年齢に応じたブラッシング
皆様こんにちは。たなか歯科クリニック歯科医師の三輪万里子です。
もうすぐ4月ですね。入社式や入学式など新しい場所での生活をスタートさせる方が多くいる季節ですね。
たなか歯科クリニックにも4月から新しいスタッフが入社するので楽しみです!
さて今日はお子様への歯ブラシの仕方についてのお話をしたいと思います。
歯ブラシは3歳をすぎるとお子様自身でおこなえるようになりますが、奥歯まで届いていなかったり、同じところに当てているだけだったりと十分には磨けていないんです。。
そこでお父様、お母様に行っていただく仕上げ磨きが大切になってきます。
まず歯ブラシの選択についてです。
ちいさなお子様は歯ブラシを噛んで毛先を開かせてしまうことが多いため、仕上げ磨き用の歯ブラシは別で用意するのがよいでしょう。
大きさは小さめで、柄が長いものが使いやすいです。
仕上げ磨きの仕方はお子様の年齢、口腔内状態によって変えていく必要があります。
(0~1歳)
保護者の方がガーゼを指に巻き、ぬるま湯に浸して乳前歯をふきます。
ガーゼでなく綿棒でも大丈夫です。また徐々に歯ブラシの使用にも慣れされるようにするとよいでしょう。
(1~3歳)
保護者の方が正座をし。お子様の頭を膝の上に置き、歯ブラシで磨くようにします。
この体制だとお子様の上の歯も下の歯もよく見ることができます。
(3~5歳)
お子様自身で歯磨きをさせる習慣を身に着けさせます。
夜寝る前の歯ブラシが効果的で仕上げ磨きもこの時に行うとよいでしょう。
(5~8歳)
萌出中の永久歯、特に第一大臼歯(6歳臼歯)の磨き方を重視するようにします。
完全に生えきっていない第一大臼歯は、歯ブラシを口角が広がるように斜め45度の角度でいれ、ヘッド先端の毛先でかき出すように磨くとよいです。
(8~15歳)
お子様自身に任せることが多いですが、まだ管理は必要です。
歯だけでなく歯肉に対するブラッシングも行うとよいでしょう。
また歯磨き粉についてですが、フッ素が入っているものは虫歯予防効果が高いので、歯ブラシをするときに併用するのがよいでしょう。
ただし付けすぎると、泡立ちだけよくなり磨けた気になってしまうので、付けすぎには注意です。
このようにお子様の年齢によって、仕上げ磨きの仕方を変えていき、虫歯のないお口にしてあげましょう♪
たなか歯科クリニック 歯科医師 三輪万里子
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