子どもの虫歯予防方法
皆さんこんにちは!千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士の川元です。12月になりとても寒いですね。インフルエンザやコロナが流行っていますがみなさん体調に気をつけて良い年末を過ごしてくださいね!
さて、今回は子供の虫歯予防についてお話します。年末年始は家族団欒で美味しいお雑煮や年越しそば、おせちやお餅などたくさん楽しみたいですよね。しかし、長くお食事をしているとお口の中は酸性に傾き虫歯になってしまう可能性があります。大人の方も心配ですが子供の虫歯は大人に比べると進行スピードが早いと言われています。しっかり予防してこの年末年始で虫歯にならないようにしましょう!
小児虫歯予防
1.フッ素を摂取する
皆さんもご存知の通りフッ素は虫歯予防に1番効果的です。6歳以上だと歯磨き粉に含まれているフッ素濃度1450ppgaが歯ブラシ全体(2cm程度)が使えます。3~5歳だと900~1000ppmがグリンピースほど(5mm程度)が、歯が生えてから2歳までは900~1000ppmが歯ブラシに米粒程度(1~2mm程度)が使えます。
2.シーラントをする
シーラントとは虫歯になりやすい奥歯や前歯の溝をプラスチック樹脂で詰めて虫歯になりにくくする処置です。
生えたての歯は未成熟で弱く唾液中のカルシウムなどを取り込むことでだんだん強くなっていきます。そのため歯が生えてきたらできるだけはやくシーラントをすることがおすすめです。
3.仕上げ磨きをする
毎日ブラッシングをしていても小さな子だけだと完璧に磨くことは難しいです。そのため仕上げ磨きが大切になります。仕上げ磨きの時にはブラッシングだけではなくフロスもしっかり通せると歯間部の虫歯予防にもなります。特に奥歯の歯間は虫歯リスクが高いのに反して子供だけではフロスでのケアが充分に行えない可能性があるため必ず大人の介入が必要になります。
4.虫歯になるリスクのある食習慣になっていないかチェックする
子供におやつをあたえるタイミングや時間、回数など食習慣が虫歯になるリスクもあります。だらだら食べになってしまうとお口の中はずっと酸性に傾いてしまい虫歯になるリスクがあるため間食の時間などを決めることは大切です。
そして何を間食として食べるかも大事になります。虫歯菌は糖を餌として活発になるため甘い食べ物や飲み物は虫歯になるリスクをあげます。逆にグミやガムに入っている場合もあるキシリトールは虫歯の発生や進行を抑制する効果があります。
年末年始はゆっくり休みつつ虫歯にならないように健康に過ごし、またお会いしましょう!
覚王山千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士川元
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