TCとしっかりお話ししませんか?
皆さま、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・TCの石原麗華です。
寒い日が続いていますね。もうすっかり秋めいてきました!秋といえば、栗、さつまいも…私は美味しいものばっかり頭に浮かんでしまいます☆美味しいものを食べた後は皆さんしっかり歯磨きしましょうね!
さて、今日はトリートメントコーディネーターについてお話ししたいと思います。当院では私と西田が、数ヶ月前に『TC育成塾』というセミナーに参加し、無事卒業資格をいただくことができました。そんな私たちTC(トリートメントコーディネーター)のお仕事とは…
・患者様それぞれにどのような治療や被せ物が最適なのか、お話をさせていただく。
・患者様のお口のお悩みや治療のご希望等をお伺いし、ドクターに伝える。
・患者様が安心して治療を受けられる環境を作る。
・患者様に予防の大切さも伝えていく。
ざっくりあげるとこのような内容でしょうか。私たちTCは、カウンセリングを予定している患者様一人ひとりについて、毎日担当ドクターと話し合いをし、患者様にとって何が一番ベストなのか?ということを常に考えています。私たちの立場は「ドクターと患者様との架け橋」なので、患者様のお気持ちやご希望も頭の中においておきながら、ドクターと相談をしています。必ずしも患者様のご希望通りにするという事は難しい場合もありますが、私たちTCと治療のことでお話しする場合は、ぜひご希望や不安に思っているようなことがあれば、できるだけお聞かせいただけると今後の治療計画もより患者様一人ひとりに合ったものにできると思います。
私たちはよりじっくりお話をさせていただくので、「歯医者さんでこんなに話を聞いてもらったのは初めて」というお声をよくいただきます。「こんな事聞いてもいいのかな?」「ドクターには言いにくいな」なんてことがあれば、是非一度TCにお聞かせください。私たちもリアルな患者様のお声をドクターに伝えて、より良い治療を受けていただけるよう今後も努めていきます!
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手・TC 石原麗華
歯並びのお話 その③「開咬」
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
さて、今回も歯並びについてのお話の続きです。
今回は『開咬』。
聞き慣れない言葉ですよね。開咬って、どんな歯並びなんでしょうか?
この様に、カチッと上下の歯を咬み合わせても 奥歯しか咬みあっておらず、前歯が開いたままの状態となる咬み合わせを “開咬” といいます。”オープンバイト” とも呼ばれる不正咬合です。
不正咬合の中でも、多くの問題を引き起こすのが この開咬で、それに伴う症状に患者様も 私たち歯医者も悩まされます。
何が問題かというと、”奥歯しかあたっていないので、奥歯に過剰な負担がかかる” のです。
それにより、
・奥歯に痛み・しみる症状がある。
・過度な力がかかっている歯の 歯周病リスクが高い。歯槽骨が吸収しやすい。
・顎関節症を起こしやすい。
・被せ物が外れやすい。歯が欠けやすい。
・前歯に隙間があるため、発音・嚥下障害がある。
などの症状があり、なかなか それが治りにくく、繰り返し起こりやすい、という特徴があります。
故に、開咬の患者様は、
「歯医者さんで診てもらったけど、痛みがあまり変わらない…」とか、
「しょっちゅう、詰め物が取れてしまう…」という、
悩みを抱えている方が多いのです。
治療法としては、やはり矯正治療です。歯列全体が適切な状態で咬合するように、歯を動かします。原因が顎の骨格にある場合は、外科的治療が必要となることもあります。
このような噛み合わせ、症状に心当たりのある方は、ぜひお気軽にご相談ください。長年の悩み解決の切っ掛けとなれるかもしれません。
最後にひとつ……。
開咬を認めるのが 幼いお子さんであるなら、親御さんに気を付けてほしいことがあります。
“指しゃぶり” “棒状の物を噛む癖” “哺乳瓶、おしゃぶりの長期使用” “前歯を舌で押す癖” “口呼吸” などの悪習癖がありませんか?
成人と異なり、顎が成長しつつあり 歯並びも未完成の小児期であれば、その癖が止められれば 開咬は自然に治るかもしれません。
「そういえばウチの子、前歯が噛み合っていないかも?」という方は、今のうちにご注意を…。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
秋の味覚 さつまいも
みなさんこんにちは。
たなか歯科クリニック 管理栄養士・受付の鈴木友梨です。
だいぶ肌寒くなりましたね。
食欲の秋が到来ですね~。秋は美味しい食材がたくさんあります。
その中の代表のひとつに、「さつまいも」がありますね!
さつまいもには、どんな栄養があるでしょうか。
さつまいもといえば、食物繊維が豊富というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?
もちろん、食物繊維は豊富です!
食物繊維には。水溶性のものと、不溶性のものがあるのですが、さつまいもには、不溶性食物繊維のセルロースという栄養が多く含まれています。
このセルロースは、腸を刺激し、便通を促進、便秘を解消する効果が期待できます。
さらに、腸をきれいにしてくれるので、大腸がんの予防にも期待されています。
あと、さつまいもを切ると、包丁に白っぽい液体がつきますよね、
その正体は、ヤラピンという栄養成分で、これは唯一さつまいもにしか含まれていないそうです。
どのような活躍をしてくれる成分かというと、腸の蠕動運動を促進し、便をやわらかくする効果があるんです。
さつまいもが便秘に効果的なのは、食物繊維とヤラピンの相乗効果が大きいと言われます。
そんな食物繊維たっぷりなさつまいもを、オーブンでやきいもを作りました。
焼いている間もとてもいい香りでした~。
作り方も簡単で、さつまいもをフォークで数か所穴をあけてオーブンに入れるだけです。
おやつとしても楽しめますね~。
たなか歯科クリニック
管理栄養士・受付 鈴木友梨
歯科今昔4
こんにちは。お久し振りです。歯科医師の三浦です。
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皆さんは歯医者で麻酔をした経験はありますか。とても痛い思いをしたことがある方もいらっしゃるでしょうし、反対に、まったく痛くなかったとおっしゃる方もあるでしょう。
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また麻酔のときは痛くなかったのに、治療が始まると痛くなった方もいるかも知れません。あるいは麻酔を何本追加されても、どうしても痛みが出るといった方もいらっしゃるかも知れません。
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麻酔時の痛みはなぜ出るのでしょう。理由は複数あります。
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まず挙げられるのが、注射針を刺す速度です。刺入(しにゅう)するとき、針の先端は粘膜の中を進みます。極端な言い方をすると注射針は肉体を切り裂きながら体内へと入って行くため痛みが出るのです。ここでは、ゆっくり刺すのがコツです。
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次に麻酔薬を入れる速度です。針をゆっくり入れても、そのあと注入される麻酔薬を勢いよく入れてしまうと、これも痛みの原因になります。ここでも同じく、麻酔薬は肉体の中へと入って行くのですから。ゆっくり入れるのがコツです。
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針の場所も大事です。刺す場所がどこであれ、上の顎や下の顎には必ず骨があります。骨の表面には膜があり、骨膜と呼ばれ、ここは痛みをとても感じやすい場所です。ここでのコツは、針先を決して骨膜に当ててはいけないという点です。
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以上、針を刺す速度、麻酔薬の注入速度、そして注入の場所に気を配ることがコツである、と教わりました。このことを踏まえて無痛の麻酔を目指して行きたいと思っています。
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さて、どこの歯医者でも麻酔薬を使うかと思いますが、それは痛みから逃れるためです。古代においても人は同じことを考え、麻酔薬を何にしようか四苦八苦していました。
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感覚を鈍らせる成分が含まれた植物を見付け、根や茎から薬を作りました。西洋ではマンドラゴラ、ヒヨス、中東ではアヘン、アジアではマリファナや鍼が用いられました。
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今でこそ、これらは麻薬の塊みたいな面々ですが、当時の最先端の麻酔薬でした。マンドラゴラはローマ帝国の皇帝ネロの時代(西暦68年頃)に普及し、帝国が滅びても人々に使われ続けました。
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ローマ帝国が滅ぶと麻酔薬の進歩は止まり、8世紀にイスラムでエーテルが発見されるまで数百年間、代わり映えしませんでした。磁石で無痛治療を行うというインチキ医者が現れた程で、その後なんと18世紀になるまで麻酔薬の進歩はほぼありませんでした。
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そうした中で1772年、笑気が発見されます。今でも治療に使われるこの気体は画期的で、身近な材料で大量に作ることが出来たため、あっという間に広まりました。モルヒネを作った科学者でさえも、自身の歯痛を抑えるのに笑気に頼ったほどでした。当時、笑気は、大量に吸うとアルコールに酔ったのと似た気分になれるため、遊び半分で吸う人さえもいました。
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ヨーロッパで誕生した笑気はアメリカに渡り、かの地で洗練され、とうとう抜歯の際に用いられるのが普通のこととなる時代がやって来ました。笑気で初めて施術された人は抜歯術が終わったあと、こう叫んだと言われています。「抜歯の新時代だ」と。1844年、ここに到り、人類はようやく抜歯の痛みから解放されました。
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長い歴史の上に、こんにちの麻酔が成り立っています。無痛の注射方法を早速実践し、最初から最後までの無痛を心がけています。
たなか歯科クリニック 歯科医師 三浦唯一
Jokanスクール
皆さまこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!
Jokanスクール第8回目研修報告です。
今回の研修はマネキントレーニング、シャープニングチェック、モーショントレーニングと9時~17時まで盛りだくさんのトレーニングの1日でした。
それぞれどんなトレーニングかというと…
マネキントレーニングは患者様のお口の中を想定し模型を使っての練習です。
シャープニングとはこの歯石をとる道具の刃先を研ぐことです。
そして、モーショントレーニングは歯石をとる際の腕の動きの練習です。
一つ一つ、受講生が分かりやすいよう丁寧な説明と細かな指導を受けています。
先生いつもありがとうございます!!
先生からはだいぶ手の形がしっかりしてきたねとお褒めのお言葉もいただけたことがうれしかったです