唾液の効果
みなさんこんにちは、千種区たなか歯科クリニック歯科助手の杉原です。
もうすぐ梅雨入りですね。だいぶ暑くなってきて湿気があるな〜と感じる日もでてきました。
夏のジメジメした空気は嫌ですが、お口の中の湿り気はみなさん気にされたことはありますでしょうか??
唾液には抗菌作用や自浄作用、潤滑作用など日々の健康のために欠かせない作用がたくさんあります。
年齢を重ねると少なくなってくるものですので、意識して唾液を増やしていく方法をお伝えしたいと思います。
・食べ物をよく噛む
口の筋肉の動きで唾液腺が刺激され、噛めば噛むほど唾液の量は増えます。
・こまめに水分補給する
唾液の90パーセントは水分と言われています。お茶などに含まれるポリフェノールは唾液の分泌を抑える作用もありますので気をつけて下さい。
・マッサージ
顎の下、耳の下には舌下腺や耳下腺がありますので刺激をすると唾液の分泌を促してくれます。
唾液は健康のためだけではなく、アンチエイジングなどの美肌効果もあることが知られているそうです。
いつまでも健康で若々しくいるために、心がけていきたいですね。
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手 杉原千晴
知覚過敏について その3
皆さん、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の久野綾香です。
もう6月に突入しましたね!もう早いもので、一年の半分が過ぎてしまいましたね。
では、前回まで説明させていただいた知覚過敏についてですが
今回は治療法の例についてです。
1、 再石灰化を促す
これは象牙質の露出した部分において、唾液や歯磨き粉からの再石灰化成分によって、象牙質の小さな管のよう な神経に通ずる空間が封鎖されてくるためと考えられます。
2、 歯の神経の興奮を抑える
硝酸カリウムという神経の細胞の興奮を抑える成分を含んだ歯磨き粉を継続的に使用することで、知覚過敏の改 善効果が見られるとされています。ただし、効果には個人差があります。
3、 象牙質の露出部分をカバーする
4、 神経を取り除く
痛みが続く時間が長い場合や、痛みが激しく、生活に支障が出る場合は歯の神経を取り除く治療をすることもあ ります。ただし、歯の神経はなるべく温存するべきではあります。
これまで3回に分けて、知覚過敏について説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 久野綾香
噛み合わせ
こんにちは
千種区 たなか歯科クリニック 歯科医師 三井誠です
先日、僕は大阪へ噛み合わせのセミナーへ行ってきました
僕ら歯科医師にとってとても重要でとても難しい分野が噛み合わせです
一言で噛み合わせと言っても人の数だけ噛み合わせの種類があります
トラブルなくなんでも噛める噛み合わせを作るのは本当に難しいです
なぜなら顎は筋肉によって位置が決まるからです
つまり姿勢や癖に大きく影響を受けます
もっと言ってしまうと毎日噛み合わせは変わります
ですが人には許容範囲というものがあります
だから毎日変わる噛み合わせにも対応できるんですね
人体の素晴らしさですね
勉強していると先人たちも噛み合わせについて相当悩んできたことが分かります
もっともっと勉強して快適でトラブルのない噛み合わせを作れるようになります
千種区 たなか歯科クリニック 歯科医師 三井誠
歯の形
みなさん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニックの歯科衛生士の美頭英里佳です。
今日は、歯の形についてのお話したいと思います(^ ^)
みなさんは動物の種類によって歯の形に違いがあることはご存知ですか?
この歯の形の違いは、普段何を食べているかによって異なっています。
ライオンやトラなどの肉食動物は、肉を噛み切るために全ての歯が鋭く尖った形をしています。犬歯は特に鋭く発達していて、獲物を狩る時に活躍しています。
反対に、シマウマやウシなどの草食動物は、繊維の多い草や葉っぱをすりつぶせるように、全ての歯が臼のような平たい形をしています。草食動物の中でもウサギやビーバーなどは、げっ歯目と言われ、前歯がとても発達しています。
わたしたち人間は雑食動物で、肉も野菜も食べます。そのため、わたしたちの歯は食べ物を噛みちぎる前歯と、食べ物すりつぶす奥歯(臼歯)の2種類の形をしています。
食べるものによって歯の形に違いがあるなんて面白いですよね。
身近にいる動物の歯を観察してみるのもいいかもしれないですね(^ ^)
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 美頭英里佳
親知らずは生える?
みなさん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニックの歯科衛生士の美頭英里佳です。
突然ですが、みなさんは親知らずは生えてきましたか?
実は、親知らずは必ずしも生えてくるわけではありません。親知らずは上下左右で4本ありますが、その全てが生えている人は、日本人の成人の約半分ほどだそうです。実際にわたしも4本全ての親知らずは生えてきておらず、上の2本は元々ありません。
古代の日本人は、ほとんどの人に4本全ての親知らずが生えていたと考えられています。昔は今に比べると、しっかりと噛むことが必要な硬い食べ物を食べており、顎が大きく発達していました。
しかし、現代は柔らかい食べ物が増えてきたため、顎が小さくなってきました。親知らずが成長するスペースがなく、生えてくる必要がなくなったために、人間の進化の途中で生えたり、生えなかったりしていると考えられています。
スペースのない所に生えてきた親知らずは、磨きにくかったり、虫歯のリスクが高くなったりします。親知らずについて何かお困りのことがありましたら、いつでもご相談ください(^ ^)
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 美頭英里佳