糖質のお話
皆さん、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・管理栄養士の加藤実沙子です。
本日は糖質のお話をしようと思います。
先日『あまくない砂糖の話』というDVDを見ました。これは日本でも話題になっている糖質の取りすぎを題材にしたDVDです。ヨーグルトやシリアル、フルーツたっぷりのスムージーなど、皆さんがヘルシーだと信じ込んでいる食品に実はたっぷり砂糖が使われており知らず知らずのうちに皆さんは糖質中毒になりつつあるそうです。
糖質中毒の症状は
① 朝目覚めると体がだるく、砂糖がほしくなる
② 砂糖を摂ると脳が美味しいと感じる。幸せを感じ45分間ぐらい気分がハイになる。子供っぽくなる
③ その後、また体がだるくなる。集中力が低下しイライラする
④ 砂糖がまた強烈に欲しくなる
今回映画の中で、一日にティースプーン40杯分の砂糖を摂取する実験をしました。ソフトドリンクや、アイス、チョコレートなどのお菓子は避け、なるべく世間ではヘルシーと言われているようなものを選んで摂取していました。
特徴は今までよりも砂糖を増やしただけで、摂取カロリーは変えていない点です。
カロリーは変えていないのに、12日間で3.2キロも増えてしまったそうです。
砂糖は過剰に取りすぎると、中毒になるだけでなく、余分な砂糖は中性脂肪になるので、カロリーは変えていなくてもどんどん太っていきます。
そしてこの実験は最終的に、心も体もボロボロになってしまい、おいしいものは甘いものだけと、、、思うようになってしまったそうです。
日本人は欧米人に比べ、糖尿病になりやすいので、より注意が必要です。
例えば、人気のパンケーキや、コンビニのスイーツなどは一週間に1回と決めたり、普段の飲み物を、ジュースや清涼飲料水をなるべく避けて、お茶や水にかえるなど、少しだけでもいいので、変えてみるだけでも良いかもしれません(^^♪
あまいものを控えれば、虫歯にもなりにくくなりますしね(^^♪
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手・管理栄養士 加藤実沙子
子供の虫歯予防
皆さまこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!
「子供は虫歯にしたくないです。予防法はありますか?」「口移しすると虫歯が移るって聞きました…。」との妊婦のお母さまからの質問です。
虫歯は、虫歯菌が歯に感染すること。風邪とかインフルエンザと同じような感染症です。
虫歯菌は主に唾液によって感染します。
ですから、口移しで食べ物を与えると赤ちゃんに虫歯菌を感染させるリスクがあります。
ただし、生まれたばかりの赤ちゃんはまだ歯が生えていませんので、虫歯菌はお口の中に定着できません。歯が生え始めた時からが虫歯菌が定着することができるタイミングになります!!
虫歯菌の親子での感染を防ぐために口移しなどのスキンシップを控えるということは感染リスクを下げまずが、すこしさみしい気もしますね…
そこでもう一つ知ってほしいのは、赤ちゃんの虫歯に感染しやすい時期についてです。
歯の専門家は教科書で「感染の窓」という言葉で習うのですが、生後19か月から31か月頃(歯が生えてから、歯が生えそろうくらいと思います。)の感染リスクを下げることがポイントのようです!その時期のスキンシップは気を付けていただくと良いです。
もちろん感染リスクを下げるためお父さん、お母さん自身の虫歯リスクを下げることも大切です。毎日の歯磨きや定期的な検診、虫歯治療を受けていることです。
歯磨き方法や検診などは私たちにお任せください!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花
歯医者さんで、最もたくさん出るゴミは?
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
皆さん、歯医者さんで一番たくさん出るゴミって何だと思いますか?
抜いた歯? いえいえ違います。
ガーゼとか?? うーん、それも近いかな…。
器具を包装する滅菌パック??? おっ、惜しい!
正解は……、実は『手袋』です!!!
お昼休みと診療終了後にゴミ捨てをするのですが、半日だけでも大きなゴミ袋が いーーーっつぱい になります。毎朝、使い捨てゴム手袋 を補充するのですが、1日であっという間に ティッシュペーパーボックス位の大きさの手袋箱が 5~8個は無くなっていきます!! 物凄いスピードです!!
← このゴミ袋が半日で一杯になります
これは、滅菌・消毒を徹底している医療機関では 当然の事なんです。
歯医者で、患者様ごとに手袋を替えるのは当然ですよね。さらに、一旦診療の手を休めて器具・材料を準備したり、カルテやパソコン入力をしたり、レントゲンや口腔内写真撮影のスタンバイをしたり、連絡・伝達を行ったり……。その都度、手袋を外し、また交換するので、1人の患者様だけでも数回手袋を替えることが多いです。チェアを掛け持ちして診るDrなどは、スゴイ消費量!
このように、滅菌・消毒というのはとてもコストがかかります。しかし、もし手を抜いたとしても目には見えないことなので分かりません。それに力を注いでも、直接利益につながるものでもありません。
だからこそ、滅菌・消毒は”医療のモラル”が問われる大事なことなのです! おろそかにすることが許されない大切なことです。
私たちは安心・安全な医療のため、これからも この大量に出る手袋ゴミに 誇りを持っていきます。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
夏野菜 モロヘイヤ
みなさんこんにちは!
千種区 たなか歯科クリニック 受付・管理栄養士の鈴木友梨です。
とても暑くじめじめした日が続きますね。
気温の変化に体調はついていけてますでしょうか?
夏は、食欲が落ちるとよく言いますが、栄養もあるものを食べないと余計に体調不良になってしまいます。
夏が旬の食材を紹介していきます。
この季節になるとよくスーパーで見かけるようになる「モロヘイヤ」は、王様の野菜と呼ばれるようです。その理由は、栄養価の高い野菜であるからです。
ミネラルやビタミンを豊富に含んでいるので、外食やインスタント食品が多い現代人にはおススメの野菜だと言えます。
モロヘイヤは、老化の原因である活性酵素の働きを抑える効果のあるカロチンの含有量が野菜の中ではトップクラスなので、細胞の老化を遅らせて、血管や粘膜を丈夫にしてくれます。
そして、カルシウムを多く含んでいることでも有名で、カルシウムとビタミンKのコンビで、骨粗鬆症の予防効果があります。
様々な栄養をモロヘイヤはバランスよく含んでいます。
モロヘイヤを刻むとネバネバが出てきますよね。このネバネバは、「ムチン」という成分で、オクラやになめこ、里芋などのネバネバ野菜に共通して含まれています。
ムチンは糖とたんぱく質からできた物質で、糖の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を抑える働きがあり、糖尿病などの予防に効果があります。
また、胃壁を保護してくれるので、消化不良や食欲不振を防いで胃のトラブルを予防してくれます。
ネバネバ野菜を食べて暑い夏を乗り越えましょう!
千種区 たなか歯科クリニック
受付・管理栄養士 鈴木友梨
キシリトール
みなさんこんにちは、千種区たなか歯科クリニック歯科助手の杉原です(^^)
今日は東海地方にも台風が接近するそうですね!皆様お気をつけください〜
昨日、1歳の赤ちゃんがいる友達から、これ買ったよ〜とキシリトールタブレットの写真が送られてきました。1歳半〜食べられるキシリトールタブレット、と袋に書いてあり、赤ちゃん用のもあることを私も初めて知ったのでびっくりしました!
なので今回はキシリトールについて少し紹介させていただきたいと思います♩
キシリトールとは天然の代用甘味料で、いちごやバナナなどの果物、ほうれん草やブロッコリーなどの野菜にも微量ですが含まれているものだそうです。
普通の糖はミュータンス菌が糖を分解し発酵させ酸を作り出してしまい、その酸が歯の表面を溶かし虫歯になっていきます。
ですがキシリトールはミュータンス菌を分解することができないため酸を作り出しません。そのため虫歯ができないと言われています。
また、キシリトールはミュータンス菌を分解しないだけでなく、働きを弱める性質も持っています。キシリトールを長期的に摂取し続けるとミュータンス菌の繁殖力が弱くなって虫歯のできにくい口腔内の状態になっていくそうです!
ただ、一般的に販売されているガムやタブレットはキシリトール100%というわけではなく他の甘味料が入っていることもあるので、なるべくキシリトールが多く入っているものを選ぶように気をつけましょう。
キシリトールを摂取する最適なタイミングは食後と言われています。食事で酸性になったお口の中をもとにもどしてくれます。また、食べるときはお口の中全体にキシリトールが行き渡るように食べてくださいね。
キシリトールを摂取しすぎるとお腹がゆるくなることもあるので、表記されている1日の目安の量を守るように食べましょう♩
当院でも頑張ってたくさん通っていただいたお子様にキシリトールのお菓子のプレゼントを渡しています、皆様もぜひ毎日の生活に取り入れてみてください(^^)
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手 杉原千晴