医院ブログ

知覚過敏について

みなさんこんにちは!千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士の堀部汐里です。

今回は知覚過敏についてお話し致します。
知覚過敏は冷たいものや風があたったとき、歯ブラシの毛が当たった時などにしみたり、痛みを感じることです。
虫歯や神経に炎症が起こっていない歯に起こる症状のことを言います。
ではなぜこのようなことが起こるのでしょうか?
この写真が歯の構造になります。
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白いものがエナメル質、その下にある肌色のところは象牙質と言います。エナメル質には神経の細管が通っていないので冷たいものを食べてもしみることはありません。
しかし、力の強すぎる歯磨きや、噛みしめ、歯ぎしりによってこのエナメル質がなくなってきます。
すると、エナメル質の下にある象牙質という組織が見えてくるのです。
象牙質には象牙細管という神経の細管が通っています。そのため、なんらかの原因で露出してしまった象牙質に水などが当たるとしみたり、痛みになることがあります。
削れてしまったエナメル質は元は戻りません。
しかし、しみる症状に関しては何か対策を打つことができます。
しみる症状でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士 堀部汐里

初診カウンセリングの重要性

みなさま、こんにちは!たなか歯科クリニック歯科助手・TCの西田です。朝晩は肌寒くなってきてすっかり秋の気候ですね。昨日のお休みはぶどう狩りに行き秋を満喫しました。

今日は初診カウンセリングの重要性についてお話ししようと思います。私は今4月から入った新人衛生士に初診カウンセリングについて一緒に練習をしています。TC育成塾に行かせていただいていた経験や資料をもとに伝えていっているのですが、私自身も初心に振り返るきっかけになり、改めて奥が深いなと感じています。
特にこの初診カウンセリングは医院の印象が決まる大きなポイントであり、患者様と一番長くお話しできる時間でもあります。初診カウンセリングは「聞く」が8割、「話す」が2割と言われています。治療が始まるとなかなかゆっくりお話しできる機会も少なくなり、患者様も納得いくまで疑問点を聞けなかった、ドクターに聞きたいことがあったけど時間がなさそうで聞けなかったというようなお声もよく頂戴します。
なので初診カンセリングという時間は患者様としっかりお話し出来る私たちにとって非常に貴重な時間になります。
患者様のどんな些細なことでも治療を進めていく上での貴重な情報になりますので、是非、初診カウンセリングの際は気になることや不安なこと、どんなことでも教えていただければ嬉しいなと思います。
私もより良いカウンセリングを行っていけるように日々改善していこうと思います。
千種区 たなか歯科クリニック

歯科助手・TC 西田結香

毛先の状態は?

みなさん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニックの歯科衛生士の美頭英里佳です。
みなさんが今お使いの歯ブラシの毛先はどのような状態でしょうか?もし、毛先が開いてきていましたら、歯ブラシの交換をおすすめいたします。
歯ブラシは、長く使うほど毛先が開いてきますが、そのままの状態で使用し続けていると、しっかり汚れが落とせなかったり、歯ぐきを傷つけてしまったりしてしまいます。
新品の歯ブラシと毛先が開いた歯ブラシとで汚れの除去率を比べてみると、かなりの差が出てきます。新品の歯ブラシの除去率を100%とすると、毛先が開いた歯ブラシは約60%まで下がってしまいます。
毛先が開いた歯ブラシでどれだけ丁寧に磨いても、新品の歯ブラシには敵わないのです。同じ磨くなら、しっかり汚れが落とせる歯ブラシで磨きたいですね!
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みなさんも、今使っている歯ブラシの毛先がどうなっているか、チェックしてみてくださいね(^^)
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 美頭英里佳

ブリッジのお話

皆さま、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・TCの石原麗華です。
もうすっかり秋らしい気候になってきましたね!快適に過ごしやすい秋や春は大好きです☆
さて今日は、歯を失った時のお話をしたいと思います。永久歯を失った時、どんな方でも「この歯を失ったらどうなってしまうんだろう」「抜けた部分はこのまま噛めないのだろうか」と不安になるのではないでしょうか。もちろんその時のお口の状態やどの歯を失ったのかにもよりますが、歯を失った時、大きく分けて3つほどその後の選択肢があるといわれています。まず1つ目はブリッジといわれる歯の被せ物。2つ目は入れ歯。3つ目はインプラントという選択肢です。今日は1つ目にあげたブリッジについてお話しようと思います。
私は歯科業界に入るまではこのブリッジとは何か知りませんでした。皆さんはどんなものかご存知ですか?簡単にいうと、失った部分に歯の模型のようなものを入れる為に、前後のご自身の歯にも被せ物をして繋げたものです。入れ歯の様に取り外し型ではなく、外れないように固定してしまいますので、一度つけるとそのまま固定されます。入れ歯よりも違和感が少なくなりますし、見た目も回復することができますが、失った部分の両隣の歯も削って被せ物をしますので、ご自身の健全な歯も削ってしまうこと、そしてその両隣の歯が支えになりますのでさらに負担がかかることがマイナス面であげられます。また、ブリッジは固定される分、汚れが溜まりやすいので、しっかりご自身でのお手入れも必要です。
どの治療法を選んでも、それぞれメリット・デメリットがあります。事前に自分にはどのタイプ、治療方法が合っているのかをしっかりお話を聞いていただき、皆さまが納得して治療に入っていければと思います。
※以下の写真のように両隣の歯を削って、ブリッジをかぶせます。
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千種区たなか歯科クリニック

歯科助手・TC 石原麗華

風邪の歯痛

皆さん、こんにちは!
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・管理栄養士の加藤実沙子です。
さていきなりですが、先日季節の変わり目のせいか、風邪をこじらせてしまい咳・鼻水共につらい日々を10日間送っていました。今までの風邪と違い、歯が痛くなることがありました。皆さんも同じような症状はありませんか?
私の場合は、歩くたびに歯がビーンと響くような違和感があり、鼻をかみすぎて耳の奥が痛くなったり、黄色の鼻水が出て鼻の横まで痛くなってしまいました。
この症状には、様々な理由があります。
上の歯の根っこは、鼻の周りにある副鼻空と呼ばれる空洞に近いと言われており、たまに根っこが中に突き出ていたりします。風邪をひくとウイルスや細菌の感染によって鼻腔に炎症が起こります。そして、鼻空と副鼻空は繋がっているので、副鼻腔にも炎症が起こります。この時、鼻水の他に、歯が浮いている感覚が出る場合もあります。大抵の場合痛みは、急性であれば病院の薬物療法で一週間以内には治ると言われています。
しかしこの症状が長引いた場合、一番怖いのは膿がたまってしまうことです!
副鼻空の炎症が続くと、膿を排出する粘膜の機能が弱まり、粘膜が腫れ上がり、副鼻空に膿が溜まってしまいます。いわゆる蓄膿症の状態です。こうなると、耳鼻科に行って処置をしてもらわなくてはなりません。
副鼻腔炎の特徴として
・  鼻水:粘液性のあるどろっとした鼻水で、膿が混じっていると黄色っぽい色になります
・  後鼻漏:鼻水が前からではなく喉の方に流れていく症状です
・  痛み:ほっぺたや、目と目の間の痛み、歯が浮く違和感など
・  味覚、嗅覚異常
などが挙げられます。
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風邪をひいて鼻水がひどい時の歯痛が起こったときは、副鼻腔炎を疑ってみてください。風邪を引いたら、すぐに病院へ行き、適切な処置をしてもらうことは重要ですが、その前に風邪をひかないよう栄養を考えてバランスよく食事をすることが重要ですね(^ ^)
私も今一度、自分の食生活について見直したいと思います(^ ^)

歯科助手・管理栄養士 加藤実沙子

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