感染の窓

感染の窓

皆さんこんにちは千種区覚王山 たなか歯科クリニック 歯科衛生士の高山です。
当院では、歯の定期検診や予防歯科治療など、お口のお悩み解消をサポートいたします。これからの季節、イベントや旅行など楽しい予定が盛りだくさんですよね。自信を持って笑顔を振りまいて、大切な瞬間を思いっきり楽しんでいただけるよう、スタッフ一同全力でお手伝いいたします。

また、このブログではさまざまなお口のトピックスについてもご紹介してまいります。日々の生活で役立つ情報や注意点など、ぜひ参考にしていただければと思います。

この時期たなか歯科クリニックには学校からの歯科健診の結果をもらった子供達がやって来ます。
むし歯がある・歯肉炎がある・歯並びが悪い などさまざまです。
特に多いのがやはり「むし歯」です。
皆さんは子供のむし歯における「感染の窓」って聞いたことがありますか?
まず、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌は存在しません。しかし成長し乳歯が生え始める頃にはお口の中にむし歯菌が存在する可能性があります。いったいどこからむし歯菌が現れたのでしょう?
将来的お子さんが虫歯に悩まされないためには、まずむし歯菌に感染させない事が重要です。
そこで今回のブログでは「感染の窓」についてお話ししたいと思います。

特に1歳半〜2歳半の期間がむし歯に感染しやすく、乳歯が前歯は勿論奥歯まで生え揃いむし歯菌がそれを足場にして定着しやすく感染リスクが高まる時期です。この時期を「感染の窓」と言われています。
この時期までにむし歯菌に感染が無ければ、お口の中では様々な細菌達が増殖し定着していくので、その後にむし歯菌がお口の中に住もうとしても定着しづらくなります。
しかし、多くの人がこの時期にむし歯菌に感染している家族からまだ菌を持ってない子供へ唾液を介して感染されると言われています。
口と口のキスは勿論、食物の口移しやスプーン・コップなどの共有、熱い食べ物を冷ます時に「ふぅふぅ」と息を吹きかけた食べ物に唾液が付いて感染する事もあります。
過剰に神経質になる必要はありませんが、気をつけたいのであれば、お父さんお母さん自身がお口のケアをし、感染リスクを減らしてあげましょう。
歯医者さんへ行ってむし歯の治療をしメンテナンスを受けてご家族でむし歯予防を行いましょう。
そう言えば患者さんのお子さんが、気がついたらお父さんの歯ブラシをくわえていた事があったそうです。
お子さんの手の届くところに置かないように注意したいですね。

しかし、子供の頃にむし歯ならなければ、一生むし歯にならないとは限りません。
むし歯予防には正しい口腔ケア、基礎正しい食生活、高濃度のフッ素塗布そして歯科医院での定期健診メンテナンスが大切です。
むし歯で穴が開いてしまうと治療しが必要になります。残念ながら治すと言っても元通りになるわけではありません。健康な綺麗な歯でいたいですね。

千種区覚王山通 たなか歯科クリニック 歯科衛生士高山

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