歯周病予防について

歯周病予防について

こんにちは、名古屋市千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の関谷です。
暖かい日も増え、だんだん春が近づいてきましたね!

みなさんは普段歯磨きをされる時に、歯間ブラシやフロスを使用していますか?
今日は歯周病予防についてお話します。
歯周病は歯茎に炎症が起きた状態で、出血や歯茎の腫れを引き起こす慢性的な病気です。歯周病が進行すると歯を支える骨が溶けて歯が抜けてしまう可能性があります。不十分な歯磨きなどでプラークと呼ばれる細菌の塊が歯と歯の間にたまると、細菌が増えて炎症を引き起こしてしまいます。歯周病は、痛みがないことがほとんどなので気づかないうちに炎症が進行してしまい、歯を支える骨が溶けて自分の歯を失う可能性があります。

歯周病を予防するためには、歯と歯の間のケアが大切になってきます。歯ブラシだけでは細かい部分は磨きづらく十分に歯間のケアをすることができません。
歯ブラシだけの歯磨きの場合プラークの除去率は60%といわれています。
歯ブラシとフロスを併用するとプラークの除去率は80%になります。さらに歯ブラシと歯間ブラシを併用することで90%プラークを除去することができます。
頑張って丁寧に磨いても歯ブラシだけでは歯間に歯ブラシの毛先が届きにくく、40%以上も磨き残しができてしまいます。また、磨き残しをそのまま放置してしまうと虫歯や歯周病の原因にもなってしまいます。

歯間清掃用具について、、、
〇デンタルフロス
デンタルフロスには、ホルダーにフロスがついているホルダータイプと手巻きのタイプがあり、ホルダータイプはデンタルフロスを初めて使う方におすすめです。
デンタルフロスは、前後に動かしながらゆっくりと歯と歯の間に挿入します。この時勢いよく入れてしまうと歯茎を傷つけてしまうので注意してくださいね。歯と歯の間に挿入したら、歯の側面に沿わせて動かしプラークを取り除いてください。

〇歯間ブラシ
歯間ブラシは歯と歯の間に入れた時に少し抵抗感があるぐらいのサイズを選んでみてください!歯と歯の間に入れるときは、斜め下から優しく挿入し前後に数回動かして使用してください。
歯間ブラシは歯と歯の間や歯と歯茎の間の歯周病ポケット周辺を効果的に清掃し、プラークや細菌の蓄積を防ぐことで歯周病のリスクを減らすことができます。

自分にあった歯間清掃器具を使用することで、虫歯や歯周病の原因となるプラークを約9割も取り除くことができるので是非フロスや歯間ブラシを使用して下さいね!


千種区たなか歯科クリニック 歯科衛生士関谷

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