもしっかり患者様に正しい情報を提供して丁寧に型どりをして、発注していこうと改めて思いました。
見学で学んだことは今後に生かしていきたいと思います(^^)
千種区たなか歯科クリニッ
歯科助手・管理栄養士 加藤実沙子