子供と大人の虫歯治療
皆さんこんにちは!千種区にあります、たなか歯科クリニック歯科医師の木方です。
今年は寒いですね。雪も多く降りますし、体調を崩さないように暖かくして過ごしてくださいね。
さて今日は、虫歯が見つかってしまった時の対応方法について、書いていこうと思います。まずは、乳歯の場合について書いていきます。小さい虫歯やもうすぐ抜けそうな乳歯の場合様子を見る事があります。年齢的にまだ治療が難しい場合は、虫歯のところに高濃度のフッ素を塗り、虫歯の進行を抑制し経過を見ます。治療が行える場合は虫歯を取り除き、レジンを詰めます。しかし、乳歯の場合神経までの距離が近いのと永久歯に比べて、虫歯の進行が早いため、神経までやられてしまっている場合が少なくありません。その場合は、神経の治療を行い、削ったところをレジンで封鎖したり、乳歯用の金属冠を装着したりします。さらに虫歯が進行してしまっている場合は、乳歯を抜歯することになります。抜歯後は永久歯の位置により対応が変わります。もう少しで生えてきそうな場合は様子をみますがそうでない場合は、そのままだと歯が動いてきてしまい、永久歯の生えるスペースがなくなってしまう場合は、バンドループや小児用義歯などスペースを保つための装置を使います。
次に永久歯の虫歯治療について書いていきます。虫歯になりかけの状態や小さすぎて削る量の方が多い場合は様子を見ます。神経まで虫歯がいっていない場合は削った後、レジンや被せ物で治します。レジンの場合、強度が高くはない為、虫歯の範囲が広くレジンではかけてしまう場合や歯と歯との間をレジンでしっかりと作れない場合はインレーやクラウンになります。インレーやクラウンは型取りが必要になってくるため治療回数が何回かかかります。虫歯が神経に近く、内部の神経がまだ、生きている場合は、神経を保護する材料を置いてから、上記のような治療を行います。中の神経が失活と言って、力を失ってしまっている状態や炎症を起こしてしまっている場合は、神経の治療が必要になってきます。根っこの中を綺麗にして、中に薬を入れた後は、歯に土台を立てて被せ物を作る必要があります。
さらに虫歯が進行しており、歯の保存が困難な場合は、抜歯となります。抜歯後はブリッジや入れ歯、インプラントなどの選択肢から最善の方法を選択して、治療を進めていきます。
今回は虫歯治療について書かせていただきました。虫歯の治療は歯医者での治療の中で頻度がかなり高いものになるので経験されている方も多いと思います。
何か疑問等あればお気軽にご相談ください。
名古屋市千種区覚王山通 医療法人TDCたなか歯科クリニック 歯科医師 木方 奨
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