インプラント治療
こんにちは。
千種区 たなか歯科クリニック 歯科医師 三井誠です。
今回はインプラント治療についてです。
インプラントという言葉は近年では一度は耳にする言葉ではないでしょうか。
歯を失ってしまった時にその機能を回復する治療法の一つです。
長い歴史の中で歯科医療技術は様々な進化をしてきました。
その中でインプラントは革命的な技術として現れました。
きっかけは歯科とは関係のない動物実験中でした。
チタンが骨と一体化するということがたまたま発見され、歯科に応用できないかと考えられたのです。
そしてさらに基本的なベースはそのままに形態、表面性状などが研究され、より早くより強く骨にくっつくための進化が続いています。
ところで、歯を失ってしまった時に行われる治療は3つあります。
入れ歯
ブリッジ
インプラント
この3つです。
それぞれに長所短所があります。
インプラントは条件によってはこの中で一番お口の中への侵襲が少ない治療といえるのかもしれません。
というのも手術こそ必要ですが、周りの歯を削らず機能をそのまま回復することができます。
お口の中には再生する組織とできない組織があります。
再生できない組織の代表が歯、神経です。
ブリッジは装着するのに失った歯の両隣の歯を削る必要があります。
そしてその精度は術者に大きく左右されます。
また入れ歯は一見侵襲がないように見えますが、バネがかけられる歯に負担がかかる事。入れ歯は20パーセント程度しか機能回復できないと言われています。つまり反対側の歯に負担がかかるということです。
またバネがかかる歯にはプラークがたまりやすく虫歯、歯周病のリスクが跳ね上がります。
つまり、再生できない組織への負担が大きいのです。
インプラントは手術が怖いイメージがあったり、事故も起こっているのが事実です。
ですが、現在はCTを撮影することにより3次元的に正確に骨の状態、神経の位置を把握することができます。その上で解析、シュミレーションをしっかり行い、適応症を見極めれば安全に行う事ができます。
もちろん大きな手術になり負担の大きな症例もあります。
ですが、条件がしっかり整った場合とても低リスクなミニマムな治療にもなりえるのです。
例えば両隣に歯が存在する状態(中間歯欠損)や初めて一本歯を失ってしまった時が主な適応症になることが多いです。
また、インプラントは入れ歯とコラボレーションすることもできます。
それぞれの長所を最大限生かして低侵襲で長期予後を見込める提案をさせていただけたら幸いです。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 三井 誠
事前検査
皆さん、こんにちは。

歯科ドック
こんにちは!たなか歯科クリニック歯科助手・TCの西田です。まだまだ寒い日が続いていますね。そろそろ花粉も飛び始めているようで、私も喉や鼻など既に症状が出ています。花粉症の症状が酷い方は治療も普段より辛いかと思いますので、お気軽にスタッフに教えて下さいね。休憩を挟みながら治療を進めていけるよう私たちも配慮していきたいと思います。
さて今日は歯科ドックについてお話しようと思います。
1.位相差顕微鏡検査
お口の中の歯周病菌や虫歯菌の種類や量の確認
2.歯周病精密検査
歯周ポケットの深さと出血の有無の測定
3.PCR測定
バイオフィルム(最近の塊)の付着量の測定
4.ガスクロマトグラフィー
口臭がどのような原因から発生しているのかを突き止める口臭検査
5.シュガーロック
1日で取った食事量から虫歯のリスクを把握
6.顎関節の検査
開口量、顎関節の位置や形態の診査
7.口腔内写真
お口の中を部位ごとに分けて撮るお口の中の写真
8.レントゲン撮影
歯をブロックごとに分けて撮影
9.顔貌写真撮影
歯の見えるバランスや骨格の歪み、筋肉のつき方をみていきます
10.サリバテスト
虫歯の根本的な原因の探究
11.CT撮影
三次元的に診断し骨量や骨幅を確認
12.咬合審査
上下の歯型をとり噛み合わせのバランスを審査します
このように検査項目がたくさんあり、
この歯科ドックにより、
また一人一人のリスクを調べた上で、
当院には最新の歯周病治療や虫歯治療を施錠する専任のスタッフが
千種区 たなか歯科クリニック
歯科助手・TC 西田結香
歯牙移植について
皆さんこんにちは
歯科助手、管理栄養士の加藤実沙子です。
さて今はオリンピックが盛り上がっていますね!!スタッフの間でもフィギュアスケートの話題などで盛り上がっていました(^^)アスリートの方々は本当にすごいですね。毎日繰り返し練習を重ね、結果をだす。感動です。歯磨きも一緒で、毎日の繰り返しすることで、虫歯のない健康な歯を継続することが出来るのですね(^^
さて今日は歯の移植(歯牙移植)について。
虫歯や、破折などで歯を失ってしまった場合、ブリッジや入れ歯インプラントの3つが選択されることが多いですが、歯牙移植とは特に親知らずなどの不要な自分の歯を再利用して、必要な部分に移植する方法です。工程としては
① 移植する歯を抜歯する
② 移植先の歯茎に埋める
③ 歯が自然に定着するのを約3か月待つ
メリット
☆安全性が高い
自分の歯を移植することになるので、人工物によるアレルギーの心配がなく拒否反応が起こりにくい
☆歯根膜を残したまま移植可能
歯根膜とは歯を支える歯槽骨と歯の間にあってクッションの役割をしています。この歯根膜のおかげで咬合の力を軽減させたり、食べ物の歯ごたえを感じたり、口内に入ってきた異物を感じ取ったりすることができます。
☆保険適用
デメリット
☆治療の条件がある
歯牙移植ができる条件があるうえに、手術自体も難しいので、扱っている歯科医院は少なくなります。
☆抜髄しなくてはいけない
ほとんどの場合、移植後に歯の神経の処置が必要となります。神経を抜くと、免疫力がさがり、虫歯になったり、破折のリスクも他の歯に比べて高くなってしまいます。
自分の歯も使えて、手術自体も一日で終わるので、とてもいい方法かと思いますが、実はこの歯牙移植をするにはいくつかの条件があります。
条件①移植する歯が生えていること
抜いても支障のない親知らずが使われることが多いですが、矯正治療時に抜歯する4番5番が使用されることがあります。しかし、やはり歯の形がそれぞれ違うので、親知らずは奥歯への移植に使われることが多いです。(矮小歯など歯の形にもよりますが)
特別な形で保存していない限り、過去に抜いた歯は使用できません。歯根を覆う歯根膜が生きている状態でないと、歯がうまく定着しないからです。
条件②骨の量が十分にあること
移植先の歯槽骨が歯周病で吸収されていたりすると、なかなか定着しないので、歯茎が健康であることが条件です。移植の際に歯茎に大きな穴をあけることになるため、骨もそれだけ必要になります。
歯を失うことは本当につらいことだと思います。しかし、ブリッジインプラント入れ歯のほかにももしかしたら歯牙移植という方法があるかもしれません。お気軽にご相談ください(^^♪
たなか歯科クリニック
歯科助手、管理栄養士の加藤実沙子
CTでみる根尖病巣診断
こんにちは! 千種区たなか歯科クリニック 歯科医師の満田誠です。
う~~、さむいさむい! 最近 寒い日が続きますね。
私の周りでも 体調を崩している方が多いようですが、皆様は大丈夫ですか?
暖か~くして、うがい・手洗いをしっかり行い、風邪を予防していきましょうね。大切な お体、御自愛ください♪
ところで、歯科での病状診断において、難しいものの ひとつに 『歯の神経の疾患』 があります。 何故なら、”神経は 歯の内部にあるので、見た目でだけは病状が判断しにくい” からです。
例えば、”歯に穴があいていて痛い” などであれば、原因は「虫歯があるのかな?」と察しがつきます。 でも、「虫歯も無いように見えるけど、この辺りの歯が何となく痛い気がする。触ると、他の歯と違う感じもあるし…。」というケースもありますよね。
この場合は 『何が原因でこの症状を生じているのか?』 という事をまず調べて、それに応じた治療を進めていかなければなりません。
具体的な診断としては、
・歯周病の検査 ……歯茎に炎症はないか? 歯槽骨は吸収していないか?
・レントゲン検査 ……見た目で分からない虫歯・亀裂・根尖病巣はないか?
・打診痛 ……コンコン触ってみて、過度な敏感さが無いか?
・冷温熱痛 ……温度に対して過敏ではないか?
・電気歯髄診 ……神経が死んではいないか?
などを行い、その検査結果・反応から 痛みの原因を探っていきます。
ただ、それでも判断が難しいことが度々あるのです。
「色々調べてみたけど…。診査上は どうも歯の神経が炎症を起こしているか、死んでしまっている気がする…。 でも、歯の外見や レントゲン写真では 健全歯に思える…。 う~ん、削ってみたり、被せ物を外してみれば もっと良く分かるのだけれど、本当に健全歯だったら それをしてしまうのは勿体ないな……」、という状況。
そう、最初にお話しした 『歯の神経の疾患』 の疑いです。
この問題を 解決してくれる検査に “CT撮影による三次元的画像診断” があります。
ひとつの例をあげてみましょう。
この患者様は、右上の奥歯に何となく違和感がありますが、外見上は歯に問題があるようにはみえません。
レントゲン写真は、これです。
画像上は 特に異常はありません。
そこで、CTを撮って 更に詳しく調べてみました。
お分かりになりますか? 三次元画像では、同歯の根尖に 骨の吸収像がハッキリと認められます。
CT三次元画像は、任意の部位を輪切りにして色々な視点から分析できるので、先程のレントゲン画像と同様の状況を 比べてみましょう。
根の周囲に、膿が溜まっているのが分かりますね。 レントゲン写真は 二次元画像であり、歯や骨など様々な組織が重なり合って写った影絵であるため、 その画像診査だけでは判断できなかったことが、一目瞭然でわかります。
この様にCTは、実際に歯を削ったり、被せ物を除去しなくても、色々な情報をもたらしてくれます。
CT撮影は 保険外の自費診療となりますが、原因がはっきりしない症状や なかなか治りが悪い病状診断には 有効な検査方法となりますので、ご希望の方はDrやスタッフに ご相談ください。
千種区 たなか歯科クリニック
歯科医師 満田 誠