いつから生える?
みなさん、こんにちは。千種区たなか歯科クリニックの歯科衛生士の美頭英里佳です。
先日患者様から、最近お孫さんが生まれて、今はお手伝いに行っているというお話を伺いました。
ご本人様は大変〜とのことでしたが、とても嬉しそうでわたしもほっこりしました(^-^)
さて、そんなお話の中で、赤ちゃんっていつ頃から歯が生えてくるの?というご質問を受けました。
今回はそのことについて書きたいと思います。
赤ちゃんの歯が生え始めるのは生まれてから6〜8ヶ月くらいですが、歯のもとになる歯胚(しはい)ができるのは、赤ちゃんがまだお母さんのお腹の中にいる時です。ちょうど妊娠7〜10週くらいです。妊娠4〜5ヶ月くらいになると、この歯胚にカルシウムやリンが結合して少しずつ硬い組織になり、歯の形を作っていきます。
赤ちゃんの歯ができ始めるのがまだお母さんのお腹の中にいる時というのは驚きですよね!
ちなみに、歯を作るために必要な栄養は、先ほど出てきたカルシウムやリンだけではなく、
歯胚を作るのに役立つタンパク質やカルシウムの代謝を助けるビタミンD、ビタミンE、
歯の基礎を作るビタミンA、ビタミンCなどが挙げられます。
赤ちゃんの歯のためにも、妊娠中にはバランスのとれた食事をおすすめします。
千種区たなか歯科クリニック
歯科衛生士 美頭英里佳
自分のお口の中に自信はありますか?
こんにちは!たなか歯科クリニック歯科助手・TCの西田です。11月に入り昼夜問わず寒い日が多くなってきましたね。インフルエンザも流行ってくる季節ですので、手洗いうがいでしっかり予防していきたいですね。
さて、いきなりですが、皆さんはご自分のお口の中に自信はありますでしょうか?
私は正直ないです。歯医者で働いているのに?と思われるかも知れませんが、私自身小さい頃から虫歯で痛い思いをしながら何度も歯医者さんいよく通っていて、銀歯も入っていますし、神経の治療も経験し、正直自分の口腔内にコンプレックスを持っています。
実際に患者様からも似たような声を伺ったことがあります。当院では初めてご来院いただいた後、2回目の来院の際に、初診時に行った検査結果の説明の今後の治療方針についてお話しする「セカンドカウンセリング」というお時間を必ずおとりしています。目的としてはご自身のお口の中について知っていただく、興味を持っていただくということなのですが、説明の際はわかりやすいように初診時にお撮りしたお口のなかの写真をパソコンに出してみていただきながら説明していきます。
カウンセリングを一通り終え、ある30代の患者様と治療前にお話ししていたところ、「口の中をこういう風にパソコンの画面で出されて見られると、とても恥ずかしいね。裸を見られるより恥ずかしいかも知れないね^_^;」というような声を伺ったことがあります。
確かにそうだなと自分に置き換えて考えると納得したのですが、私自身、カウンセリングを毎日行っているので、お口の中の写真も日常的に見ており、正直そういった患者様の視線で写真を見たことがなく、改めて患者様のお気持ちを考えるきっかけになった一言でした。
患者様の気持ちを考えながらカウンセリングするということを楽しみながら、また、自分自身がたくさん治療をしてきたからこそ、治療への不安や歯医者のマイナスなイメージを出来るだけ解消していけるようなTCに成長していきたいなと感じました。
千種区たなか歯科クリニック
歯科助手・TC 西田結香
お子様のぽかん口
皆さん、こんにちは
千種区たなか歯科クリニック歯科助手・管理栄養士の加藤実沙子です。
寒くなってきました。と同時に寒暖差アレルギーというのが流行っているみたいです。風邪に似た症状で咳やくしゃみがでるそうです。気をつけたいですね(⌒-⌒; )
さて今日は子供のぽかん口について!
私も経験がありますが、お子様がテレビを見ている時や、集中している時、口がぽかんと開いている時ありませんか?じつはこのぽかん口、歯にも体にも良くないのです。
お話が上手になる2〜3歳頃から増え、12歳くらいまでも口ぽかん率が増えています。歯が生えてきて物を食べたり、おしゃべりが上手になると口を開ける機会が増えるからだと言われています。
原因としては
1、 鼻が詰まっている
2、 唇などの筋力の低下(筋肉の疲労)
主にこの2つがあげられます。
鼻が詰まっていては口呼吸をせざるを得ない場合が1のケースですが、永久歯への生え変わりとも関わりが深いと言われています。
6歳頃から大きな永久歯が生え始め、その分乳歯の時よりも顎の高さがぐっと加わり、前歯の方に傾いていきます。そのため口を閉じるために今までよりも力を使うようになるので、その筋力が追いつかなくなると、口がぽかんと開いていくと言われています。
ぽかん口のからだへの影響としては、
・ アレルギー性鼻炎になりやすい
・ 風邪をひきやすい
・ 独特の顔になる
・ 集中力がつづきにくい
・ 将来睡眠時無呼吸症候群になる可能性
・ 歯並びが悪くなる、虫歯になりやすくなる
などがあげられます。
あまり良いことはないので、もしお子様のぽかん口が気になるようであれば、筋力UPトレーニングで対策もできるので一度ご相談ください。(^ ^)
歯科助手・管理栄養士 加藤実沙子
変色がある歯
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
こんな色をした歯を時々見かけます。
歯が本来の色より オレンジやグレーに変色していて、それが しま模様になっていることもあります。
なぜ、歯がこんな色をしているのでしょうか?
それは、”歯を作る時期に服用していた お薬の影響” によることが多いようです。
具体的には「テトラサイクリン系抗生物質」と呼ばれるお薬です。
呼吸器疾患や皮膚疾患によく効き、風邪薬シロップとしても昭和40年代を中心によく使用されていました(だから、この時期に生まれた方に 変色歯が最も多く認められます)。
このお薬は、歯のカルシウムと結合しやすい性質を持っています。歯を作る時期である 0~12歳の頃に、テトラサイクリン系抗生物質の成分が 歯に取り込まれると、それの蛍光粒子が紫外線と反応して 歯の変色を引き起こすのです。
薬を服用した時期・量によって 歯の色調や変化が現れる位置が異なり、紫外線の影響を受けやすい歯面かどうかによっても 様子が変わります(唇に光をさえぎられるかなど)。この状況の違いにより、しま模様が現れます。
テトラサイクリン歯であっても、歯の健康自体には問題はありません。でも、このような歯の色を白くしたい!とお考えの方は ご相談ください。様々な方法がありますので、ご説明させていただきます。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠
歯のクリーニングで虫歯予防!
皆さまこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の佐々木彩花です!
皆様は歯の専門的なクリーニングを受けたことがありますか?
虫歯や歯周病予防にはバイオフィルムの除去が必要です。バイオフィルムを除去するためには専門的なクリーニングが必要になります。その中でもPMTCというものが効果的なプロケアの一つです。
PMTCの効果は簡単に4つあります!!
①虫歯予防
②歯肉炎の改善
③歯の強化
④自然な美しさの改善
お口の中がより健康的になるのをサポートできるのがPMTCです。
クリーニング後は歯がつるつるになるので、さっぱり気持ち良いですよ(^^♪
さて、ちょっと聞きなれない言葉ですが、「バイオフィルム」はわかりやすくイメージするとキッチンやお風呂場の浴槽などに付着する”ヌルヌル‟です。
ヌルヌルは細菌同士が簡単に洗い流されないように、粘性のフィルム状の膜をつくって繁殖しやすい環境に成長したものです。
お口の中でも磨き残した歯垢は時間がたって成熟するとバイオフィルムが形成されます。
歯磨きがしっかりできているところはバイオフィルムができる前に取れてしまいますが、
毎日しっかり磨いていても歯ブラシが届きにくいところのケアはお手伝いしますね。
当院でのPMTCは1時間かけてしっかりクリーニングします。
詳しい内容や料金についてはスタッフまでお声をかけてください!!
千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士 佐々木彩花